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玄関の前に「置手紙」があった話。

それは、11時くらいのこと。

朝、いつものようにランニングから帰ってくると、玄関の前に、「何か」が置いてあるのに気が付いた。

30分ほど前、家を出て、ドアの鍵を閉めたときには、確かになかったはず。

なんだろう。

そう思って近づいてみると、どうやらそれは紙切れらしい。薄手のはがきサイズくらいの白い紙が、小さく細かく折りたたまれている。 

え、これって置手紙ってやつ?

置手紙ってリアルにあるんだね、、、

もしかして、古風なラブレター?そういえば、最近隣人さんと挨拶するようになった。もしかしたらメールアドレス?いやいやさすがに古いだろうーーー。

あ、もしかして、苦情かな?最近、左隣奥に引っ越してきた方がいたような。私が、たくさん人を家に招いたり、大声で笑いまくったり、騒いだりしてるのがうるさかったのだろうか。夜中にだいすきなお父さんと、電話しているのが迷惑だったのだろうか。


いろんなことが頭をかすめた。



開けてみよう。



そう思って、その「紙きれ」に手を伸ばす。

折り目もきっちり、ほんとうにきれいに折りたたまれていた。



開けると、、、、




それは、管理人さんからのお手紙・優しい忠告だった(笑)



「宅配ボックスに長期にお取り置きされているお荷物がございますので、速やかにお取り出しをお願いします。宅配ボックスには限りがありますので、他の住人様の方も使えるようにご対応いただけますと幸いです。」



あちゃーーーー。やってしまった。

最近、全然郵便受けをチェックはしていたが、おそらく、チラシ類と一緒に不在届も誤って捨ててしまったのだろう。


「管理人さん、ごめんなさい」


そう心で謝りながら、急いで、下の階に降りて、宅配ボックスにある荷物をとりだしましたとさ。ちゃんちゃん。


今日も平和で、いい日だな。

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