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『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』を読んだ

本を読むのが好き
小さな頃から雑誌や週刊誌
漫画や小説がすぐそこにあった

難しい論文や学術書は苦手だが
漫画や小説は大好き
ページをめくる時のわくわく感は何にも代え難い

ふと書店で目に止まった

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

タイトルがおもしろいなと思った
短編の恋愛小説になるのかな

最近はミステリーが多かったので
恋をするって素敵!
と、まんまと思ってしまった


服を選ぶ時
自分に合っているか
自分がかわいく見えるか
素敵に見えるか
誰もが試着室の鏡に映った自分を見て思うだろう

その鏡の向こうには何がある?
映る自分のその奥にあるものは?

何人かの女性が
『closet』というセレクトショップを訪れ
一度試着されてみては?と言われ
試着室に入る
店員と話をしながら
今の自分を一番素敵に見せてくれる服を選ぶ

それぞれのお話には
初恋からずっと同じ彼との恋
長年の不倫の恋
過去に恋した彼、など
色んな恋がある

今までならこんな感じの服で
自分の雰囲気にも体型にもぴったりだったはずなのに
何か違和感…
もしよろしければ、と店員にすすめられる服
思った以上にしっくりきて
自分らしくきれいに見せてくれる

恋によって女はきれいになる
心の成長は外見にも現れる
自分でも気づかなかった成長や変化

この服を着て
会いに行こうと思う相手

きっとそれは本気の恋

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