【Kampo opinion・[Ⅶ]/[11]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅶ章(最終章)〜11節]
◉[アプリ制作版-Beginning]【Kampo opinion 〜 『いったい、私はどの様な体質なの!?』】〜、いよいよアプリに載せる診断法の解説[「東洋医学の方程式」を駆使して、「自身のsine(サイン)」を知る〜【第Ⅶ章(最終章)/第11節】]
【アプリ-Beginning】〜[「東洋医学の方程式」を駆使して、実際に「自身の体質」を分類してみよう!! …多部抜粋]、
◉[第Ⅶ章]〜『陽虚(気/血共に、「虚」する状態)証体質』/素因7分類、
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◉今回より、『7通りの素因体質』(【第Ⅶ章〜陽虚(気/血共に、「虚」する状態)証体質】)の、影響を受け易い、「五行([五臓/五腑/五竅(五官)/五味]と『陽虚証』の関係をピックアップし、「知るべき、自分の体質の査定〜『身体のsineサインを纏めてみます。
[1]『五臓(五行)』-『肝/心/脾/肺/腎』と『陰虚証』の関係とは!?。
◆『肝』⇒『肝陽虚証』、スタートは、…
➀[「素因(生まれ)」にして『肝虚』]、…
②[「病因(内因 - 怒/外因 - 風/不内外因 - 労逸・AV機器・房事過多)」の影響で、「肝の血の中の津液」が虚する ⇒『肝陰虚証』]、…
③[「陽明経(中焦)」の虚が絡むと]、…
④[『肝陽虚証』へと移行する]。
◆『心』⇒『心陽虚証』は、存在しない…
※[「理由」は「心の陽が虚する(心陽の不足状態)と、 ⇒「生きては行けない」]。
◆『脾』⇒『脾陽虚証』は、存在しない…
※[「理由」は「脾の陰陽が共に虚する(脾の陽の不足状態)が久しく続くと、「水穀が作れなくなる」 ⇒「生きては行けない」]。
◆『肺』〜、
➀[「素因(生まれ)」にして『肺虚』]、…
②[「病因(内因 - 悲・憂/外因 - 寒・燥/不内外因 - 労逸・ストレス)」の影響で、「肺の血の中の津液」が虚する ⇒『肺陰虚証』]、…
③[元々「陽明経(中焦)」の虚が存在する]と、…
④[『肺陽虚証』へと移行する]。
◆『腎』〜、
➀[「素因(生まれ)」にして『腎虚』]、…
②[「病因(内因 - 恐・怖/外因 - 寒・暑/不内外因 - 労逸・ストレス・房事過多)」の影響で、「腎の血の中の津液」が虚する ⇒『腎陰虚証』]、…
③[元々「陽明経(中焦)」の虚が存在する]と、…
④[『腎陽虚証』へと移行する]。
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2]『五腑(五行)』-『胆/小腸/胃/大腸/膀胱』と『陽虚証』の関係とは!?。
◆『胆』、⇒「肝陰虚で虚熱が発生する」場合のみ、に影響する。
◆『小腸』〜、
・[特に、『心陰虚』からの『虚熱』の波及は、認められ無い。]
◆『胃』、⇒「脾陰虚で虚熱が発生する」場合のみ、に影響する。
◆『大腸』、⇒「肺陰虚で虚熱が発生する」場合のみ、に影響する。
◆『膀胱』、⇒「腎陰虚で虚熱が発生する」場合のみ、に影響する。
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[3]『五官/五竅 -(五行)』と『陽虚証』の関係とは、…
◆『目👁(肝)/舌👅(心)/口👄(脾)/耳👂(腎)』が関係する。
➀『目👁』〜『肝』の竅、
・[症状〜「目が開きにくい/眼精疲労👁/光視症(視野に光が反射)」⇒『肝陽虚証』]
※[「病因」- 『外邪 -「風邪/燥邪」』、『内因 -「悲/憂」』、『不内外因 -「ストレス/労逸(怠慢)」』等。
②『舌👅』〜『心』の竅、
・[症状〜「舌が細い👅/白色舌⚪」⇒『心気虚証』]
※[「病因」- 『外邪 -「暑邪/火邪」』、『内因 -「憂/喜」』、『不内外因 -「ストレス/プレッシャー」』等。
③『口👄』〜『脾』の竅、
・[症状〜「唾液👄💧が出る/口👄が湿る/薄白舌苔⚪」⇒「脾気虚証」]
※[「病因」- 『外邪 -「湿邪/寒邪」』、『内因 -「思/憂」』、『不内外因 -「ストレス/暴飲暴食(冷食)」』等。
④『鼻👃』〜『肺』の竅、
・[症状〜「鼻水💧/👃冷」⇒「肺陽虚証」]
※[「病因」- 『外邪 -「寒邪/風邪」』、『内因 -「悲/憂」』、『不内外因 -「ストレス/プレッシャー/労逸(怠慢)」』等。
⑤『耳👂』〜『腎』の竅、
・[症状〜「耳鳴り(精神障害)/難聴🦻」⇒「腎陽虚証」]
※[「病因」- 『外邪 -「寒邪」』、『内因 -「恐/怖」』、『不内外因 -「プレッシャー/房事過多」』等。
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[4]『五味 -(五行)』と『陽虚証』の関係とは、…
◆『酸(肝)/苦(心)/甘(脾)/鹹(腎)』が関係する。
➀『五味(酸)』「肝」が司る、
・[性質〜「血・水を集める作用」がある。
⇒『肝陽虚証』には少量であれば有効である。そもそも、「肝の血・水の中の津液が虚する病理なので、ほど良く摂取すると血・水を集める作用」⇒『陰陽両虚』改善の効果がある。]
②『五味(苦)』「心」が司る、
・[性質〜「血・水を留める作用」がある。
⇒『心気虚証』には有効である。そもそも、「心の虚」には、『苦味』の「味」が良いので、血・水を留める作用」⇒『心虚証』改善の効果がある。]
③『五味(甘)』「脾」が司る、
・[性質〜「血を緩める/緩慢」(所謂、流れが遅くなり、滞らせる)作用がある。
⇒『脾陰虚証』には有効である。そもそも、「脾の虚」には、『甘味』の「味」が良いので、⇒『陰虚証(血燥/熱)』時には、『甘味』の味を摂ると「状態(血)」が収まる。]
④『五味(辛)』「肺」が司る、
・[性質〜「気を巡らして、結果として、血も巡らす」作用がある。
⇒『肺陽虚証』には少量であれば有効である。 『辛味』の「味」を摂ると「状態(気)」が動き出す。]
⑤『五味(鹹)』「腎」が司る、
・[性質〜「血を固める」(固いものには、逆に解す作用がある)作用がある。
⇒『腎陽虚証』には少量であれば有効である。 『陰虚証』時には、『鹹味』の「味」を摂ると「更に、状態(血)が濃ゆくなる」ので、控えた方が良い。]
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次回、…
●【Kampoの章・[Ⅵ]/[12]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅵ章〜12節]「7種の体質/陽虚(気/血共に、「虚」する状態)証・質問事項&解説⑫」へ、続く…。
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