【医食の章/1節⑧】〜［どの様な「食べ物」を、私は食べれば良いのか!?］〈「血糖値」が気になる方へ、…（「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ）〉〜

◉［再構築「Ⅰ」- ⑧］〜【どの様な「食べ物」を、私は食べれば良いのか!?】〈「Ⅰ」「血糖値」が気になる方へ、（「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ）〉〜

◉「血糖値」が気になる方へ、（「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ）〜「改善すると、思われる栄養素」の「まとめ/考察」

◎前ファイル［③〜④/栄養素・成分編］の成分を『効能に基づいて機序別に分類』すると
、…

先ずは、
□【インスリンを正常に分泌する事を促す作用のある成分群】について、　（同じ機序）〜
※［「インスリンを正常化する」事で、「高血糖・糖尿病」を防ぐ成分］
◆【アリシン/ファイトケミカル】、
《「ビタミンB₁」と協力して「インスリン」と云う「血糖値を正常に保つホルモン」の分泌を促す成分》

◆【ビタミンD/ビタミン群＆カルシウム/ミネラル類】、
《「ビタミンD＆カルシウム」を同時に摂取する事で、「糖尿病のリスクが軽減する」》

◆【SOD酵素/酵素類】、　
《「インスリンを正常に分泌する事を促す」事で、「血糖値」の上昇を抑える成分》

□【インスリン分泌の働きを助ける作用のある成分群】について、　（同じ機序）〜　
◆【エラグ酸/ポリフェノール類】、　
《「インスリン」の分泌を阻害するホルモン「レジスチン」の分泌を抑える働きの成分》

◆【クロム/ミネラル類】、　
《「インスリンの働きを助け」、糖質をエネルギーに変え、「血糖値 を下げる」働きのある成分》
◆【バナジウム/ミネラル類】、　
《「インスリン」の効果を増大し、「血糖値を下げる」働きのある成分》

◆【プロポリス/ポリフェノール類】、　
《糖尿病の初期の症状の、「インスリンが効きにくい状態」を防ぐ作用のある成分》

◆【β-クリプトキサンチン/カロテノイド】、　
《「耐糖能（血糖値を正常に保つ働き）」を改善し、「血中インスリンを低下」させる成分》

◆【ルチン/ポリフェノール類】、　
《「膵臓」に働きかけ、「インスリンの分泌を促す」効果のある成分》

◆【ロスマリン酸/ポリフェノール類】、　
《「食後の血糖値の上昇」に関わる酵素「α-グルコシダーゼ」を阻害する作用がある成分》

□【糖分/糖質の吸収を抑制する働きのある成分群】について、　（同じ機序）〜
◆【ペクチン/食物繊維（水脂溶性）】、
《「糖質の代謝を促進」し、「インスリンの働きを助ける」
◆【グルコマンナン/食物繊維】、
◆【酵母/真菌類】、
◆【イヌリン/食物繊維（多糖類）】、
《「糖分/糖質の吸収を抑制する働き」がある成分》
◆【テアフラビン/ポリフェノール類】、
◆【ファセオラミン/白インゲン豆抽出物】、
《「糖分の吸収を勧める「アミラーゼ」の、働きを抑える」働きがある成分》



□【糖質の代謝を操作（促進/緩慢）させる成分群】について、　（同じ機序）〜
◆【アディポネクチン/善玉ホルモン】、
《「糖質の代謝を促進」し、「インスリンの働きを助ける」効果のある成分》

◆【α - リポ酸/脂肪酸】、
《「糖質」をスムーズに代謝する事によって、糖化を抑える「抗糖化力」を持つ成分》

◆【食物繊維/分類（第6の栄養素）】、
◆【ビタミンB²/ビタミン（リボフラビン）】、
《「糖質の吸収速度を緩慢にする」成分》

◆【ビタミンB⁷/ビタミン（ビオチン）】、
《代謝を助ける「補酵素」としても働き、「糖の代謝」を促す成分》

◆【フコキサンチン/カロテノイド類】、
《「糖の代謝を促進させ」、血糖値を減少させる」働きのある成分》

□【糖尿病の予備群（境界型糖尿病）の方を予防する成分】〜、
◆【ALA（アミノレブリン酸）/アミノ酸】、
《「糖尿病予備軍（境界型糖尿病）」の予防効果がある成分》

□【糖尿病腎症を、予防する効果がある成分】〜、　
◆【オキシカイン（メロン抽出物）/SOD様物質】、
《自らが持つ「抗酸化作用」により、糖尿病を予防する効果がある成分》

□【AGEs（最終糖化生成物）の一部の生成を、阻害する効能がある成分】　（同じ機序）、〜
◆【カマメロサイド（カモミール抽出物）/フラボノイド類】〜、　
◆【カルノシン/アミノ酸が2つ結合した、イミダゾールペプチド】、
《糖化により生成される「AGEs（最終糖化生成物）」の、一部の生成を阻害する事で、血糖値を下げる成分》

