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コロナ禍でもできる!1日で巡る東京十社御朱印自転車ラリー

コロナ禍による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により外出自粛で、なかなかレジャーを楽しむことができない期間が続いていますね。

感染者が増加する一方ではなかなか外を出歩くこともはばかられますが、落ち着きを取り戻したら、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、都内で手頃なアウトドア・レジャーがあります。

それが東京十社めぐりです。
そしてそれを電車も車も使わずに、1日で自転車で巡るというものです。
これはこ公式なもので、以下の神社でも大々的に紹介されています。

その東京十社に数えられている神社は以下のとおりです。(※順不同)

東京十社

王子神社(北区)
白山神社(文京区)
根津神社(文京区)
亀戸天神社(江東区)
富岡八幡宮(江東区)
神田神社(千代田区)
日枝神社(千代田区)
赤坂氷川神社(港区)
芝大神宮(港区芝)
品川神社(品川区)

東京十社めぐりのすすめ

都内の観光ついでにスタンプラリーのような感覚で、御朱印帳に御朱印を頂いたり、絵馬を受けたりできます。参拝の際のお賽銭や御朱印を頂くための初穂料がかかりますが、行動が制限されている中で、手頃なレジャーになるのではないでしょうか。
きちんと参拝をし、迷惑をかけなければ、特に信仰がなくとも失礼なものではありません。

神社もコロナ対策をしており、本坪鈴(ガラガラと呼ばれることもある鈴)は取り外したり、手水舎では柄杓を使わずに、流水で直接手を清められるようになっていたり、接触を避ける対策がされています。
場所によってはアルコールも備え付けられています。

今回はレンタサイクルで電動アシスト付自転車を借りて、1日で御朱印をコンプリートする御朱印ラリーをしてきました。

詳しい情報は以下の記事にあります。

コロナ禍で緊急事態宣言前の平日の快晴時に巡った際の簡単なレポートをしたいと思います。

ルート

東京十社巡り(錦糸町スタート)

皇居を囲んで結界を張るようなイメージで、富岡八幡宮から時計回りにめぐります。最後は亀戸天神社をゴールとしてレンタサイクルを返すまでが旅の行程です。最南端の品川神社、最北端の王子神社、最東端の亀戸天神社が苦労するポイントです。

1日で巡るにはあまり余裕がありませんので、御朱印が受け取れる一番早い時間からスタートできるように調整しています。

工程

8時30分頃
JR錦糸町駅南口から5〜6分ほど歩いたところにある、オリックスレンタカーに到着しました。
eチャリというレンタサイクルサービスで、電動アシスト付自転車を借りました。12時間で2100円でした。
免許証のコピーと必要事項を書いて、予約なしでもすぐに借りられます。

9時過ぎ頃
富岡八幡宮に到着しました。
最初ということで御朱印帳を購入しつつ御朱印を受け取ります。
これからのスケジュールには、移動時間と参拝、御朱印を書いてもらう(コロナ対策で御朱印は書き置きされたものの場合があります)時間を考えなければなりません。参拝と御朱印を受け取るので15分程度滞在しました。その後もその程度です。

10時前頃
芝大神宮に到着しました。
Googleマップによると富岡八幡宮からは自転車で約26分の距離です。
しかし浜離宮恩賜庭園から線路をまたいで新橋側へ出る際に少し手こずり、現地近くでも少し迷いました。
無事参拝をすませ、御朱印を受け取り、次の長距離に備えて自動販売機で水を買いました。

10時40分頃
品川神社に到着しました。
Googleマップによると芝大神宮からは自転車で約26分の距離です。
芝浦の旧海岸通りを経由して、天王洲アイルを曲がるルートを通りました。
自転車が通りやすいゆとりのある道路で、スムーズに向かえました。
急な階段を上り、最南端を噛み締めながら参拝をすませ、御朱印を受け取りました。

12時過ぎ頃
赤坂氷川神社に到着しました。
Googleマップによると品川神社からは自転車で約31分の距離です。
三田の札の辻交差点までひたすら第一京浜を北上しました。
道中は高輪ゲートウェイを眺めたり建物や道の変化を感じながら向かいました。歩道には通行人も多く、今までより少し気をつけながら走行します。
またスマホの電池が最後まで持たないとみて、六本木のドンキホーテで充電器を買い、少し時間を使いました。
自転車のバッテリーの目盛りがひとつ減ったので、これからは節約しながら走行することにしました。

