ADHD×片付け ~実践編①~
こんにちは。
「ADHDでも生きやすくなりたい!!」
と申します。
私は現在慶應大学を留年中のADHD当事者です。ADHD寛解を目標として、その方法と実践を投稿しています。よろしくおねがいします。
以前こちらの記事で紹介した片付け法を実践してみて、一週間後どのように変化したのかを報告します。
① 結果
実践してみた結果、達成度を点数で表しますと、100点満点中60点という具合になりました。
部屋の様子を一週間前と比較すると、デスク回りやクローゼットは明らかにスッキリとしました。
フローリングについては、まだまだ片づけ足りないところがあるものの、掃除を繰り返すことできれいになっていくと思います。
前回の記事ではいくつかのルールを決めました。
このルールを踏まえながら、上手くいった点、改善点などを考えます。
②上手くいった点
先延ばし癖が抑えられた
ルール1、2のおかげで掃除を朝のうちに、遅くとも当日中には終えることができました。数年上がらなかった重すぎる腰を、ようやく上げられたという点では大進歩だと思います。
③上手くいかなかった点と改善方法
寝起きは掃除を忘れてしまう
単純に寝起きでは頭が働いておらず、その日の掃除を忘れてしまうことがありました。結局昼頃になって掃除のことを思い出して、夜にようやく取り掛かってしまいました。
対策としては、iphoneの機能である「リマインダー」を使うことを考えました。毎朝起床時間に当日の掃除箇所を通知するように設定し、タスクを忘れないようにすることが期待できます。
捨てるべきものが分からない
ルール4の「迷ったら捨てる」ですが、改めて、人は迷いを断ち切ることが難しい生き物だということを実感しました。
というのも、未使用の消耗品や、高いお金を出して買ったものや本など、捨てるに惜しいと思うものを捨てきれずに残してしまいました。
他人に譲るやフリマサイトに出品するなどの方法もありますが、自分のADHD特性を思うに、とにかく早く捨てるを徹底すべきだと考えます。
対策としてはこちらのnoteで紹介されている、『迷ったときの取捨選択判断シート』を導入します。
とにかくこのルールに従い思考停止で処分を実行したいと思います。
④掃除は心のお手入れ
一週目を終えましたが、あることに気づきました。
それは、掃除をすると思考が整理されやすくなるということです。
部屋は心の写し鏡というように、自分の部屋が整理されていると、思考にも秩序が生まれます。
逆に汚部屋のままでは思考は乱れて、ひいては自分の人生のハンドルを失ってしまいます。ADHDの人間ならなおさらでしょう。
また、掃除をすると、ストレスのもとになるコルチゾールを減少するというような研究もあります。
このように掃除とは、こころに秩序と安穏をもたらす行為といえます。
このアカウントの目標である「生きやすくなりたい!!」の第一歩に相応しい取り組みでしょう。
今回の反省を踏まえ、引き続き片付け法を実践したいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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