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立ち向かった自分を誇れ。

今日も一日お疲れ様。

今きっと君はとある物と格闘しているだろう。

それは、、


「議事録」だ。


ギジロク、、、、?
なんだそれ?
23年間生きてきた中で一度も聞いたことがないぞ、、、
なにっっっ!?
他の同期は知ってるだと。。。。!?


「それ、サークルで書いたことありまーす」
「前の職場(インターン先って言え)で普通に書いてましたー」


どんな環境で今まで育ってきたんですか、、みなさん。。。
もう同期バケモンしかおらん。
もはや頼もしいまである。
同期ばんざーーい!!

(僕の価値とは、、、、?)

初めて「議事録」という存在を知った時、こんな心情だっただろう。

でも大丈夫。



地獄はここからだから。



そして君が人生で最初の議事録を書くことになる戦場。

それは、クライアントからのオリエンテーションだ。

初陣であり、負け戦だ。

取引先も同席するこんな重要な会議で議事録係、、、、?

頭が沸いてやがる。


そして、君は一字一句聞き逃さまいと、録音という策を講じるだろう。

でもやめておけ。

iPhoneの録音機能では、パソコンのスピーカーの音声を拾うのは難しい。

恨むのは、自分か。はたまた世を苦しめる新型コロナか。



君はよくやった。

一生懸命頑張った。

慣れないタイピングを一時間半必死に、ディスプレイに食らいついて、、、

でもな、

お前を傷つけないために、先に結果だけ言っておくぞ。



仕事としては、大失敗だ。

討ち首だ。(元から取られるほどの首もない)

そして、先輩から怒涛の長文Slack。

ここには書ききれない程のありがたい指摘が書き殴られているだろう。


そして君は自分に対してこう言うだろう。

お前は先輩からのちょっとした期待を裏切ったぞ。

「信頼ってこうやって失っていくんだなぁ」

痛感したか。このクソが。
期待をうわまる成果を出さないと認めてもらえないのに、
「議事録」という1stステージであっさり敗退するとは。
仕事にならんわ

悔しいよな。

情けないよな。

僕もそう思ったよ。

あの日食べたお母さんのご飯。

なんも味しなかったよな。



でもな。

そんな君にも、励ましてくれる先輩がいるぞ。

「いいクリエイターほどむちゃくちゃ失敗してる。」

「自分をクソだと思った分だけ伸びるよ。」

「期待してるよ。」

底辺な君にもこんな言葉をかけてくれる。

どれほど嬉しかったか。

早く力になりたい、一緒に肩を並べて仕事がしたい。

そう思ったか。

嬉しくて、文面スクショしたよな。

今の所、それでいいんだと思うよ。



今の君は自分に期待しすぎている。

どこかで自分を守ろうとしてる。

自分のカッコ悪いところを隠そうとしてる。

多分そうなんだと思う。

今の僕でさえ、まだその節があると思う。



立ち向かった自分を誇れ。

結果は失敗だったとしても、

本気を出したあの瞬間、感覚、忘れないように心に刻め。

こういうマインドが、「議事録」で学べてよかった。

みんなはこういうところではあまりこんな経験をしないから。

ひとつ、抜けたな。自分。



これを書いてる一ヶ月後の自分が今どうなってるか、教えてあげよう。

怒涛の長文を送ってきたあの先輩。

「俺、嫌われてるかもな、、、」とまで思っていたあの先輩が、

『いつもありがとうございます!いつもとても参考になっています!』

だって。

やったな。

ちなみにあの先輩がいなかったら、今の僕はいない。

一生ついていけ。すぐわかると思うけどあの人はすごいぞ。

これからもっと認めてもらえるように、

いや、チームやそのさきの社会のためにもっと突っ走っていく。


だから、どんなに失敗してもいい。

全力で当たって、砕けた自分を誇れ。



明日も本気でいけよ。

おやすみ。

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