子午線の祀り、卯酉線の祈り。
昨年末から年明けにかけて、多忙を極めた仕事もここにきて(2月現在)幾分落ち着いたような気もします。たぶん気分的な話。
しかし、あのとき感じていた説明のつかない妙な圧迫感と苦しさは一体何だったのか…
正直言うと今も仕事の量もその多忙さもあのときと何ら変化してはいないのですけどね。
それどころか、マンボウとやらのせいでさらにやる事が増え…とほほ。
というわけで2022年の中身(これからやるべきこと)をまったく想像出来なかった自分ですが、例の初夢(前回の記事)をみてからは段々と、どこに行って何をしたらよいのか?どのようなことについて調べたり、知識を深めたらよいのか?といったようなことが朧げながらも掴めるようになってきた気もします。
いや、それどころか俄然元気になってきたぞ!
元気があれば妄想もできるっ!!(アントニオ風に)
というわけで、その元気の引き金になったひとつが、いつも拝見させてもらっているブログの内容です。
琉球のアマミキョ神について日本各地の伝承などを熱く追いかけていらっしゃる素晴らしいブログなのだが、語り部という方(琉球の神人)が幻視したという、穴師山(大和)に立つ向津彦(大王)と向津姫(斎王)のヒコ・ヒメの存在とそのマツリゴト(祭政一致)の考察を読んで何故かとてもワクワクしてきたのだった。
そして、大王と斎王(巫女)は何故三輪山を追われ穴師山に坐すようになったのか…そして彼らの祀りは最終的に六甲山の方角へと移っていく(このルートは冬至の日の出ラインと見事に一致するというが…)
さらに箸墓古墳と穴師山、六甲山(ムカツヒメ)との繋がりとは…
わたしが夏至の日に三輪山には登れず、何故か穴師山の麓に辿り着いてしまった意味と妄想を大いに掻き立てる内容となっておりました(笑)
あとは、纏向(もしくは宇陀)の地で良質な辰砂、丹(シナバー)が採れるという話も…
もとより日本列島そのものが巨大な水銀(丹)鉱床を抱く島なのだと知って大いに沸いた。
穴師といえば連想されるのはやはり鉱山師なのだけどね。もちろんその当時は辰砂(丹)も採掘してたよねぇ(にっこり)
そして、土蜘蛛(おそらく縄文系先住民のこと)の蜘蛛の字には、「朱を知る虫」が隠れていると…
…いやもう最高じゃあないか!!(興奮気味に)
穴師山、六甲山に追いやられたという例のヒコ・ヒメも縄文系の一族の王なのでは?と大いに心躍らせるのであった。
「丹はオンナを美しくみせてくれる」
以前、このような聲が降りてきたのだが…
はて、貴女は一体誰れ?
下照姫、稚日女尊、丹生都比売…
朱砂の女王のまぼろし。
六甲のムカツヒメと美濃尾張のミカツヒメ。
ムカ(向)はミカ(甕)に転ずるか?
そして、天鈿女命が神舞う際にたすき掛けにしたという植物、日陰蔓の妙。
このシダ植物は、鉱物質の露出した場所に多く蔓延るのだという。
そういえば天鈿女命は穴師の里にも祀られていたが…
そして、美濃の花鹿山、尾張の阿豆良神社のミカツヒメ(巫女神)もまた蔓を欲する。
阿豆良(蔓)神社の鎮まる場所は、尾張国丹羽郡。(水銀の場)
…さて、繋がるか?
