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ろど
2024年11月25日 03:07
流れる時間は少しお休みその仮面は外しましょうか。名前も素性も聞きませんが、その背中にいっぱいの想いを少し話しませんか。ちょっと重たそうですね。ええ。良ければの話です。もう何年もの昔から人からどう見られてるかってオドオドして隠れて隠して騙して泣いて。素直を見せないよう生きてきたけど不器用でどうにも何無くて、そんなとき。悪魔の取引で、心を無くしたピエロのピノキオの仮面を被ってしまった。どうせ
2024年11月11日 01:05
それは生まれた時から青くて、青くて、蒼くて。透きとおる青い道に歩く私、少し楽しげに口笛を吹いては早足に進む時は、きっとスキップなんてしようと思って始めたわけじゃないのに、脚が奏でに合わせて歩きだす。何かが始まる気がしてたまらないと朝日が囃し立てては背中を押す暖かな陽の光に、ちょっと仲間が居るような安心感と言うか抱擁に任せておくのも素敵だねって、独りで微笑みそんな日に会えたのとにアリガトウって囁い
2024年11月3日 01:09
グラスの先の向こう指先で弾けばリーンと鳴るかもと思うと、今するには勿体ないんじゃないかと自問自答してる時間に、たぶん昔からこんな事を感じては、溢れんばかりの長い人生を生きるのに、誰も居ないカウンターに久しく使われていないグラスに光の反射を眺めながら、何かが起こりそうで期待もしてるんだけど、いつも通りの時間しか知らないと思うと飽きて来たと勝手にストーリーを書いてみては、いつか君に話そうかと大層な
2024年10月8日 00:27
こんな日は暑ささえも眩い光さえいつか見た面影抱いて眠りたいよ繋がる橋さえも届かない思いさたとえ1日の空瞬きさえ惜しむこんな夜は涙の雫さえ流れぬようあの日見た温もり感じ眠りたいよ隔たる川の闇見えぬ先の事分かり合えぬ虚しさ感じて遥か満天の星空に想いに涙する夜へ星に願いを…でも、今日だけは星の願いを…2008 edition.
2024年10月8日 00:12
海に流され波に揺られて辿り着く場所は何処夢に夢見て見えぬ思いは辿り着く世界は何処耳に届くのは鳥の鳴き声肌に触れるのは波の雫体に感じるのは陽の光闇に脅され振り続ける雨が行くべき道とは何処悲しみの空振り上げた手にいま貴女は居ない言わぬと決めた言葉に行かぬと決めた場所と無くした心と
2024年10月7日 23:45
秋桜の花びらゆらゆら舞い上がって貴女の所届くかな。薄ピンクの時が止まるような思い出ゆらゆら。手のひらに一枚私の想いも乗せて遠くに望む海の色。いつかまた出会える日が来るかなもう卒業ですね。また、どこかで。お別れだけど、また明日。
2024年9月29日 15:41
To:Subject: こんばんはこんばんは、お元気でしたか風も少し寒さを感じる季節いかがお過ごしですかもう秋ですね。そうそう、あの日の空、覚えてますか秋空のキャンバスを藍に二人で歩いた並木道銀杏の葉は黄色に染まりゆらゆらと舞いながらあなたの肩に降りてきて過ぎ去るそよ風の音と落葉達のコーラスにモノトーンの世界へと二人を招いてくれたね秋は時と木々と貴女を
2024年9月12日 00:47
一日千秋、あの空に詩を書いてみた。何気なく撮った空のスナップショット。その日その時の詩を書いてみる。空と想いは、宛てのない空想写真◆初秋の星空(2頁)ちょっと隅のベンチで座ろうか。見上げた空は都会の光りで何も見えないけど、きっと、僕が見えなと嘆く星達は、空高くに瞬くと思っていたけど、思ったよりそばに有ったのかもしれない。想いと思うは違うように、心の向け先の掛け違い、、、その夜のこと
2024年9月8日 00:31
一日千秋、あの空に詩を書いてみた。何気なく撮った空のスナップショット。その日その時の詩を書いてみる。空と想いは、宛てのない空想写真◆曇天の虹(1頁)空間の接点と接点をつなげる架け橋は、それは思いと想いが分かっていたのに渡りださなかっただけなのか、途中で思い止めたのか、渡り終えるのを躊躇ったのかは時のすれ違い。何もなかったなんて大人の都合の良い言い訳と言い聞かせて。自分は静寂に過ぎる止
2024年8月4日 18:06
海辺のテトラに腰かけて、静かな波に思いに耽る。水平線に見える沈む夕日横切るジャンボと浮かぶ船青い空が広がり白い雲が自由気ままに漂い歩く。海岸線に続く白き砂浜に、それぞれの時間が流れてる素敵な時間を止めたくて見えた心をキャンパスに波際を歩く貴女を描く。
2024年8月19日 23:49
ポケットに手を入れ何も無いこの道へと東の空は薄明かりに手に触れた言葉へと弱虫だったんだねそっと読み返す俺に新しい事と古い事とかさねて繰り返してまたポケットの言葉寂しん坊なんだね微かに聞こえる口笛振り返れば明るい窓広がる空は蒼の世界変わらぬ光景と微笑少しでも生きたい弱いよ。そう僕は弱い。木漏れ日の下で。つづく
2024年8月21日 01:04
あの時、ふと、見上げた空から、静かに、そして、しんしんと、心の形をした、君の意識がまるで、雪が舞い落ちるように、そして、行き先を求めるかのように、右へゆらゆら、左へふらふら、僕の心内を、知ってか知らずか、まるで、母親が子供の頬を摩るようにやわらく、あたたかく、そして、愛情にあふれる、その手が僕の塞ぎ閉じ、開くことの無かった心の扉を、いとも容易く、静かに、そして、優しく、解き
2024年7月28日 05:24
窓ガラスに映る夕陽色のビルの壁夜の帳がネオンとなる誰も知らない誰も気付かない誰も居なくて迫り来る摩天楼煙草の煙が漂い目と胸に沁みる夜の帳が空しさとなる何も知らない何も見たくない何も要らなくて迫り来る孤独感ふぅ〜灰皿に押し付けた煙草消した火種消えた火種消える火種その唇が愛しい
2024年6月22日 00:31
差し出された指先には、黄金色の輝きが放たれていて、大きな粒の光は眩く小さな粒の光はまるでソーダ水の泡がユラリユラリと空に登るように舞い上がる。あなたの笑顔は片時も曇らずに僕へと視線を送り続けては、知らず知らずに僕は心の奥底から眠っていた感情さえ、意図も簡単に顔を出しては微笑みを返す僕が居た。空を舞う人々の色の鮮やかさはまるで春の花びらの風との営みにも思うように、右や左と回っては登り・・・跳ねて