やんちゃ人の魂よ、永遠に…
4月19日朝、外はとても静かです。
今日は雨かと思ったら、でーれ晴れとるよ!
杉本さま、ありがとう。
さて、本日は産土さんのお祭りの日(1日目)です。
今年の祭りは縮小モードの気配が濃厚。
コロナめ…
しかし、実に2年振りの祭り開催じゃなかろうか…?
因みに、おらがまちの産土、氏神さんは気多若宮神社になります。
能登國一宮 氣多大社に所縁のある神社です。
(バリバリの出雲系!)
通称、杉本さま。
わたしからみると杉本さまは縄文系です。
縄文から脈々と地霊・土地神の信仰が続いてると思う。
そこに新たに出雲系・海人族系?が乗っかってきた感じかな?
この神社の鎮まるところ、立派な地脈?龍脈?気の流れがあるように感じます。つよい!
乗鞍岳(あわ山)からの流れをここで受け止めているように思う。
まさに気が多い(気多)
もちろん近くには縄文の遺跡もありますよ。
縄文の人は好んでこういった立地に集落を形成しています。わかってるなーといった感じ。
あとは…
すごく木、樹って感じなんだよなぁ。
木のスピリットが強いんかな?
やっぱり杉本さまだから?
男性性強そうですよね。
だからなのか…
お祭りも超絶男祭なのです(笑)
世界ユネスコ無形文化遺産
飛騨古川祭・起し太鼓
ちなみにうちの集落は屋台は持ちません。
そのかわり、色とりどりに染め抜いた衣を氏子が纏い、闘鶏楽の鉦の響でもって神のお通りになる道を浄めさせていただきます。
起し太鼓においては、よんちょーめ!
付け太鼓は栄、魁のしるし。
なかなかの暴れん坊集団。
いろいろと悪名高きよんちょーめ(笑)
では、起し太鼓の説明を…
4月19日の夜、裸の男たちが大太鼓を載せた櫓を担ぎ、激しくぶつかり合いながら古川の町を駆け巡ります。この起し太鼓は、祭りの始まりを知らせる目覚まし太鼓が起源と言われており、時代の変化とともに今のカタチへと変化していきました。起し太鼓の先頭集団は、高張提灯や丸子提灯が連なる幻想的で美しい提灯行列。ここでは女性や子供はもちろん、住民以外の方もいっしょになって古川の町を練り歩くことができます。そしてその後に続くのが、この祭の主役「起し太鼓」です。
打ち出し会場となるまつり広場に、数百人の男たちによる祝い唄の唱和が響きわたると、いよいよ起し太鼓の始まりです。大太鼓を載せた櫓が動き出し、それを追って各町内の「付け太鼓」と呼ばれる小太鼓が続きます。付け太鼓を大太鼓の櫓に最も近づけて進むことが名誉とされているため、激しい先頭争いが深夜12時ごろまで繰り広げられます。また付け太鼓をくくりつけた約3.5mの棒を垂直に立て、その上で繰り広げる曲芸「とんぼ」も見所のひとつです。櫓の上で大太鼓を叩く主役「太鼓打ち」は、氏子たちの憧れであり、一生に一度しかできない特別な役目です。太鼓打ちに選ばれた若者は自ら山へ行って切ってきた柳の木を、1ヶ月以上かけて磨き上げてバチを作成。想いのこもった太鼓の重厚な音が、人々の心の奥底まで震わせます。
こちらのサイトさまより引用。
特に太字のところ。
各組の付け太鼓の争いが起こるポイントまで追っかけして待ち構えるのが真の祭り通の証(笑)
父曰く、若き日、凶暴な?よんちょーめ付け太鼓集団(父の本家は別の組)に突然襲撃、暴行、喧嘩をふっかけられたので、頭にきて双方大喧嘩と大激突の末、奴らの付け太鼓をぶんどって川に投げ捨てた、と。
「あいつら、礼儀と作法がなっとらんのや!!」
…おとう、それあかんやつや(笑)
というわけで、各々の付け太鼓の攻防戦はまさにTHEケンカ祭り、THE男祭りの世界なのです。
※言葉では伝えきれないのでこちらの動画を是非ご覧ください。
小さい頃は本家の2階に上がって起し太鼓をよく見たもんです。
みんなでごっつぉ(ご馳走)を食べて、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。
街の人もよその人(観光客ほか)も関係なく家に上げて、酒を振る舞い、皆で祝い唄を歌ったものです。
子供ながらにすっごいアバウトと思った(笑)
もう、なんでもあり。
さて、起し太鼓の大太鼓に乗っている2人の男性。
背中合わせに身体をサラシでしっかり結んでいます。…あれ?この姿はもしかして?
