外面からの卒業。自分らしく。

外を武装するほど、中が、脆くなっていく。

それは、人間でも、社会でも。

ジャケット、ワックス、ビッシとしたスーツ。

打ち合わせは、おしゃれなカフェ、ホテルラウンジ。

最中に、行きかう用語は、カッコいいビジネス用語で、

腹の底では、いつクロージングしようか、その後の売上目標、

頭の中は、ゴルフコンパと合コンの事しか、考えてない。

ふと、街中を見れば、広告に溢れかえる。

気になる！で買ってみるが、どれも、流行のものばかり。

即効性はいいが、必ず、飽きて、ブームはすぐに終わっていく。

そして、ネットニュースを拝見。

「その件につきましては」「前向きに検討させて」と、中身がない会見、

どれも、同じような記事で、真実が見えてこない、見えずらい。

やっと家帰って、一休み。

そして、見るのが、ビジネスyoutubeか、誰かを論破する煽り系。

ストレスが溜まった時は、底辺を見て優越感に浸るか、暴力系。

何もしたくないときは、ただ、ひたすらに、職人の作業動画を垂れ流す。

そんな、街が、人が、今日も、溢れかえっている。

それ自体は、ただ「ある」だけで、何もない。

だけど、こうした、ビジネス・広告・社会の外面ばかり、追ったり、

それになったり、すればするほど、中身が脆くなる。

強そうに見える、ビジネスマンも、

いざって時は、驚くほど、頼りにならないし、背中を預けられない。

今のブームはこれ！と、乗るはいいけど、

新商品、関連商品ばかりになり、

どんどん買わないといけない、広告戦略の、いいカモになる。

権力、地位、名誉。

それに縋った者ほど、どんどん、破滅の道に向かい、

いつしか、必ず、天の仲裁が入っていく。

だからこそ、これからは、脱いでいく。剝いで行く。

外の武装を解除し、どんどん、自分という、中の探求へと邁進していく。

だけど、今までの人脈、モノ、地位、名誉、信頼を無くすのが、

怖く、また、現状に走って、「凄そう」オーラを発する。

でも、それ、本当にやりたいことですか？

そろそろ、自分の人生を生きませんか？自分の手で、正直に。

大丈夫。

怖さの先に、自分だけの、自分にしかない、光が待っているのだから。

外ではなく、中へ。

歩いていきましょう、本当の意味で、自分の人生を。