□【糖質をエネルギーに変換する成分群】　について、　（同じ機序）〜
◆【アディポネクチン/善ホルモン】、
《「摂取した糖質」を、体内の臓器を介して、「エネルギーに変換される」事で、糖を効率良く消費する成分》

◆【中鎖脂肪酸/脂肪酸類】、
《血液中の「アディポネクチン」の濃度を増加させ、糖尿病を予防する成分》

◆【ノビレチン/フラボノイド類】、
《「アディポネクチン」は「インスリン感受性」を高めて「インスリン」の分泌を抑える働きがある…その「アディポネクチン」の分泌を促す働きのある成分》

□【血糖値の上昇を抑制し、糖尿病を予防する成分群】　、〜
◆【アスパラチン/フラボノイド類】、
《血糖値の上昇を抑制し、糖尿病を予防する成分》

◆『シトルリン/遊離アミノ酸』、
《血糖値の上昇を抑制し、糖尿病を予防する成分》
◆【アラビノース/発酵食品の糖分】、
《「小腸内の消化酵素スクラーゼ」の働きを阻害する事で、血糖値の上昇を抑制する成分》
◆【カテキン/ポリフェノール類】、
《「小腸内の消化酵素スクラーゼ」の働きを阻害する事で、血糖値の上昇を抑制する成分》
◆【イソロイシン/必須アミノ酸（BCAA）】、
《「摂取した糖質」が、吸収された後に、「筋肉へ取り込まれるのを促進する」事で、血糖値の上昇を抑制する成分》

□【カロリーがゼロである為に、血糖値に影響を与えない成分】、〜　
◆【エリスリトール/糖アルコール類】、
《「カロリーがゼロ」であり、結果として、血糖値に影響を与えない」成分》

□【体内で、糖（グルコース）を合成する作用を抑える事で、糖尿病を予防する成分】、〜　
◆【クロロゲン酸/ポリフェノール類】、
《「動物が体内で糖（グルコース）を合成する」のを抑える事で、「糖尿病を予防する」成分》

□【血糖値を調節する事で、糖尿病を改善する成分】、〜　　
◆【グリコーゲン/ムコ多糖類】、
《「血液中に放たれ血糖値を調節する」、結果 血液中の糖の減少による動悸 等の症状を抑える成分》

□【末梢インスリン抵抗性の改善効能がある成分】　、〜　　
◆【γ-リノレン酸（必須脂肪酸）/多価不飽和脂肪酸（n-6系）】、
《「α-リポ酸」と一緒に摂ると、「Ⅱ型糖尿病患者での、末梢インスリン抵抗性の改善」を誘う効果がある成分》

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◎「上記の成分」を、「成分別」に分類すると、…
■【アミノ酸 類】、〜
▲［カルノシン（イミダゾールジペプチド）/シトルリン（遊離アミノ酸）/ALA（アミノレブリン酸）/イソロイシン（必須アミノ酸-BCAA）］…
〈4つ〉

■【ポリフェノール 類】〜
▲［エラグ酸/プロポリス/ルチン/ロスマリン酸/テアフラビン/カテキン/クロロゲン酸］…〈7つ〉

■【カロテノイド 類】〜
▲［クロセチン/β-クリプトキサンチン/フコキサンチン/アスパラチン/ノビレチン］…
〈5つ〉　

■【フラボノイド 類】〜
▲［カマメロサイド（カモミール抽出物）/アスパラチン］…
〈2つ〉

■【ファイトケミカル 類】〜
▲［アリシン］…
〈1つ〉

■【ビタミン 類】〜
▲［ビタミンB₁/ビタミンB²/ビタミンB⁷（ビオチン）/ビタミンD］…
〈4つ〉　

■【ミネラル 類】〜
▲［カルシウム/クロム/バナジウム］…
〈3つ〉

■【酵素 類】〜
▲［オキシカイン（メロン抽出物）/SOD酵素］…　
〈2つ〉

■【ホルモン 類】〜
▲［アディポネクチン（善玉ホルモン）］…
〈1つ〉

■【真菌 類】〜
▲［酵母］…
〈1つ〉

■【細胞内成分 類】〜
▲［核酸/コンドロイチン］　…
〈2つ〉

■【食物繊維 類】〜
▲［ペクチン/食物繊維/イヌリン/グルコマンナン］…
〈4つ〉

■【脂肪酸 類】〜
▲［γ-リノレン酸（必須脂肪酸）/中鎖脂肪酸］
〈2つ〉

■【糖質 類】〜
▲［グリコーゲン/エリスリトール/アラビノース］…
〈3つ〉

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以上です…。　次回［食薬＆帰経に基づく、「血管の老化（循環障害）/高血圧」に有効とされる食材】についての「解説」編］、…【医食の章/2節/①】に移ります。