日本人の生き方②


孤高の天才!森田童子
彼女は【僕たちの失敗】で伝えたかった事を私なりに考察してみた。
1970年代は学生運動で私もキャンパスに行っても学生証をみせて門を潜る毎日。学内の掲示板にはほぼ休講のお知らせばかりの学生生活。
詩の中にある「ジャズ喫茶」は今や死語ですね。若者達はジャズ喫茶で社会のあり方や政治の話しを徹夜して語り合った記憶が浮かぶ。日本はやがて高度成長を迎える。「だめになった僕をみて」と書いたのも、やがて語り合った仲間たちがサラリーマンになっていく姿を投影してるのかな。
「あのこはまだ元気かい」と回想するのも同志達へのリスペクトなのだろうか戦後日本が自慢出来るのは戦争をしなかった事くらいかもしれない。今を生きる若者達はスマホを持ちSNSで情報をとる時代へと変わってしまった。先日の東京都知事選では石丸なるネットのテロリストに10代から30代は見事に騙されて虚像に洗脳された。学生運動はリアル空間での闘争であった。あの都知事選でネット社会の恐ろしさが露呈した。マスコミは選挙が変わると連日の様に報じ煽る。
日本人はこれから何の目標もなく生きていくのか心配だ!てに携えた書からスマホに変わり思考は間違いなく変化を感じる。
言葉の大切さを忘れた日本人があちらこちらに散見する。
今の若者達には受験教育に変わり偏差値さえ良ければ難関大学にが合言葉になりました。
教育改革もしないと言葉を忘れた日本人で溢れ日本文化を継承出来るのだろうか、森田童子のこの詩にはそんな日本人への警鐘が端々に書かれている。【僕たちの失敗】そのものかもしれない。
私は自分に鞭打つ時にいつも思い出す【僕たちの失敗】なのです!
弱虫だったんだヨネ
と終えるのは明日楽しく活力のある自分でいたいからです。
目覚めて分かる失敗なら明日からも無駄かもしれないけど大いに失敗する事にしよう。
ご当地スマホ倶楽部
恒川年昭

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