ろど

誰そ彼、紅く染まる列車の帯に、去りし日は心の灯りに思ふ。あぁ、彼は誰 (@rfc968)

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誰そ彼、紅く染まる列車の帯に、去りし日は心の灯りに思ふ。あぁ、彼は誰 (@rfc968)

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    黄昏通信Vol.1-44までは過去の再放送(転載)になります。内容の時期感が異なりますのでご容赦願います。

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    過去に書いてた黄昏日記です。

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    何となく書き綴る文字のラヂオ

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    いろいろあって言葉を綴り。 迷いながら置いてきた、記憶の抜け殻

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止まない雨はないと 言い聞かせてきたけど、 ここまで濡れたら、 雨も好きになれそう

    • 履歴を埋めてしまってゴメンナサイ アディオス

      • 黄昏通信 Vol.30

        毎日が 忙しさも慌しさも 気付かないまま 過ぎていく。 古時計の振り子の様に 同じ道の繰り返し 朝の満員電車は まるで体の一部 敵わぬ力に揺れるまま 深く閉ざされた 地下鉄は過ぎて行く 見上げる空は灰色で 四方に伸びたビルが覆い 天に伸ばして両手さえ あざ笑うかの様に 僕を見下ろす きっと 誰かの為じゃなく 僕の為でもなく 止まらぬ時は流れ 立ち止まる事さえ 許されない幻 僕は明日も変わりなく また初めから終わりまで 時が回るように 動き出す。 僕は振り子。 夕焼け

        • 黄昏通信 Vol.29

          僕が歩く足元にも少し暖かな風が この凍てつく季節の終わりを告げるかのように そっと通り過ぎてゆく そんな日に 冷たい風の中には春の匂いが微かに感じて さっきまでの寂しさが、来る季節の思いに 心が囃し立てる そんな日に こんばんは。ろどです。 最近仕事の忙しさから少し夜な夜な考えては思いに耽る時間も取れなくて、なんだかこのまま冷たい街の時間の歯車の用に、正しくも寂しく、正確にくりかえすもつれない悲しい心へと少しづつ侵食されていくようで怖かった。 今も忙しさわかわらないんだ

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          黄昏通信 Vol.28

          冬がやってきた いつだっけ? 気付けば僕は そこに居て いつものように 膝をかかえて 北の空を眺めてる。 今日も変わらず踊らず悲しくも有りきっと何かを望んだ筈の空は曇り模様… いつもと同じ時の流れは無情にも進み流れて行く俺には何もないと語るかのように見つめる・・・ 寒いな、僕だけじゃないさ。ねぇマスタ、ラストオーダーは濃い目にお願い。そんな寒さが肌身に染みる毎日の季節に嫌気はさしてないけど、寒さに両手を擦り、そっと息をかけては白い息が空を舞いあがり、そっと目で追いながらも黄

          黄昏通信 Vol.28

          黄昏通信 Vol.27

          とても寒い夜 なにも無い夜 貴女は夢の中 はるか夜空の向こうでは、きっと僕が目を閉じながらも空を眺めるように見上げた星の瞬きは・・・届いているのかな。 もうすぐクリスマス 明日には夜空の光は頂点を指し示すかの様に、人の心は暖まり広がり包み込んでは、抱き合い繋がり合い同化してゆく・・・ いつの日にか出会えると夢描いては、夢枕の想いと期待と胸を抱いたサンタの顔が空高くから覗く貴方の瞳と同じと気付く頃・・・ きっと大人の階段がゆっくりと、立ち止まってはゆっくりと進んでゆく寂しさ

          黄昏通信 Vol.27

          黄昏通信 Vol.26

          物静かな夜です 街の明かりは絶えず瞬き、 いつもと変わらぬ風景は、 ざわめく昼間から汚れを、 語りかけるようにそっと、 心まで表わす僕を撫でる。 なんだかちょっぴりと 今日は書きたい気分で 変わらぬ夜に綴ります いかがお少しでしょうか。 こんばんは、ろどです。 僕の部屋の窓から見える夜景は 決して大した風景じゃないんだ 街の明かりで照らされる夜空と コンクリートに固められた川面 休むことを知らない大通りの車 タイヤの音は静けさからの鼓動 とても無機質で冷たさを感じる

          黄昏通信 Vol.26

          黄昏通信 Vol.25

          外は雨模様の夜の帳 窓を開ければ、まばらに走る車の音が僕の部屋へと届いてきます。もう明日の仕事が始まって新たな日が始まっている人々達の晩夏。トラックは寂しくも侘しくもタイヤの音だけを残して通り過ぎていきます。 こんばんは、ろどです。 いかがお過ごしでしょうか。 きっと、暖かなベットと布団に埋もれ・・・すやすやと明日から始まる新たな日の思いを感じつつ、思い思いの夢の中へと身を沈めては、それぞれの夢のスクリーンのヒロインを演じてる頃かな。。。 窓の外は晩秋の空、頬を掠める

          黄昏通信 Vol.25

          黄昏通信 Vol.24

          僕を考察する。 20%の幸せ 50%の呪縛 10%の生きがい 10%の失望 で構成されている。 何かに追われてる昼間の呪縛から、そっと解かれる夜の帳を待ち続けた俺は、いったい何から逃れ、何を求めていたんだろう・・・ そとは夜、窓を開ければ黒く闇の空は虚空に現る、無と空に覆われていて、それでいて、見上げる旅人の心からは、痛み苦しみ悲しさを取り去る癒しの空と化している。 僕は旅人 見知らぬ地から、まだ見ぬ地へと流浪に旅をするわけでないけでど、この地で出会った心の重なりに舞い

