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【Kampo opinion・[Ⅴ]/[5]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅴ章〜5節]

◉[アプリ制作版-Beginning]【Kampo opinion 〜 『いったい、私はどの様な体質なの!?』】〜、いよいよアプリに載せる診断法の解説[「東洋医学の方程式」を駆使して、「自身のsine(サイン)」を知る〜【第Ⅴ章/第5節】]

[第Ⅴ章]〜『瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証体質』/素因7分類

●『瘀血』とは、…
・「血液流れにくくなり、体の中滞ってしまう事起こる状態」です。
・[『血虚』は、「血液や、栄養不足している事起こる状態」です。
※[『血虚(けっきょ)』、〜「顔色が悪く、手足が冷え易い」傾向があります。]
※[『瘀血』のは、「肩こり頭痛手足冷え 等」の症状悩まされ易く、「青白く(アザ)や出血でき易い傾向がある。]
●「血液循環悪いタイプ」に分類される『瘀血証』ですが、… その理由は
[「血液や、血管状態」があまり良くない為]にである。
□『瘀血証』で、起こり易い症状とは、…
肩こり.
頭痛絶えない.
くすむ.
シミソバカス気になる.
傷跡あざ残り易い.
※『瘀血証』の特徴には、『生理月経)』の異常がある。
・[「生理痛」が強い]、…
・[「経血」に塊が混じる(レバー状や細かいもの)]、…
・[「経血」の色が黒っぽい]、…
・[「生理痛」が強い]、…
・[生理直前の基礎体温の低下が緩やかで、出血まで3日以上かかる]。

〜[素因7分類〜『瘀血証』]〜

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■【実際に『瘀血(血滞・血燥・血分・血熱)証体質』が影響受け易い、『五行色体表(方程式〜それぞれ五行要素)』とは!?、…
を「解説⑤」(前編)すると、…

■『五行説』〜 一部抜粋、…
五臓/五腑/五竅五官)/五味]と、
気滞(気鬱・気逆)証体質との関係』とは!?、[質問事項]
※『7通り素因体質』+『五行説』=「身体不調〜(sineサイン)を知る方法」。

[1]五臓』〜
➀『』〜[肝血瘀滞/寒滞肝経/肝経湿熱]
肝虚』⇒『血瘀』に陥る。(『瘀血類』)
※[元々『肝虚証』のは、『外邪 - 寒邪/風邪/暑邪』の影響受け易い。 
例えば、…
・[肝血瘀滞]は、『外邪-風邪』による。
・[寒滞肝経]は、『外邪-寒邪』による。
・[肝経湿熱]は、『外邪-暑邪』による病理示す。 また、…
・[肝血瘀滞]は、「上焦 顔色)&中焦 脇下痛血瘀)」による。
・[寒滞肝経]は、「中焦 手足)&下焦 下腹部痛)」による。
・[肝経湿熱]は、「中焦 手足虚熱)&下焦 下腹部痛血熱)」による]。

②『』〜[心血瘀阻]
心虚』⇒『血瘀』に陥る。(『瘀血類』)
※[元々『心虚』のは、『外邪 - 寒邪/風邪/暑邪』の影響受け易い。 
例えば、…
・[心血瘀阻]は、『外邪-寒邪』による病理示す。 また、…
・[心血瘀阻]は、「中焦 胸痛血瘀)」による。

③『』〜[寒湿困脾/肝脾不和]
※[元々『寒湿困脾』のは、『外邪 - 寒邪/湿邪』&『内因 - /』の影響受け、…結果としてに『水滞』を起こし易い。]

④『』〜[風寒束肺/燥邪犯肺]
※[元々『風寒束肺』のは、『外邪 - 寒邪/風邪』&『内因 - //』の影響受け、…結果としてに『気滞(気逆)証体質』を起こし易い。]  

⑤『』〜[腎陰虚]
※[元々『腎陰虚』のは、『外邪 - 燥邪/暑邪』&『内因 - /』の影響受け、…結果としてに『陰虚(血熱)証体質』を起こし易い。]

