"忙しい"ってどんな状態なのだろうか
あなたはやることが次から次へと増えていった時どうなりますか?
私は頭の中でつい全ての事を考えて、思考が停止することが度々あります。
人によってはその反応は様々ではないでしょうか。
ある人は悲観的になったり、ある人は身体に影響が現れたりするかもしれません。
そこで思うのが忙しすぎるようになったことは失敗した結果なのかも
しれないということです。
"失敗"の基準ってわかりやすい
"成功"という基準は不確かなものであり、現在ある結果が"成功"なのか
わからないことが多いです。
ただその点で言えば"失敗"かどうかは自分で判断しやすいのでは
ないでしょうか。
「あ、やっちゃった」と思うときは自己判断で"失敗"と思っているに
違いないです。
忙しすぎるようになった自分を思い出してみてください。
その時のあなたは忙しすぎる自分が"成功"した結果なのか、
あるいは"失敗"した結果なのかどちらかと言われたらどちらですか?
私なら"失敗"したと思っちゃいます。
忙しすぎる状態
今までゲームをしてきた人なら見覚えのある話をします。
自分が操作しているキャラを走るボタンを押しすぎて体力切れになり、
その場で数秒止まってしまうことありませんでした?
忙しする状況はまさにその時と同じなのです。
つまり、忙しい状態はとても充実した"成功"への過程であることは
間違い無いのですが忙しすぎる状態はキャパオーバーで
"失敗"になるのです。
忙しすぎる="失敗"だからと言って、忙しい状態はネガティブな影響が
あるわけでは全くありません。むしろ成功に近いのだから喜ぶべきです。
意識したところで、忙しすぎる状態になってしまうことは
どうしてもあります。それを避けようとすると、程よく忙しいを通り越してやる事が無くなります。
忙しくなるには
多くの人が、予め自身の仕事量は決まっているでしょう。あなたの仕事は
これ、これをいつまでにおわらしてくださいと決まっているのが一般的な
業務、つまり仕事です。
その時点で忙しい人もいます。その方々は何もしなくても既に忙しい状態
なので気にする話ではないです。
一方でそうでもない人もいるのもまた事実なので、自身の仕事だけでは
忙しくない人がどうやったら忙しくなれるかについて説明します。
忙しくない人が忙しくなりたいなら、なんでも「やります」と
言い続ける事で簡単に忙しくなれます。
時折、自分が興味のある事だけに「やります」と言っているのでは、
そう簡単に忙しくなる事はできません。それはなぜでしょうか。
お願いされやすい人はどちらか
何かをあなたにお願いする人の存在を忘れていませんか?
「やります」と言われることを望んで誰かを探す人が、やることを見つけてくれているからそれができるチャンスがあるのです。
ではやることを見つけた人が探す人は「やります」と毎回言う人と、
数回に一度だけ「やります」と言う人のどちらに最初声をかけると
思いますか?そう聞かれると断然前者ですよね。
よって、忙しくなるにはなんでも「やります」姿勢であれば
簡単になれます。
ただそうしていくと忙しすぎる状態になることは誰でも避けれない
ということです。
断ることのリスクをどのくらい考えている?
何でも受け入れる事が正しいということを言っているわけではありません。しかし断るという行為は少ならず自身に悪影響が生まれるリスクがある選択であることを自覚はしておくべきです。
これは仕事に限った話ではありません。「はい」と「いいえ」の選択肢が
ある時は平等に断るリスクが存在します。リスクを考慮して断ることを
避けるべきかどうかは各々が自分の選択を通して考えておくべきことです。
忙しくなるには断るリスクを最小限にした選択をする事が望ましいです。
それが成功へ近づく一歩ですが、それが合っているかは自分自身で
判断しながら進みましょう。
もしかしたらその一歩の質を気にすべき段階に入っている人も
いるかもしれません。
ネガティブ思考
忙しすぎると頭の思考が停止したりします。そんな時冷静にやることを
考える事はできずに悲観的に思う事が先行します。
そうなった時に、忙しい状態そのものをネガティブに捉え始めます。
今は忙しすぎて辛いとか、もうこれ以上できないとか。
思うのは自由ですが、ベストな考えではないということを
理解しておいてください。
目の前のやることを明確化しよう
やらないといけない事が3つでも6つでも9つでも、今解決できる量は
限られており、完了する時期が手前か結構先になるかの違いです。
つまり気にすべき事は全体量や全てを完了する時期ではなく、
今日や明日何をするかという事です。
まずは1つずつタスク項目を出し切ってみましょう。そして出し切ったら
それらの順番をつけて1つずつ成し遂げていきましょう。
ただそれだけなのです。
デカルト先生も同様のことを言っていた
哲学に詳しくなくとも、デカルトの名前は聞いた事があるのでは
ないでしょうか。もしくは「我思う、ゆえに我あり」という言葉の方が
有名かもしれません。デカルト先生がこんなことを言っています。
私が取り組む難しい問題のそれぞれを、できるかぎり多くの、しかもそれを最もうまく解くために要求されるだけの数の小さなパーツに分割する事。
小さなゴールや大した量ではないことを成し遂げるのであれば、こういう
考えをする必要もなくスラスラと解決するでしょう。
デカルト先生はとても大きく果てしないゴールを設定して、
それを成し遂げるにはどうするべきかを考えた果てが小さく分割して、
1つずつ達成していく方法しかないということなのです。
タスク分けした方がいい時
タスク分けしなくとも、例え膨大な量でも可能な時があります。
それは単に量が多いだけの場合です。
中学校や高校生活を思い出してみてください。
毎週各科目のワークのp○○~p○○までのように宿題が出ませんでしたか?
あれって確かに量は多いのですが、やる事がワークの問題であると
明確化されているので順番にやればいいだけです。
そんな状況で、あえてタスク表なんて作って管理したところで対して
変わらないでしょう。そのタスク表で気にしているのは進捗が
順調かどうかなだけです。
逆にタスク表を作った方がいい時は、ゴールは決まっているが解決策など
具体的な考えが思いついていない時です。
仮にいくつか具体的に思いついていたとしても優先順位などが
そのままでいいのかは疑問です。
そういうことも踏まえて一度タスク表を作ってみましょう。
最後に
これであなたが今から忙しすぎる状態で何かをする時に、思考が停止した
としても即再起動して行動できるのではないでしょうか。
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