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【ウェルビーイングのために】教師とウェルビーイング【公務員の問題点】

Well(良い)・Being(状態)という文字の組み合わせということで分かるように、心身ともに満たされた状態を表しています。

しかし、皆さんもお考えのように、その満たされた状態というのは様々あります。

なりたい職業に就けた時点で、ある程度ウェルビーイングを達成している方がいらっしゃいますし、職業など関係無く、家族と楽しく生活するために稼ぐことが出来る職業であれば良いという方もいらっしゃいます。

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教師という立場でのウェルビーイングを考えた場合に重要な事は、以下の二つだと思います。

1.心身が健康である


大前提としてこれが一番です。

現在、教師の労働環境の劣悪さと改善が叫ばれていますが、根本的な問題は教師の心身が正常でない状況が続いているということです。

皆さんも経験があると思いますが、心身が弱っている状況になってしまうと、仕事で良いパフォーマンスを出せることはほとんどありませんし、プライベートを楽しめるような状態ではありません。

教える立場の人間がそのような状況では、教えられる生徒へ良い影響を与えられるはずがありません。

教師の周辺には様々な問題がありますが、まず第一に、教師の心身を守り・正常化させることが必要です。

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2.自分が輝く舞台が用意されている


教師は、一度学校に配属されてしまうと、様々な業務に対応しなくてはならなくなり、暇と体力の余裕が無くなる為、自身にとってのチャレンジを行なおうとする意欲と時間も無くなります。

そして、こちらのほうが問題なのですが、何とか時間を見つけてチャレンジを行ったとしても、それを生かす場があるかどうかは微妙なところです。

頑張って自分を磨き成長させたとしても、それを使うことが出来なくては宝の持ち腐れですし、それが続くと、どんどん教師業務についてのやる気が減少してしまいます。

このことに関しては教師だけでなく、公務員全般に当てはまると私は思っていますが、公務員にとってやりがいのある場というのが減っていると感じます。

人には、自己満足・自己肯定感が必要です。

言葉は悪いのですが、刺激の無い・惰性のような生活を送ることが良いとは思いませんし、そうなってしまうと成長も無くなります。

ですので、それを得ることが出来る舞台を作ることを組織的に考え、行動しなくてはいけないと思います。



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今回の画像は【ゆうぜんin高知】さんからお借りしました。ありがとうございます。





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