新田まみ

関西弁をこよなく愛する西日本の海無し県在住のパートです。少しずつ投稿出来ればと思ってま…

新田まみ

関西弁をこよなく愛する西日本の海無し県在住のパートです。少しずつ投稿出来ればと思ってます。もし私が事故なんかで死んじゃったら、私の頭の中で考えている事は誰にも表現出来ないので、思いついたらどんどん発表していきたいと思います。

マガジン

  • 僕と2B

    ニーアオートマタの2次創作小説パート1 大学生の僕とゲームの世界から飛び出してきたキャラの2Bと幼なじみの六花との日常風景。

  • 巨乳症女子のひとりごと

    巨乳症女子が他愛のないことをつぶやきます。

  • 義体ドール

    こんなことが出来たらなぁ と言う夢のお話です。ゲームのキャラや世界観が出てきたりして、二次創作的な雰囲気もします。興味のある方は、お付き合いくださいね。

  • こうりん (降臨)

    女神アマテラスと青年とのお話し。連作作品にはファンタジーあり、エッチあり・・。一話一話が長くなりがちですが、よろしくお願いしますね。 アマテラスのモチーフは私自身です。

  • 警視庁警備部 天王寺 澪

    めちゃくちゃに緩い警察小説です。俳優の筒井真理子さんが大好きで、主人公にしちゃった。あと、有名な俳優さんたちがモデルの登場人物も多数出演中です。 筆が遅いので作品は気がつけば投稿されている感じです。 大好きな奈良が舞台です。

最近の記事

鹿せんべい

奈々鹿からのお願い みなさん、こんにちは。 奈良県広報担当のVtuber、奈々鹿です。 コロナも下火になり、円安のおかげもあって、奈良の観光地はインバウンドのみなさんで賑わっていますね。 そんな中、SNSに気になる動画が多数アップされています。 それは、奈良公園で鹿に鹿せんべいをあげるシーン。 せんべいが欲しくて、お辞儀をする鹿って確かに可愛いですよね。 でも、ちょっと待ってください。 みなさんはこんなシーンを見た事はありませんか? 鹿と一緒にベストショットで映りたくて

    • 古墳探訪-1

      石舞台古墳 こんにちは、うちは奈良県広報担当のVtuber、奈々鹿ちゃんの自称お友達、バーチャルライターの六花です。 よろしくお願いします。 奈良の色んな魅力をお伝えしていきたいと思います。 ところで、奈良と言えば古墳ですよね。 みなさん、奈良にはいくつ古墳があるか知っていますか? 令和3年のデータでは9663基で、ランキングでは8位だそうです。 意外ですよね。 なんと1位は兵庫県だとか。 でも、なんだかんだ言っても、9663基は多いですよね。 この巨大な岩、なんだ

      • 僕と2B 12-2

        Chapter 12-2 モール内に2Bがいる、と言う情報は直ぐに広まって、少しでも立ち止まると人だかりが出来る。 コスプレのイベントでもあるのか と勘違いされているみたいだった。 途中でゲームセンターに入った時は特に人々の反応が凄かった。 元々ゲーム好きな人が集まるから当然と言えば当然だった。 中にニーアオートマタのクレーンゲームがあった。 ケースの中には色々な武器があった。 もちろん、刀や槍などは長さ的に入らないので、目録が入ったボールで代用させていた。 2Bがやりた

        • 僕と2B 12-1

          僕と2Bと六花の3人は、僕の部屋から車で小一時間のところにある最近出来た商業施設に来ていた。 国内最大手のショッピングモールだ。 スーパーの他に180店もの専門店があり、スクリーン数15を誇るシネコンも併設されている。 レストランやフードコートも充実していて、1日過ごすことができる。 建物は、巨大なドーナツ形の4階建てで、センターラインの両側が開いていて、そこにそれぞれスーパーとシネコンがある。 ドーナツ形の4階までの吹き抜けを挟んで両側に通路があり、お店は通路に面していた。

        鹿せんべい

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        • 僕と2B
          11本
        • 巨乳症女子のひとりごと
          15本
        • 義体ドール
          30本
        • こうりん (降臨)
          30本
        • 警視庁警備部 天王寺 澪
          8本

        記事

          僕と2B 11-2

          Chapter 11-2 翌日からダンスの振り付けを練習し始めた。 とりあえず1曲踊ってみよう、と言うことらしい。 アンノウン・マザーグースと言う曲で六花のお気に入りらしい。 2Bがモデルの動画を2種類見せてもらったけど、結構ハードルが高そうだ。 六花はマスターしてるみたいだけど。 今日もダンス部のアトリエを借りてるんだけど、ダンス部の邪魔にならないように隅っこを借りてる。 今日の六花の練習着は、ワンピースの水着のようなレオタードだった。 2Bはいつもの服だった。 まず、

          僕と2B 11-1

          Chapter 11-1 僕が別館前で、刀の攻撃の型をしているのを見ていると、六花が近づいてきて言った。 「2Bさん、時間があったらあれ、やってるやんなぁ。」 「剣術部にはお墨付きをもらったし。」 「マジ?あの剣術部が?」 「それに体を動かしてないとなまるみたいで。」 「アンドロイドもなまるんか。」 「うん、でもなんか他に無いんかな。全身運動。」 僕がそう言うと、六花が意味深な笑みを浮かべた。 「あるで。」 「何?」 「これは?」 六花がスマホで動画投稿サイトを立ち上げて、