両面宿儺さま??
(画像お借りしましたすいません…)
つい最近、気が付いたのですがね。
起し太鼓って実は両面宿儺のまつりだったりしてね(笑)
それから付け太鼓の長い持ち手(棒)も、なんだか御柱のミニチュア版に見えてきてしまって…
命がけの超絶男祭り!諏訪大社の御柱祭!!
(画像お借りしましたすいません…)
キーワードは柱です。アシラ神。
アシラ神の上に乗っかったり、グルグル回ったりでやりたい放題!
柱とはそもそも何だ?
神も一柱、二柱と数えますよね。
鬼滅の柱もね(笑)
何だろうね?この感覚…
教えてミシャグジさまー!(笑)
そういえば、気多若宮をして〝樹木の神〟と直感が降りてきたのも、実はこの神もまた諏訪大社、縄文ミシャグジ系の系統だからかもしれないと、今この記事を書いていて気が付いたのでした。
やはり、情報を整理することは大切よ!(笑)
越の国(日本海)から入ってきた海人族系の人々が、諏訪、安曇野に向かって(さらには武蔵國の方まで)歩んだ路に飛騨國もあって…
その一族が残したDNAが見事に花開いたのが、この起し太鼓の祭りなのではないかと幻視してしまうのよね。
まさに縄文と出雲(海人族)のハイブリッド!
それはきっとお諏訪さんにも言えると思うんだけどねー
と、いうわけでここからは本日のお祭りのホットな実況記録を。
さて、気多若宮さんに行く前に、父方の先祖が眠る墓のある墓地にやってきました。(神社とは距離的には目と鼻の先)
そこからの古川盆地の眺め。
ここ、すごく似ている雰囲気の景色があるんですよ。それを伝えたかったからここに来た!写真撮るために!
でもよく考えたら本当は先祖に呼ばれたんだと思う(笑)
その似ている景色とは…
諏訪湖サービスエリア(高台)から見た諏訪湖の眺めです!!
(画像お借りしましたすいません…)
古川盆地(古川の町)がまんま諏訪湖になった感じ。
あとは諏訪大社前宮に向かう緩い坂道がどうにもこの墓地に続く坂道と重なってしまってしょうがない。本当に景色も雰囲気もそっくり…
そう、実は我が町古川町は新海誠監督の〝君の名は〟の聖地なんです。
絶対、監督はこの眺めを実際ここに来られてご覧になっているんじゃないかな?と思うんですよ。そして、糸守湖(諏訪湖がモデルとも)、糸守町をイメージした…
すべてわたしの勝手な妄想だけども(笑)
(ちなみに劇中では気多若宮をモデルにした場所も出てきます)
というわけで墓参りを済ませて、神社に向かいます。
道中、里の方から鉦や太鼓の心踊る音が聴こえてくる。
神さまパレード(御神輿行列)が山より降りきて、今まさに里を練り歩いているのです。
御神体が御旅所まで降りているので神社に行っても実はもぬけの殻(お留守)なのですが。
しかし、御神体(依代?)が不在なだけで、もちろん山の御神気はあるし…
なんか概念が難しいな…
まあ、小難しいことは置いといて(笑)
とりあえず、御朱印をいただきに社務所へ。
本日の気多若宮さん。
しばらく拝殿前でぼんやりする…
すると、どこからともなく小さなアゲハ蝶みたいな模様の黄色い蝶が飛んできました。
柱のところに…黄色いやつが…
小さすぎて見えんよね(笑)
なにやら霊的なものを感じたので慌てて写真を撮ったけど…失敗(笑)
しばらく自分の周りを纏わりつくように乱舞して忽然と消えてしまいました…
も、もしや先祖の霊の使い??
蝶は魂の化身とも言いますしね。
↑こういった考えもあるようです。
いろいろと山の気と交流した後、わたしも御神体を追って里に降りることに。
まつりの里はちびっ子だらけ(笑)
いつもは格納されている屋台がお披露目されています。ちなみにこちらは麒麟台。
御旅所の風景。
起し太鼓が準備されています。
神さま、すでに里に降りておいででした。
ご挨拶させていただきます。
ちなみに、神さまってマジで神輿にお乗りになるんですよ!
このことを強く感じたエピソードを詳しく書きたいけど今はやめとく(笑)
というわけで、夜の起し太鼓打ち出しまでしばらく待ちましょう。
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