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楽しくなる余地ばかりの世界で

最近どハマりしつつあるシンガーソングライターのTOMOO。先日はライブビューイングも観てきて、生演奏・生歌唱の素晴らしさやインタビューから垣間見る音楽性の秘密、本人の内面的な部分にますます心惹かれた。JPOPでこんなにいい音楽を書く人に出会えたのは僕史上本当に久しぶり。

そんなTOMOOの数ある名曲の中でもお気に入りのひとつが「あわいに」。ほのぼのとした優しい楽曲だ。TOMOOの音楽は明るそうに見えてもどこか翳りがあったり、その逆で暗い曲にも暗いだけではない何かがある。極めて重層的なのに、響きは素朴でサラッとしている。そんなところが好きだ。

メロディーもコードも世の中にはとっくに出尽くしているはずなのに、まだまだこんな新鮮さを味わえる音楽を紡げるアーティストはそうそういない。AメロもBメロもサビも、全てが"いい"んです。自然と耳が踊りだす。まるで小さい頃、絵本のページを1枚ずつワクワクめくったように、TOMOOの音楽はいつでも初めて聴いた時の気持ちのまま耳を温めてくれる。でも新しい。何とも不思議なアーティストだ。

歌詞もいいんだよね。「楽しくなる余地ばかりの世界で」というフレーズは今でも衝撃的で、辛かった日も満たされた日もどんな時でもこの歌詞は僕の心をふわりと軽くしてくれた。この歌詞を思いつく感性が本当に素晴らしいと思う。

そしていつしか僕自身も、僕の人生はこれからもっともっと楽しくなる余地ばかりだと、そう思えることが少しずつ増えてきた。今だってそうだ。


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今週末のアフターファイブは社内のサークル活動に参加してきた。こちらも例の社会人サークルと一緒で、スポーツ関係。腕に自信は全くないが、既に何回か行った同期が楽しそうなので興味が湧き行ってきた。

スポーツはやっぱりいいねえ。
上手い人ばかりで全然活躍はできなかったけど、僕なりに頑張ってボールを繋いだり、相手を妨害したり、終盤では初めてゴールを決めた。ナイスとか言われると自分もチームに貢献できているんだという実感が持てて嬉しかったし、何より、普段は仕事仲間やなかなか関わりのない社員ともスポーツを通して交流できるのが本当に楽しかった。体は疲れたけど、心の中は確かに充足していくのがわかった。

みんなとの帰り道で思ったもん。僕はどうしてあの先輩にばかり執着していたんだろうって。本命なのは変わらない。でも女性は他にもいるし、他の人とのコミュニケーションも大事だと気付いた。こうやって仲間と楽しい時間を共有して心身を豊かにしていけば、自分がいかに狭い思考の穴に籠もっていたかがわかる。むしろ今のような心にゆとりのある方が、先輩ともラフに話せる。変に意識したり、内向きな気持ちのままでは、恋愛どころか普通の会話をするのさえも萎縮してしまう。

そういう意味では、スポーツをするのってとても大事だなと思う。
意見の押しつけはダメだけど、スポーツは何かしらやったり習った方が絶対いいと思う。一人では基本的にできないから、仲間と連携を取り相手の動きを見て、その時自分が取るべき最適な行動を瞬時に選ぶ。こういうスキルって仕事にも大いに役に立つし、人間関係にも適応できる。いわゆる協調性社会性と呼ばれるもの。やっぱり小さい時からこういうのを積んでおけば、今より確実に社交的な性格だったに違いない。いい体躯も手に入れられていたかもしれないし。

一人で筋トレに励むのも悪くはないが、チームプレイでしか得られないものってあるよね。周りのおかげで自分もどんどん前向きな気持ちになれる。
それが自分の思考や行動を変えるきっかけになっていく。しかも運動は体に良い。まさに良いことずくめ。最高じゃん。

地図にない道だって、地図通りの道だって、どんな道でも歩けそう。
そんな気がしてきた。まだまだ頑張ろう。


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