<事例紹介>~サラリーマンから個人事業主へ転身した人たち <40代で個人事業主として独立。以前の勤務先でご縁のあった人から声がかかり個人事業主としてマルチに活躍(その4)>
(その3から続きます)
<解説>
60歳定年や65歳再雇用終了というシニア世代から “半”個人事業の道へ踏み出す人が多い中で、ミドル世代(40代)で個人事業主にキャリアチェンジされたのがCさんです。
Cさんの場合は、「退職即独立」 というルートは取らずに将来に向けた武器(キャリアコンサルタント資格)を獲得すべく退職直後に自己啓発の時間を取られていることが特徴的です。
個人事業主という方向性は決まっていましたが、「元会社(の関係会社)と仕事をすることは、独立当初は想定していなかった」 というCさんですが、実はこのキャリア相談という領域ほど “半” 個人事業主が実力を発揮できる領域はないと個人的には思っています。
相談する社員も同じ会社に勤務する社員カウンセラーにはなかなか本音を話しにくいのです。その一方でまったく外部のカウンセラーでは社内事情や状況に疎く現実的なアドバイスはできません。
このように「社内にいてはやりにくいが、事情を知らないまったくの社外の人間では無理」といった領域は、これから “半” 個人事業主の業務スコープとなります。
皆さんのまわりにこうした領域の仕事はないでしょうか。誰も行っていない場合には、そこはあなただけのブルーオーシャン市場になりえます。
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