話は変わって、次に妄想を大いに掻き立てられたもの…それは、
恐怖の村シリーズ!(THE・ジャパニーズホラームービー)
ダムに沈められた村、おのれの血筋(家系)と向き合うことの重要性、そして虐げられた人々の哀しき物語…
そんな内容てんこ盛りのシリーズを一気見していたらなんだかいろいろと覚醒した(笑)
ああ、やはり自分の先祖のことや、大和の地(三輪山、穴師山)で視た幻のこと、九頭竜ダムに沈められたという集落のことを調べなければならないのか…と。
実は、最近封切りされた映画・牛首村(富山の某心霊スポットが舞台)の予習を兼ねてこのシリーズを観てみようかなとふと思い立ったのだが…
図らずも別の効果が発揮されてしまった模様(笑)
というわけで、ここからはMs.OOJAのHIKARIに合わせて少しばかりこの壮大なる妄想と与太話にお付き合いください(笑)
※目の前に現れた事象と脳内で呼び起こされる記憶と言葉がめちゃくちゃに展開されているので、これをお読みになっている皆様にはほぼ理解不能な文章となっております。予めご了承ください(笑)
福井の九頭竜ダムに沈められたという集落。
そこには元伊勢の記憶が残る伝説の地があった。
美濃の伊久良河宮跡(元伊勢の比定地)で、とある見えない存在に教えられた話と、九頭竜(穴馬の里)に伝わる元伊勢の場でかつて執り行われたという祀りの伝承の奇妙な一致。
☆
昨年遊んだ、大和の地にて。
宿泊したホテルでは傍らに剣を置き、鏡を抱いて眠る夢(幻視)をみた。
その後(深夜)、何者かが部屋に侵入してくる。
何かの手違いであなたはこの部屋より退出したことになっている、と…
もちろんフロントからはお偉い様方総出で平謝りされる。
わたしの身体は大和に在らず、
身無し…(水無)ということか。
早朝、桜井の駅では、夏至の日の出の方角、山間にのぼる朝日を背に佇む彼の女性の幻を視た。
〝あなたはわたし。わたしはあなた。あなたはわたしの一部…〟
そのようなことを伝えられたと思う。
その真意は未だにわからない…
〝あなたはわたし。わたしはあなた。〟
この言葉をはじめてきいたのは伊勢神宮、外宮の多賀宮の御前であった。
そして、皆神山の岩戸神社と続き、
高賀山、瀧神社…
乙狩の滝神の御前でもやはり同じ聲をきいた。
そして今年に入って、登山に精通したとある方とのご縁により、その滝神に所縁のあるお山に一緒に登れるかもしれないという千載一遇の機会が巡ってきた。
かねてより、〝絶対一人では登ってはならないお山〟だと思っていたので、とんとん拍子に話がまとまった時には正直驚いた。
ついにその時が来たのかと…
因みに其処は遊行僧・円空上人所縁の地でもある。
高賀山、洞戸。
戸、と名づくところに封じ有り。
お上の尖兵とまつろわぬ民(土蜘蛛、鬼)たちとの攻防の跡。
其処には血塗られた丹の花が咲いていた。
いにしえの神々はそれを崇めたまつろわぬ民たちと共に秘された。
日本各地の封じられた神々(土地)を鎮め慰めるために遊行したのが、誰あろう円空上人その人であると。
☆
尾張国丹羽郡。
水銀(丹)の地にて、
ヒコとヒメ(おなり神)の幻。
剣(霊威)を授ける者と、授かる者。
九の神(九九理の神)が背負いあやすは、日の御子であるぞ。
これを旭という。日の出である。
木曽川の辺、然るべき刻、日(火)の柱を彼の地に立てよ。
☆
白真砂にさらさらと真水が湧く。
罪ハ罪ニアラズ、と彼の白き神は宣う。
親殺し(カグツチ)に、子殺し(イザナギ)、罪は罪ではないぞ、穢れは穢れではないぞ、と夫婦神に耳打ちしたのは誰か。
それは、全てを、何処までも赦す神。
〝これより後の世に生まれてよい音きけ〟
とは、山人の唱え言葉だという。
よき音…
それは観世音菩薩のならす音ではなかったか。
辰砂(太陽の赤子)の生まれるところ、十一面観音菩薩(シラす神)の言祝ありと。
真赭の赤
真砂の白
射干玉の黒
すべて揃いて、神廻り、神は宣る。
渦の目は伊豆能売神也。
此れを以って
神の言挙げと致す…
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