12時30分頃
日枝神社に到着しました。
Googleマップによると氷川神社からは自転車で約4分の距離です。
但し境内まではかなり階段を登らなくてはならないので10分以上は使いました。また少し参拝客も多目で、御朱印を頂くのに2〜3人待ちがあり、番号札のシステムで受け取りまで5分程度待ちました。

これで前半の5社巡りました。
自転車のバッテリーも肌感では半分程度です。
東京タワー付近から六本木にかけて上り坂が続き、そこからもアップダウンが繰り返しあったため、一気に消費した印象です。
この後次の白山神社へ向かい少し移動しつつ、靖国神社付近で昼食をとりました。
そこでトイレもすませ、後半戦に臨みます。

14時頃
白山神社に到着しました。
Googleマップによると日枝神社からは自転車で約31分の距離です。
今までの神社よりは少しこじんまりしており、社務所にも人がいなかったためインターフォンで呼び出して御朱印を頂きました。
ここから次の王子神社までは少しナビに逆らいました。
というのも、王子神社の次は、現在地から近い根津神社なのですが、往復する道が同じになってしまい、結界を張るイメージとは少し違ってしまうためルートをひとつ西側に変えました。
具体的には、都道455号を案内されたところを、巣鴨駅を経由する白山通りを使いました。

14時45分頃
王子神社に到着しました。
Googleマップによると白山神社から白山通り経由で約20分の距離です。
バッテリー節約のために電源を切る機会を増やしている中で、巣鴨駅を過ぎてからは緩やかに登り坂なのと、向かい風で少し疲れました。
王子神社は御朱印の初穂料が決まっておらず、お気持ちでということだったので、たまたまあった小銭300円ですませて頂きました。
ここでお札しかなかった場合には困ってしまうので、現金は用意しておくべきです。

15時20分頃
根津神社に到着しました。
Googleマップによると王子神社から自転車で約19分の距離です。
道中は小学生の下校時間と重なり、幼い子が予測不能な動きをしたりするので、走行には注意が必要でした。
根津神社は参拝客が多く、乙女稲荷という恋愛面の縁結びの御利益があるとされる神社もあるため、女性が目立ちました。
参拝に少し並びましたが、割とスムーズに御朱印受け取りまですみました。

15時50分頃
神田神社(神田明神)に到着しました。
Googleマップによると根津神社から自転車で約12分の距離です。
東京大学を左手に、本郷通りをまっすぐに南下しました。
神田神社は御朱印の受け取り場所が、左手のお土産などが売っている明神文化交流館「EDOCCO」内にあり、少しおしゃれな雰囲気です。
さて次が最後の亀戸天神社です。
亀戸天神の社務所受付時間が18時までということだったので、少し休憩しようと思ったのですが、Googleマップに表示される営業時間は17時となっていたため、休憩なしで向かうことにしました。

16時30分頃
ついに10社目の亀戸天神社に到着しました。
Googleマップによると根津神社から自転車で約23分の距離です。
左手にちらつく東京スカイツリーを感じながら、蔵前橋通りをまっすぐ東に向かいました。
電動アシスト付自転車を使っていたとはいえ、流石に疲れが出ており、社殿に向かう太鼓橋の階段を登る足が鈍くなっていました。
最後の参拝をすませ、これで無事御朱印コンプリートとなりました。

この後、自転車を返却して、錦糸町のファミレスでゆっくりお茶をしながら旅を振り返りました。

電動アシスト付自転車を使っていながらも、普段運動をしていない私にとっては適度な運動(疲労)でよい旅となりました。
目的を持ちつつ、気軽にアウトドアのレジャーを楽しめる丁度よい企画です。
これからやってみようという方に参考になれば幸いです。

なお、1日で巡るために、その他のおすすめルートや準備した方がよいものと注意点、神社ごとの詳細情報やより旅を楽しくするための方法など、以下の記事でまとめてあります。
こちらも参考になれば幸いです。


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