【Kampo opinion・[Ⅲ]/[1]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅲ章〜1節]
◉[アプリ制作版-Beginning]【Kampo opinion 〜 『いったい、私はどの様な体質なの!?』】〜、いよいよアプリに載せる診断法の解説[「東洋医学の方程式」を駆使して、「自身のsine(サイン)」を知る〜【第Ⅲ章/第1節】]
【アプリ-Beginning】〜[「東洋医学の方程式」を駆使して、実際に「自身の体質」を分類してみよう!!…一部抜粋]、
◉[第Ⅲ章]〜『水滞(水毒)証体質』/素因12分類、
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■[Ⅰ]【実際に『水滞(水毒)証体質』が元々持っている「身体的症状」(sine)とは!?、…】
[質問事項]
➀「体・顔が浮腫む/水太り気味である」、
②「軟便・下痢気味である/腹を下す」、
③「ニキビ・吹き出物が出る/発疹がある」、
④「身体が冷え気味/体表面が冷たい」、
⑤「身体が重だるい/怠い感が起こる」、
⑥「よく頭が痛くなる/よく頭が重くなる」、
⑦「体型がポッチャリ型に近い/太り気味」、
⑧「関節の強張りがある/関節痛が出る」、
⑨「運動不足である/何時も怠慢であった」、
⑩「頻尿・膀胱炎になり易い/尿量が少ない」、
⑪「胃液が逆流する(逆流性食道炎)」、
⑫「唾液が多く、飲み込んでも 直ぐに湧いてくる」、等 を訴え易い…。
※[上記の項目(➀〜⑫)の中で、…「自分に当てはまる⁉」と思った症状が、多ければ 多い程、…『水滞(水毒)証体質ポイント』が高い事を示している。]
□「上記」の質問事項を「東洋医学的」に解説すると、…
【➀体・顔が浮腫む/水太り気味である】、
【⑦体型がポッチャリ型に近い/太り気味】、
◇『腎/脾の虚』から、『水滞』が慢性的にあり、上記の症状が始まる。
そもそも『素因』として『腎/脾の虚証』の方は、慢性的に身体の各所に「水(津液)の滞り」が起こり易い…。
『外邪⇒湿邪』にも影響され易い体質であるので、「全身の体表面(表)」に『水滞(水毒)』の影響が現れる…。
※[【体型がポッチャリ型/太っている】になると、…更に『水滞(水毒)』が進んでいる状態なので、『痰湿(痰飲)』の「証」とみなす]
【②軟便・下痢気味である/腹を下し易い】、
【④身体が冷え気味/体表面が冷たい】、
◇『腎/脾の虚』から、「下焦」の陽気不足になり、『水滞』が「下焦」に起こり、上記の症状が始まる。
『素因』で無く(急性)でも、『腎/脾の虚証』の病理状態では、「下焦」の「陽気(命門の火)不足」が起こり易い…。
『外邪⇒寒邪』にも影響され易い体質であるので、「下痢/軟便」、「身体の冷え」が起こり易い…。
【③ニキビ・吹き出物が出る/発疹が出る】、
◇『肺/脾/腎の虚』から、『水滞』が慢性的にあり、上記の症状が起こる。
そもそも『素因』として『肺/脾/腎の虚証』の方は、身体の各所に「湿疹(水⇒津液の滞り)」が出来易い…。
『外邪⇒湿邪』にも影響され易い体質であるので、「顔・全身の体表面(表)」に『水滞(水毒)』の影響である、上記の症状が現れる…。
※[【ニキビ/吹き出物/発疹が慢性的する】になると、… 更に『水滞(水毒)』が進んでいる状態なので、『痰湿(痰飲)』の「証」とみなす]
【⑤身体が重だるい/怠い感が起こる】、
【⑨運動不足である/何時も怠慢であった】、
◇『肺/脾の虚』から、『水滞(水毒)』が慢性的にあり、上記の症状が始まる。
そもそも『素因』として『肺/脾の虚証』の方は、慢性的に「身体を余り動かしたく無い」症状が起こり易い…。
『外邪⇒湿邪』にも影響され易い体質であるので、「梅雨時期に身体が怠い」等の症状が現れる…。
※[【何時もぐうたらする/ダラダラする】になると、更に『水滞(水毒)』が進んでいる状態なので、『痰湿(痰飲)』の「証」とみなす]
【⑥よく頭が痛くなる/よく頭が重くなる】、
【⑫唾液が多く、飲み込んでも 直ぐに湧いてくる】、
◇『脾/腎の虚』から、『水滞(水毒)』が慢性的にあり、上記の症状が始まる。
メインの『素因の虚』となるのは、『脾の虚』である。 『水滞(水毒)』が「中焦(脾が司る)」で起こる時、同時に『脾の表(胃)』のルート(「頭/胃・食道」)に『気滞・気虚』が発生し、上記の症状が発生する…。
『外邪⇒湿邪』にも影響され易い体質であるので、「梅雨/夏場」の「湿気が多い時期」に上記の症状が現れる…。
【⑧関節の強張りがある/関節痛が出る】、
◇『心/脾/腎の虚』から、『水滞(水毒)』が慢性的にあり、上記の症状が始まる。
メインの『素因の虚』となるのは、『脾の虚』である。 『水滞(水毒)』が「節々(関節部)」で起こると、「関節包の水(津液)」の停滞(時に炎症)が発生し、上記の症状が発生する…。
『外邪⇒湿邪』にも影響され易い体質であるので、「梅雨/夏場」の「湿気が多い時期」に上記の症状が現れる…。
【⑩頻尿・膀胱炎になり易い/尿量少ない】、
◇『肺/腎の虚』から、『水(津液)』の代謝障害が起こり、上記の症状が始まる。
メインの『素因の虚』となるのは、『腎の虚』である。 『水滞(水毒)』が「下焦(腎が司る)」で起こる時、同時に『腎の表(膀胱)』のルートに『気滞・気虚』が発生し、上記の症状が発生する…。
【⑪胃液が逆流する(逆流性食道炎)】、
◇主に、『脾の虚』から『水滞』が起こり、上記の症状が始まる。
メインの『素因の虚』となるのは、『脾の虚』である。 『水滞(水毒)』が「中焦(脾が司る)」で起こると、『脾の表(胃)』そのものに『気逆』が発生し、上記の症状が発生する…。
※[【慢性的に、逆流性食道炎/逆流性胃炎】
になると、… 更に『水滞(水毒)』が進んでいる状態なので、『痰湿(痰飲)』の「証」とみなす]
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次回、…
●[Ⅲ]〜【Kampoの章・[Ⅲ]/[2]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅲ章〜2節]「12種の体質/水滞(水毒)証・質問事項&解説②」へ、続く…。
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