見出し画像

成長は指数関数的に

成長は二次関数、あるいは指数関数的と、よく言う。x軸(横軸)が時間、y軸(縦軸)が成長度合いとすると、時間の経過(x軸が右に行くこと)に対して始めのうちは成長が見込めない(y軸が上に行くこと)ということだ。しかし、ある時から一気にできるようになり、それからはできることが凄い勢いで増えていくということだ。

自転車に乗れるようになった時のことを思い出せばわかりやすいと思う。乗れない時は何をやってもダメで何度も転ぶ。転んで怪我をして「もう二度と練習するか!」と嫌気が指しても、次の日にはまた練習する。そうしたことを繰り返していくうちに、ある時、ある瞬間にスーッと乗れるようになる。乗れるようになってからは距離もどんどん増えるだろうし、ハンドルの操作なんかもできるようになる。まさに指数関数的な成長だろう。

これは何も自転車だけのことに限らない。中学生のころに、数学の試験で間違えた問題があって、その直後は解説を読んでもあまり理解ができなかった。しかし、それから半年くらい経って、たまたまその問題を解き直してみようと思って取り組んだところ、いとも簡単に解法が思いついて解くことができた。その時の経験は、今でも妙に印象に残っている。

仮に今、上手くできないことや悩んでいることがあったとして、今の自分にはどうにもならないかもしれないが、時間を経て様々な経験を積むことによって、未来の自分はできるようになるかもしれない。今できないからと言って落ち込むのではなく、未来への自分への投資(と期待)と思って、粘り強く取り組んでみる。そんなことを思い直した今日であった。

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートは新しいことを生み出すための活動に使用させていただきます。