読書の感想 ダブル受賞なのに少し退屈「木琴デイズ」
「木琴デイズ・平岡養一天衣無縫の音楽人生」は第36回サントリー学芸賞と第24回吉田秀和賞のダブル受賞作ということ。しかし、わたしは一気に読めるほど夢中になれませんでした、なぜかしら?
サントリーのサイトに川本三郎の選評がありました。(下に採録)
「きちんと木琴の歴史を辿りたい」「評伝は、何よりもまず対象への敬愛がもとにならなければ」全くその通りだと思います。
文章から楽器そのものや演奏に対する想像が及ばず、ノレない感じ。平岡という人物もちょっと健康的に過ぎるような気がします。