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【マスコミ】「絶対に顔を映さない」はずだったのに!【社会公民/プライバシー】

「絶対に顔を映さない」はずだったのに!迷子の2歳娘が保護、インタビューで約束破られ父親怒る テレ朝「詳細控える」。

というニュースを読みました。

概要としては、

テレビ朝日系の朝の情報番組中、お花見の最中に2歳の娘が迷子になって、探していた父親と無事再開できたものの、改札に事情聴取された、という状況を放送された。

登場する父親は、TVのディレクターに対し「絶対に顔を映さない」という条件付きでの放送を約束したものの、放送では全く加工されずに顔が映った。

ということです。

※4月19日追記
テレ朝「今回取材に応じていただいたにも関わらず、男性並びにご家族にご不快な思いをさせ、ご指摘を受けるような事態を招いてしまったことを深くお詫びいたします」

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ニュースの内容から、「父親と娘の表情があったほうが、視聴者に刺さる」と思って、約束を反故にし放送したと考えられます。

しかし、そんなTV局側の都合は、このニュースに登場する父親や娘さんには全く関係がありません。

むしろ、この約束を破ったことによって、将来的に大きな不利益を被ってしまうこともありえます。

そう考えると、父親が今回の件に関して世間に公表し・テレビ朝日側に対処を求める、という行為は正しいものと考えられます。

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もちろん、父親側の意見だけが正しいとは仮定しにくいのですが、父親が「約束した」と強い表現で言っているのですから、TV局側は「うっかり」してしまったということでは無く、「意図的」に放送したのは間違い無いと思われます。

先日、他の記事で「学生の頃からメディアリテラシーを高める授業が必要」


という話をしましたが、こういうことが起こることを考えると、メディアリテラシーが必要な業種に就いている大人に対しても、研修のような何かしらの学習が必要だと感じます。

さらに、こういった新しいタイプの研修だけでなく、人との約束は破ってはいけないという人間的な常識も入社時に教えるべきでしょうね…



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今回の画像は【もげら】さんからお借りしました。ありがとうございます。

記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。