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[2]五腑』〜
➀『』〜[『肝』の表である]
・『』の場合の[肝経湿熱]と同じ内容となる…。
②『小腸』〜[『』(臓)の表である]
・『小腸』の場合は、該当無し…。
③『』〜[『脾』の表である]
・『』の場合の[胃気下降不足]と同じ内容となる…。
④『大腸』〜[『』(臓)の表である]
・『大腸』の場合は、該当無し…。
⑤『膀胱』〜[『』(臓)の表である]
・『膀胱』の場合は、該当無し…。

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[3]五官五竅)』〜

●『五官』とは、〜
各臓繋がっている感覚器官。『五竅』とも表現されます。竅:あな)]
五主』と同様に、五臓機能低下亢進した状態現れてくる場所となります。
◆『』[ 眼精疲労かすみ目/視力低下/充血/黄疸/眼科疾患全般]
◆『』[ 舌先の赤み/痛み/味覚異常/舌の疾患全般]
◆『』[ 食欲低下/味覚異常/口臭/舌苔の異常]
◆『』[ 鼻づまり/鼻水/嗅覚異常/鼻血 等]
◆『』[ 難聴老人性)/耳鳴り/目眩い 等]

〜[みなみ野漢方薬局]より 〜

➀『目👁』〜『』の
□➀『肝血瘀滞』⇒[目👁ショボショボする/疲れ目👁起こる]。
②『寒滞肝経』⇒[目👁痛む/疲れ目👁起こる]。
③『肝経湿熱』⇒[目👁充血する/疲れ目👁起こる]。  

②『舌👅』〜『』の
□『心血瘀阻』⇒[舌👅が暗褐色/舌👅小刻みに震える]。

③『口👄』〜『』の
□『胃気下降不足』⇒[口角ささぐれる/お口臭い]。

④『鼻👃』〜『』の、の場合は、 
□『瘀血証』⇒[詰まり易い]。

⑤『👂』〜『』の、の場合も、該当無し…。

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[4]五味』〜

●『五味』とは、〜
陰気は『五味ごみ)』から生成します。『五味』は五臓養いますが、その摂り過ぎ臓腑損傷する。]

◆『』[「甘い物」は、「気血補い」、「体力増進」し、「疲労回復」しますが、摂り過ぎると「胸焼け顔色黒くなる/働き悪くなる」。]
◆『』[「」は、『//』を全身巡らす働きあり、「発汗や、血行不良」に関わっています…。過ぎると「💦の掻き過ぎ」で、「乾燥」を引き起こす事がある…。]
◆『』[『』とは、「塩からさ」の事である…。「便秘や、肥満」を改善する作用があり、…「しこり改善/老化防止」等にも、用いられる。 取り過ぎると、…「血圧上がり」、…「小腸」にも悪影響及ぼす…。]

〜[みなみ野漢方薬局]より 〜


➀『』〜『』の
□『肝虚(血分)』⇒[酸い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。(特に、産後)
※「程々に、『酸味』を取ると『』を補う

②『』〜『』の
□『心虚(血滞)』⇒[苦い味の物]を食べなく起こり易い。(特に、夏場)
※「程々に、『苦味』を取ると『』を補う

③『』〜『』の
□『脾虚(血滞)』⇒[甘い味の物]の取り過ぎにて起こり易い
※「程々に、『甘味』を取ると『』を補う

④『』〜『』の
□『肺虚(血燥)』⇒[辛い味の物]の取り過ぎにて起こり易い
※「程々に、『辛味』を取ると『』を補う

⑤『』〜『』の
□『腎虚(血熱)』⇒[鹹い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。 
※「程々に、『鹹味』を取ると『』を補う

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次回、…
●【Kampo・[Ⅴ]/[6]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅴ章6節]「7種体質/瘀血(血滞・血燥・血分・血熱
証・質問事項解説⑥」へ、続く…。

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