          僕と2B-10

          Chapter 10 「なぁ、花子見いひんかった?」 酪農科の里美が同じ酪農科の清志に聞いた。 放牧場から牛舎に戻して来た中に、今年生まれたばかりの子牛の内の1頭の姿が見えなくなっていた。 「集めた時にはおったんか?」 「うん、おった。額のハートマーク見たもん。」 「そうか、どこ行ったんやろな。探しに行こか。」 「うん。」 「よし積み上げ完了や。重機を所定の場所に返しておいてくれ。 」 「OK!」 「昨日の雨で路肩が緩んどるからあまり端に寄せすぎるなよ。」 「分かってるっ

          僕と2B-9

          Chapter 9 ある日、ロボット研究室の窓から別館前の広場を見ていると、六花が声をかけて来た。 「ナインズ、何を見てるん?」 「え、あぁ、2Bが刀で攻撃の型をしてるんや。」 「えぇ~っ、うっそー!」 そう言うと六花が僕と並んで、2Bを見る。 「うわぁー、ホンマや!ゲーム内とは迫力が全然違うやん!」 「さすが、バトラー型やな。」 「あの刀はホンマもん?なわけないか。」 「ジュラルミンで出来た模擬刀や。ネットで買うた。」 「ホンマもんそっくりやな。めちゃ格好ええやん。」 「

          熱中症と電気代

          熱中症 予防にエアコンを つけろつけろと言うけれど 誰が払うの 電気代

          熱中症と電気代

          僕と2B-8

          Chapter 8 ある日、シャワーから出てきた2Bが僕に聞いてきた。 「ナインズ、質問がある。」 「なに?2B」 「なぜ、そこで寝るのか?」 僕が今、座ってるソファの事を言ってるらしい。 「寝るのに適しているとは考えられない。」 「まぁ、確かにね。」 「その自覚があるのなら、こちらに来て寝ればいい。」 「い、いや、もし、万が一、間違いが起こったら大変だから・・。」 「こちらで、私と寝ると間違いが起こるのか、理解不能。」 「間違いと言うか、起こるか起こらないか分からないんだ

          僕と2B-7

          Chapter 7 ある日、事件が起こった。 暗黙の了解のように、2Bと一緒に研究室に行った時だった。 ドアを開けて研究室に入るのと同時に、ナオミさんが叫ぶのが聞こえた。 「ちょ、ちょっと待て!」 声のする方を見ると、まさに人が研究室の窓から飛び降りたところだった。 う、うそ・・・ ここ3階やで。 「どうしたんですか?」 「どうしたもこうしたも、泥棒やん!」 「泥棒?」 「研究資料を持ち出しよった。」 「研究資料って、まさか・・。」 「そのまさかや!ナインズのパワースーツの

          僕と2B-6

          Chapter 6 「こんでええかなぁ。」 何店舗か回って六花が言った。 「ワンシーズンは充分着られる分は買うたよ。」 と、パンパンに膨らんだ大きめのマイバッグを僕に渡した。 「サンキュー、六花。助かった。」 「さて、お待ちかねのお昼のじっかん~。何にしようかなぁ。」 「あんまり高いのは勘弁してな。」 「分かってるって。2Bさんのために結構使うたもんな。そろそろヤバいんちゃうん。」 「ははは、ご明察。」 六花はリーズナブルなイタリアンレストランに入った。 ファミレスっぽいそ

          僕と2B-5

          Chapter 5 朝食を食べ終えたので大学に向かう。 歩いて約30分ほどの距離だ。 この立地の物件を探すのには苦労した。 いつも徒歩で通学しているけど、昨日はパワースーツを持って行かなければならなかったので、車で行った。 昨日はお酒を飲んだので乗って帰られなかった。 今日は乗って帰らないと。 工場を出てしばらく民家が続く。 そこを超えると公園がある。 昨夜、2Bを見つけた公園だ。 明るい時間帯でも、人気が全く無い。 公園を過ぎると畑がある。 大学は周りを畑に囲まれている。

          僕と2B -4

          Chapter 4 「なにかして欲しいことはない?」 2Bの声にふと我に帰った。 またやってしまった。 僕の妄想癖。 妄想の内容については、過激すぎるので割愛した。 「なにかして欲しいことはない?」 もう一度尋ねる2Bに僕は答えた。 「特に無いかな。強いて言えば人類である僕を、君の使命に従って守って欲しい。」 「分かった。その命令は、あなたの生命活動が停止するまで維持される。」 「あなた、って他人行儀すぎるなぁ。」 「・・・?」 「ナインズでいいよ。九頭龍ってコワイし長いか

          僕と2B-2

          Chapter 2 翌朝、二日酔いの頭痛で目が覚めた。 なぜか体の至る所が筋肉痛だった。 なんで? と思いながら目を開ける。 目の前に2Bの顔があった。 「うわっ!」 驚きのあまり僕は叫んでいた。 ちょっとゲームのやりすぎかな。 2Bの幻覚が見える。 もう一度目を開けると、やっぱり2Bの顔が目の前にあった。 「また!」 体が弾んだ勢いで、ソファごと後ろに倒れて、しこたま頭を打った。 これではっきりと目が覚めた。 もう幻覚は見えないはず。 と思っている僕を覗き込んだのは、まぎ

          僕と2B-1

          Chapter 1 僕はひょんなことからヨルハ機体2号B型の義体を手に入れた。 大学の工学部で開かれた研究成果のコンペで、僕が考案、作製した等身大のパワースーツが優勝した。 収納時は旅行用スーツケースとほぼ同じ形状で持ち運びが容易なことが高評価だった。 ただ、油圧ユニットとバッテリーのさらなる小型・軽量化が課題として残った。 祝賀会と称してお酒をたらふく飲まされたおかげで、車で帰れなくなった。 運悪く流しのタクシーも無いし、タクシーを呼ぶアプリも入れて無い。 旅行用スーツケ