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海外マーケット

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#金利

2/21 景況感堅調

フィラデルフィア連銀指数、PMI予想比上振れを受けて長期を中心に金利上昇、ドル買い。
景況感堅調だが利下げ見通し後退を受けて株式は売り優勢。
中古住宅販売件数下振れや原油価格低下が金利の上昇に一服感を与える。

欧州においてはラガルド総裁の利上げ加速コメントを受けてユーロ買いが入り、見合いでドルの押し下げ圧力を与えている。

今週は日銀新総裁のコメントが何より注目だが、米国市場においてもFOMC議

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2/15 CPIからのタカ派織り込み

昨日のCPIは市場予報を上回り値が荒れる展開。Fed高官スピーチはタカハトまちまちだが結果を見るとタカ派を織り込んだ。金利は強烈なベアフラット。ドル指数は横ばいだがドル円は上昇。株式は全体的に下げるがテック中心としたナスダックは耐えた形。
本日も小売売上高やNY連銀指数、鉱工業生産、NAHB住宅市場指数などを控える。

小売売上高は消費のセンチメントを測る上で注目を集める。昨日のCPIに続いてNA

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2/13 巻き戻しの動き

株式は指数全体上昇で始まっている。週末のインフレ指数が強かったことが反発といったところか。金利は上昇しつつも、というところで連動性は薄い。
円金利概ね低下しブルフラット。植田氏内定後の政策転換期待により上げた分を戻したといったところか。米金利は現時点では短中期上昇でツイストフラット。これは先週末の流れを引き継いでいる様にも見える。
ドル円は日本時間から大幅に上昇。ドル指数自体は揉み合いであることか

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2/8 レンジ圏推移か

昨日は金利低下、ドルは小幅高、株売り。FEDはハト織り込みに対応する様なコメント。
joblessは予想対比、バーキン総裁は利上げに対して慎重にというスタンス。これを受けてドルは上方向だったが売りで反応。133.4付近で下値をトライする形で反発。
ただ金利はツイストスティープ、クレジットも強い。利上げは近いところで織り込まれるものの、景気の減退には警戒感というところか。
株式は各指数揃って買い。ど

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2/8 FED高官はトーン変更なし、あえて言うとタカ派織り込みか。

ウィリアムズ連銀総裁とクック連銀総裁はこれまでのFEDと概ね同じトーンの発言。とは言えウィリアムズ連銀総裁のFF金利当面維持というコメントや原油在庫の不足や中古自動車価格が上振れたこともあってか多少の利上げ織り込みはしつつもリセッション懸念は剥落、というところか。こじつけ感はあり、なんだかんだレンジの域を超えない。金利カーブは短期長期いずれも上昇し金利はカーブ全体で上昇気味。
ドルは買いが進みドル

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2/7 パウエル議長発言待ち

昨日は結局金曜日の流れ引き継ぎドル高、金利ベアフラット、株安で終えている。ピボット剥落の地合いではあるが、株式も全部売りとはなっておらずクレジット環境も未だ良好の為、センチメントは壊滅的な域には達していない。

米国の貿易赤字は拡大となるも市場予想は下回る結果。ドル買いはやや水を刺されつつも大きく売りトレンドに転じるほどでもない。ドル円については高値目線で意識された133円付近を境に円買いに転じて

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