          黄昏通信 Vol.24

          黄昏通信 Vol.23

          「僕は本音で話す事が出来ません。 いつも会議では、議論に勝つ事、いかに自分を有利にするかを考えてきました。そんな偽りの仮面を被り、言葉を操って武器として、生きて来ました。僕はズルい男です。 そんな自分が嫌いです。」 先週、会社で自己啓発の研修に出た自分の一言。 朝早く山奥で叫んだ1分間スピーチの事。山彦もこだまする。 …嘘 これが、普段の僕。 全て計算済で事をする。聞く人の出方を計算してマインドコントロールする。 …勝算有り 事は進んで難なくクリア。すれ違い間際の講師

          黄昏通信 Vol.23

          黄昏通信 Vol.22

          そっと開けた蓋の奥には・・・ いつ見ても飽きぬ光は黒なのか透明なのか、特に惑わされるわけでもなく、僕の目にはその光に映る僕の顔とその眼差しが・・・君を求め求められた、そんな宝物。 大人の目には、ただの川岸に落ちている・・・ただの石ころ。 あの僕達は、時逃れる世界が、まるで大人が動かす飛行船の上の物語で出来ていて、舵の導く先には決められた道が導く羅針盤。 あの頃の、ぼくの機密基地は、どうなったのかな こんばんは、ろどです。 今日の夕暮れ近く、マンションの片隅の非常階段で、

          黄昏通信 Vol.22

          黄昏通信 Vol.21

          何だか恋寂しく風が、心にそっと吹いたのかな、 今日だけは独りで居たい、夜風の通信。ろどです。 気付くふりして気付かない。そんな洒落た男じゃないし、 気付くふりして勘違いする、三枚目がお似合いな俺。 いっそ無くしちゃおうか、、、、歩い来たラヂオ 大きな大きな透明で冷たくて硬くて寂しいガラスの塊を見つけた頃の僕は、この塊に自分の心を映す鏡のようなもので、でも、思い思いに形を変えては、これが自分の本当の姿だと人に貴方に、そして僕に言い続けては形作りに没頭していた。 膨らむ想いに

          黄昏通信 Vol.21

          窓辺日記 Vol. 10

          夏なんて若者が青春と言う名の人生で光り輝く時間の辺境と後から思う時の呼び名を謳歌する…あ…誰もが見る目まぐるしい襲い掛かるフィクションは昨日も今日も明日へと繰り返され、うん…頷く気持ちさえ許される神の教えさえ聞こえる事さえ忘れてたなんて、きっと誰もが許されると過信と過誤と過ちは過ぎ去られまいとしがみ付くのは…若気の至りなんでしょうか。 この肌で感じた季節。 衰えなんて気にしなかった自分を哀れみ貶す暇など有るくらいなら、明日の生き方を昨日に考え今日に行い明日を迎えられた筈な

          窓辺日記 Vol. 10

          窓辺日記 Vol. 9

          雨の夜空を眺めてみても 真っ黒な世界に星は無く 通り過ぎ行く車の騒音と 跳ねる水の音が木霊する 人生の達成率は筈か1% がむしゃらに無我夢中で 思いのままとか気楽とか 自由には希望がなけりゃ 不自由なままのピノキオ 知る世界には確かに見えるワンシーンは、絶え間なく訪れる時間に褪せることなく繰り返され、輝く瞳に人は魅了されは生きた導と印を刻む。 最近よく思うこと。誰かの楽しい話を聞くと、まだまだ自分の知らない事や世界がいっぱい存在してて、そこでは色んな出来事が起こってい

          窓辺日記 Vol. 9

          窓辺日記 Vol. 8

          余りにも多くの事が起こりすぎて、 気にする方角は囁く先の向こうか 嘆く彼方の貴女の涙は幾つもの闇 空に願うは平和な日々と ため息つく位のひと時が 欲しい 何かに怯え絶え間なく流れる虚空 騒がしいTVの音は何も伝えず僕の 眠る恐怖と要らぬ過去の思い出を 掻き混ぜては悲しみ色に書き綴る 皆さん 元気ですか、 急に回りだした時計の針が、 何度も12時を指しては過ぎて 追いつかない思いが焦りさえ 幻と自分に偽り続ける もう終わりなんじゃないかと 在らぬ不安にかられながら、

          窓辺日記 Vol. 8

          窓辺日記 Vol. 7

          遠くから聞こえてるくる 少しぎこちないピアノ音 誰かの歩む時が交差して 光りが近づいては遠のき 揺らぎながら通り写った ガラスの淵に移る横顔は 緩やかに風に前髪を触る 空に先は真っ黒な宇宙なんだけど、 薄く青い僕の空は白く輝く白に近い 赤い太陽が一筋の茜の十戒に割れて、 置いて来てしまった真実とは、 純粋だなんて言葉で終わらしたくない・・・ 疲れの果てに終わりが有るなんて、 思いたくないし終わらしたくないけど、 肉体的に酷使し過ぎた結果なんて 容易くて、火照る筋肉が恨めし

          窓辺日記 Vol. 7