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固定概念を崩す一歩

東京は忙しい。深夜でも灯りが消えることはないだろうし、オフィスで働く人たちは日付が変わる頃まで働き、ようやく帰宅する、なんてこともざらにあるだろう。一言で表現すれば「激務」と呼ばれる仕事が現代にはたくさんある。

自分が勤める会社も東京のオフィスで働いている人たちが大変そうなのは、話で聞いていた。それこそ上で挙げたに深夜まで働き、翌朝も普通に出社する。別の会社に勤める友人の例でも、だいたいそんな感じだと聞いている。よく、それで体が持つなと思ってしまう。

そんな時に、会社の広報誌に時短勤務をしている人の記事があった。最近の言葉で言うと、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)というやつだ。多様な働き方を認める動きは、徐々に広がっているように思う。

正直、個人で特集される人の記事をどれだけの人が見るかはわからないが、そうしたテーマで切り取られた記事は、不思議と目を引く。別に直接知っている人ではないのに、なるほど、こういう働き方をしている人もいるんだと妙に納得する。

多様性を認めることというのは、人間の本能からすると、かなりストレスの掛かることらしいが、人間の順応性もそれはそれですごいものらしく、数十年くらいで慣れていってしまうという。

「東京=多忙」そんなイメージは、この記事1つ読んだくらいで変わることは無いかもしれないが、それでも自分の中の固定概念が崩れた瞬間でもあった。色んな人がいれば色んな働き方がある。それを許せる会社、ひいては世の中であってほしい。

#多様性を考える

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