黄昏通信 Vol.28
冬がやってきた
いつだっけ?
気付けば僕は
そこに居て
いつものように
膝をかかえて
北の空を眺めてる。
今日も変わらず踊らず悲しくも有りきっと何かを望んだ筈の空は曇り模様…
いつもと同じ時の流れは無情にも進み流れて行く俺には何もないと語るかのように見つめる・・・
寒いな、僕だけじゃないさ。ねぇマスタ、ラストオーダーは濃い目にお願い。そんな寒さが肌身に染みる毎日の季節に嫌気はさしてないけど、寒さに両手を擦り、そっと息をかけては白い息が空を舞いあがり、そっと目で追いながらも黄