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コレクション メッツァのコーヒーはふつう
WOWOWの疫禍企画のよう。
ヘルシンキのかもめ食堂が、原村のペンションメッツァに。
八ヶ岳は非密です。
光石研の「むかしの男」はコーヒー豆をかじります。
カリタの3穴ドリッパーで。
大胆な太さの湯でご愛嬌第1投。「息してる?」「いま大事なところだから」と言葉を交わす、むらしはよい感じ。かもめ食堂が2006年なので、20年近く経て、ペンションメッツァでは普通にコーヒーが淹れられています。
クレ
コレクション つばめはマクロスで粉に挽く
NHKのドラマ「燕は戻ってこない」。
数年前ホラードリップを見せてくれた黒木瞳が、ホラーグラインド。
桐野夏生は苦手。賞金稼ぎのような受賞歴。
部屋の賞状額を眺めながら、代理母をなじる黒木とダブりました。
2000万で消えてもらう、とミルでガーッと。
動画の感想 小さなコーヒー店では毎日起こっている
マリーナ・アブラモビッチのTEDのスピーチを鑑賞して。
気になったところをスクラップしました。
6時間の滞在体験をする施設。白衣に着替えて、「水の飲み方」を学びます。
MOMAではただ対面します。
米を数えます。
スピーチの最後は、2分間会場隣席の他者の目を見続けます。
締めくくりは「わたしを信じてくれてありがとう」でした。
どの表現も、既視感がありました。
小さなコーヒー店を開いたひとた
笑うバロック(676) バルカン・バロック
マリーナ・アブラモビッチの動画を鑑賞しました。
TED Talksのスピーチ。
その中で「バルカン・バロック」の紹介も。
「バロック」という言葉は、美術と音楽ではずいぶん違いがあります。ですがバルカン半島はバロックにとって、すこし特別なところという印象なので。
動物の骨から血肉を剥ぎ取り消毒する「浄化」パフォーマンスらしい。
臭気も強いパフォーマンスだったらしい。
ヴィッキー・アレッシオの訃報
検索すると映画「ウイークエンドラブ」のファンは数名ですがおります。わたしももう一度観て笑いたいくち。不謹慎な映画なのですが、大げさな修羅場もなく、それぞれが元の生活に戻っていきます。ヴィッキー・アレッシオは「ウイークエンドラブ」のグレンダ・ジャクソンの役名。
グレンダ・ジャクソンが亡くなった折に発表されたポルトガル語の「クラウディア」誌に載ったエッセイを豪傑訳しました。
下の写真はイギリスを代
われらがガリレオ先生の「human chemistry」入門
コーヒー屋やカフェのマスターをされている方へ。
あなたは、お客様が考えていること、感じたこと、来店の前後に行動したことを知りたくありませんか。この本には、目の前の素晴らしいお客様が、何を考えながら、どこから来て、店で何を感じ、その後どこへ行くのか、が克明に記録されています。
まず、お客様の立場から、お店に対してどう語りかけ、どう感じたかが書かれています。お客様の行動や言葉は、お店を経営するオーナー
「ロボット」について
老人と介護ロボットの悲惨な映画「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー」を観たので、ロボットにはロボットということで、チャペックの戯曲「ロボット」を読みました。ガリレオ(福山雅治主演のシリーズ)を観て、ふとガリレオ(ブレヒトの戯曲)を想い出すように。この映画は前年に「最強のふたり」が公開され、その流れで「ちょっぴり切なくて、愉快な友情物語」風に宣伝されたように記憶しています。残念ながら後輩
もっとみる映画の感想 「関心領域」となりのルドルフ
うかつな勉強をしたので、すっかり主人公ヘスを副総統ヘスと勘違いして観ていました。副総統は、単身赴任で家族はオシフィエンチムに住んでいたのか、たしかに副総統以下幹部の家族が話題になることはあまりありませんから----と、そんなわけはありませんでした。
