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「笑うバロック」バックナンバー601-700(予定)

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インターネットの発展でバロック音楽聴取の環境が幅広くなりました。観ながら聴いて書きとめて、思わず笑いがこぼれたらメモしています。
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記事一覧

笑うバロック(683) ビルトーゾ・ロココ・フルート・ミュージックは倍速に聴こえる

最近よく倍速再生設定のままライブ動画などを鑑賞してびっくりすることがあります。 魅力的な…

笑うバロック(682) エイヴィソン、ホワイトな評論家作曲家

エイヴィソン。Charles Avison (1709-1770)ニューカッスル・アポン・タインで生没。 評論家に…

笑うバロック(681) ラモーの甥について

「ラモーの甥」の「ラモー」があのラモーだ、とは知っています。この本がディドロによって書か…

笑うバロック(680) 女流の時代、その2チェロは歌いガンバは語る

続けて意欲的な録音に耳が釘付けになりました。 ライブと違って記録が残る録音は、演奏者が様…

笑うバロック(679) 女流の時代

「光る君へ」を鑑賞。 遠い記憶を思い出しました。 歌は歌う、日記は記す、物語は物語るから物…

笑うバロック(678) 俺の楽譜

パフォーマーとして目立つ動きをするひとたちは以前からいました。 バロック音楽では楽譜を見…

笑うバロック(677) このシャンパンはサロン

フォルクレの作品をシャンパンに例えた方がいます。感謝しかありません。 マレとの比較でしたので、シャンパンはフォルクレのヴィオール作品ということになります。 ミリアム・リニョルの新しいフォルクレは、サロンということにさせていただきます。良質なブドウができた年にしか製造されず、8年以上長期瓶内熟成させる----。とはいえ人によってはさりげない物足りないと感じるかもしれません。 パンドルフォのがドンペリでしょうか。 ドゥフツシュミットはエドシックとか。 サカイさんはアンリ・ジロー

笑うバロック(676) バルカン・バロック

マリーナ・アブラモビッチの動画を鑑賞しました。 TED Talksのスピーチ。 その中で「バルカン…

笑うバロック(675) マイティソーのバッハ

インスラの第九を視聴していて、見覚えのあるティンパニ奏者を見つけました。テデウムの太鼓を…

笑うバロック(674) サウンド・オブ・ファミリー

20世紀の最後のころ読んだ本。 佐藤俊樹著「不平等社会日本」。 わたしは30半ば、少し厭世的に…

笑うバロック(673) ベスト・オブ・小澤バロック

更新「小澤バロック」。シェーンベルクの編曲の姿勢と相性がよい、と聴こえます。 小澤バロッ…

笑うバロック(672) ゲーム・オブ・平安バロック

紫式部のうしろでリュートが鳴っていたので検索。 詳しい情報はわかりません。ウードではあり…

笑うバロック(671) 二刀流のスカルカ

ギヨンのラメント集のCDのカバー写真を撮影したスカルカのチェロ組曲を聴きました。好印象。魔…

笑うバロック(670) 「夢の競演」を楽しむ

コンスタンティノープルのライブ、楽しそう。2022年カナダ公演。 聴きほれ見惚れました。 動画についたリーダー、タバシアンのあいさつ。 タバシアンは、イラン出身、14歳でケベックへ移住し古代ペルシャ音楽を学び、1998年にモントリオールで設立したアンサンブル「コンスタンティノープル」。タバシアンが芸術監督を務め、中世とルネサンス、ヨーロッパ、地中海と中東の伝統を受け継ぐ広範な音楽を制作。 この公演の手練れの者たち。管楽器、打楽器。 そして弦楽器。ここではビオラダモーレ