コロナ禍、近所散策が日課となり、そこから神社参拝も習慣となり、作法などを知りたくて読んだ本ですが、びっくりすることがたくさん書いてありました。でも、よく考えると、ここに書かれていることは、古来から昔話や説話などによって言い伝えられてきた理屈抜きの倫理や人生訓、処世術そのものかもしれないと思いました。 著者が今の世の中に最も知らせたかったことは、p.176の「イジメに関するスピリチュアルルール」ではないかと思います。「現在進行系でイジメをしている人にぜひ知っていただきたい、ス
朝ドラ「舞いあがれ」に出てくるネジ工場で働く人達が、分野こそ違うけれど、今まで一緒に働いてきたいろんな人達をリアルに思い出させて、涙が出る。リーマンショックがあって、不景気の波が来て、リストラやらなんだかんだの当時のことも思い出す。小さなことを馬鹿にしないでやっているとそういう姿勢を働く人達は必ず見ている。 逆に、観念的で声高に差別やいじめやイデオロギー的なワードを出してもの申す人ほど、無神経に人を見下し、労働を馬鹿にし、その態度が何よりも差別的で暴力的であることに気づかない
ずいぶん前に読んでいたけど、読後感をまとめるのが遅くなってしまいました。でも、大事なことや面白いことが書いてあったので覚え書きします。(長文失礼します。) 著者の伊藤玲阿奈さんは2008年29歳でニューヨークでプロ指揮者としてデビュー、今も同地で現役活躍中。コロナ禍で自らが携わる音楽について問い直し、私達、現代の日本人が立っている西洋近代のパラダイムの限界を指摘し、それが音楽や音楽家の行き詰まりともオーバーラップしていること、幸せと音楽との間にある根源的な関係等について思索
ディズニー配信のドラマ「セックス・ピストルズ」についての感想と覚え書きです。これからご覧になる方は、ネタバレになりますので読まないで下さい。 シド・ヴィシャスがベースを弾いてないことは、以前「メイキング・オブ・勝手にしやがれ」というドキュメンタリーを見て知っていました。アルバム制作全過程に関わったエンジニアが、ミキサーを操作しながら、セックス・ピストルズのサウンドの要はスティーブ・ジョーンズのギターであると言っていたのはとても印象的でした。それまで、スティーブ・ジョーンズの
このnoteには他のSNSではなんとなく言えないことを書きます。おそらく、他のSNSでは、少なくとも私の周りに関しては、スピリチュアルなこと、スターシードやアセンションということについて話題にすることはまだ先になると思います。私の周りは、そういう雰囲気だということです。 それではなぜ、私がこの本を読んだかというと、お世話になっている気功セラピーの先生が、ヒーリング能力や予知能力、透視能力、チャネリング能力などのいわゆる超能力をお持ちで、その方に私と夫が二人ともスターシードであ