昨年夏の「シモーヌ」のときと同じ誤解観賞。
でも一方では、誤解観賞も悪くないと。思いのほか興味津々に観ようとします。それでも、映画「関心領域」は退屈で
コレクション 「老害の人」はサロン若鮎を開く
NHKのドラマ「老害の人」。
内館ドラマは軽いノリでつい見てしまいます。
わたし自身の老害まき散らしを感じつつ、なかなか自重できません。
管理職に栄転した知り合いには、訊かれたことに必要なことだけ答える人になりなさい、なんて言っておいて、自分は得意なことを滔々と捲し立ててしまいます。ごめんなさい。
小さいけれどオーナー社長宅には、一時期は凝ったと思しきコーヒーの豆や道具の専用棚があります。
マン
「アイウェア メビウス」社長の「伝」なき「立志」
もしコーヒーの生産地に赴くことがある方で、要メガネの方がいらっしゃるなら、icBerlinやMykitaをお薦めします。理由は----どうぞ検索して。
メビウスは、「アイウエア」の店と称しています。昔で言う「メガネ」屋さんなのですが、イメージが一新したので改めて検索調査しました。創業オーナーは、山田香代子社長。おそらくメガネの付加価値を高くした人のひとり。必要な人にとっては生活必需であり、一見、
読書の感想 「20」年代佐藤俊樹先生からの宿題
「不平等社会日本」のあとがきにある佐藤俊樹先生と父親の対話の部分で、わたしはいつも涙がでてくるのです。
自分にもレベルは違え同じような経験がありました。わたしはこの本の分類では「B雇下」といえます。父はわたしが子どもの頃、「B雇上」から「全自営」に移行した人物に雇われ、茨城に住み込みで勤めに行っていました。この雇用主である自営事業主が交通事故で亡くなり「B雇上」から「B雇下」になりました。そうした
自宅でコーヒーを飲むときに使うマグ
あえてこだわりをいえば、取っ手です。
なくても使用可能ですが、この耳のような翼のような張り出した造形は魅力的です。持ち上げるときもっとも重さがかかる部分で壊れやすい弱点になります。耐久度と機能性をバランスよく同居させる、努力と工夫が要求されます。なんとなくですが、使う側にも教養が望まれているような気がします。
以前は大阪のようびさんでマグを購入して、使用していました。
左上の長森慶のマグは口当た
函入りに編集されたシリーズ
ずっと以前は、岩波講座や筑摩書房の文学全集など、書棚を飾る書籍がありました。講談社の江戸川乱歩全集や小学館のバッハ全集あたりもデザインされた函入り。
食分野の得意な柴田書店も企画を進めました。
「COFFEE SHOP & SNACK MANAGEMENT」叢書。
統一デザインで、書棚を立派に見せてくれます。
もちろんわたし、ホンの一部しか目を通していません。まったく触れたこともないものもあり
レジェンド・マリーは全く縁の下の力持ちでなく(その2) マダム・ポワンの略歴豪傑訳
フランスのヌーベルキュイジーヌはオーナーシェフの時代でした。ボキューズやロブションなど、シェフ名=オーナー=店名。天才やらカリスマやらでない人はどうしたらよいのか、そう問うたとき、輝いたのが、そうでない名前のレストランたちでした。
ピラミッド、コートドール、グランヴェフール、ロアジス、ヴィヴァロワ、ランブロワジー。といった名前。その中でも、オーナーでありマダムでありというピラミッドのマダム・ポワン
映画「追跡者」(1998年)を映画専門チャンネルで鑑賞
宇宙人ジョーンズが「連邦保安官」のボスに扮して、逃走した囚人を追います。
どうしてもボスに見えます。
囚人はウェズリー・スナイプス、ブレイド役のひと。その恋人マリー役にイレーネ・ジャコブ。どこかのブログに「むだに美しいスタバ店員」と書かれていました。
何が違って見えるのか、わたしフランスの女優さんの顔をよく覚えるたちなのです。前後にデスデモーナ役を演じたことでも記憶に。そのときはロレンス・フィ