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夏の日は過ぎゆく。暑さは続くけれども


甲子園が終わった。



決勝戦は延長戦まで0対0で、最後は前のめりになって、自分まで一緒に試合会場にいて応援している気になってしまう。
始めの方は、自分の住んでいる地方の学校をひいきに思うし、それから私立高校よりは公立で勝ち残っている学校を応援したくなる。(私立だと、お金の力でいい選手を集められるから、と思っているけど違ったらごめんなさい。)
今日はどちらも私立の高校だったけれど、京都国際のピッチャーの投球に見惚れて、そちらを応援していた。


以前は野球の面白さがわからなかった。
試合の展開がサッカーやバレーボール、バスケなんかと比べるとゆっくりで、つまらない、とさえ感じていた。
それが娘の学校の野球の応援をしているうちに、ピッチャーの投げる一球一球がストライクだと手をたたいて喜んでしまうし、打たれないように祈ってしまう。心の休まる時間なんてないくらい熱中して見てしまうようになった。



プロ野球にしても高校野球にしても、あんなにも大勢の人を魅了するのが、この夏、初めて解った。




今年は、7月・8月とスポーツ観戦(オリンピックと高校野球)が楽しめた。(TV,やっぱり解禁しちゃったのです。)
(反対にあまりの暑さで、仕事以外で外出する気にもなれない夏休みであった。出かけたくてもどこへ行っても暑さから逃れられないと思うと、出かける気が起きなくて・・・)


甲子園が終わった今日、偶然にも娘の野球応援の写真の注文の締め切りで、あらためて、選手やチアリーダー、応援団の写真をみていて、その中で感慨深かったのが、3年生の選手とその家族が一緒に写っている写真だ。
野球部の保護者は揃いのTシャツとキャップを被って、とってもうれしそうに息子と肩をくんで写真に写っている。
きっと小学生の頃から週末は試合の応援、練習の見守り、たくさんの洗濯物、けがの治療、体調管理、学業との両立などなどたくさんのフォローをしてきたんだろうな・・・
夏の暑い日も、冬の寒い日にも。


大きな地震や水害、豪雨や台風など心配なニュースも多いけれど、たくさんのキラキラした感動を味わわせてくれたオリンピックの選手たちと、高校野球は本当にいい時間だった。楽しかったです!本当にありきたりだけれど、たくさんの感動をありがとう、と思っています。








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