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100年続く会社へ。形に残り続ける建設業と司建設工業(株)の魅力。【人事インタビュー】

自然と人が調和して生きる住みやすい和歌山県。そんな和歌山県に60年以上続く会社がある。それが司建設工業(株)。地域の発展を目指し、総合建設業を始め、砕石業とリサイクル業の3つの事業を行っている。

そんな司建設工業(株)の藤本常務取締役に、建設業の魅力や司建設工業(株)についてお聞きしました。


〜プロフィール〜
藤本 知輝(ふじもと ともき)さん(写真右側)
和歌山県和歌山市出身、小学2年生から野球を始めて社会人野球(26歳)まで継続。
引退後は家業である司建設工業(株)に5年前に入社し、現在は常務取締役として活躍している。
小学:四ヶ郷小学校 軟式野球(四ヶ郷少年野球クラブ)
中学:紀の川中学校 硬式野球(和歌山リトルシニア所属 日本代表選出)
高校:慶應義塾高等学校(推薦入学)
大学:慶應義塾大学(野球部=4年時に優勝も経験)
社会人:JFEスチール(株)(JFE西日本で社会人野球を継続。都市対抗野球にも出場。)
現在:司建設工業(株)(常務取締役)
インタビュアー(橋本)から見た、藤本さん
情に熱い。真面目、律儀で頼れる人。
インタビュアー
橋本 昂樹 (写真左側)

ー司建設工業(株)さんの簡単な紹介からいただけますか。

「昭和7年に(株)藤本組を創業し、土木工事、建築工事の請負をするようになったのが始まりだと聞いています。昭和33年に司砂利(株)を設立し河川砂利の採取販売を行い、後に(株)藤本組と司砂利(株)が合併して司建設工業(株)になりました。昭和7年の創業から考えると藤本秀之代表取締役が4代目、僕が5代目となります。

現在は建設業、砕石業、リサイクル業、この3つの事業で運営し、地域社会の発展を目指して取り組んでいます。」

ー次に藤本さんの簡単な経歴や生い立ちについて教えていただけますか。

「現在は31歳です。小学校2年生の時から野球を始めて26歳まで野球を続けさせてもらった。野球を始めたきっかけはカッコいいというシンプルな理由でした。
高校進学の際は人と違うことがしたいという理由から和歌山県以外で進学を希望しました。

そんな時に運良く慶應義塾高校を受験してみないかという話をいただき慶應義塾高校へ進学することになりました。
野球を続けていくうちに、プロの世界で勝負したいと強く感じたので、大学時代はプロ志望届けを出しましたが、ドラフト指名はされず社会人野球の道に進みました。

社会人野球は4年間させてもらって最後までプロ野球選手になるという夢を追いかけましたが、年齢的にも可能性は低くなり、野球人生よりその後の人生の方が長いと思っていたので、これからの人生について真剣に向き合いました

このまま野球を続けるのか、JFEスチール(株)に残って会社員として働くのか、地元に戻り家業を継ぐのか、それ以外のことをするのか。
たくさんの選択肢の中で、藤本家の伝統を守りたいっていう気持ちが強かったので、和歌山に帰ることを決断しました。」

ー野球を引退されて、もう5年も経つんですね。僕は藤本さんに憧れて慶應に進みましたので、本当に影響を受けていました。

「もう5年になりましたね。右も左もわからないまま、会社を残していきたいという気持ちで和歌山に帰ったのを覚えています。
そして今は会社経営をしていく難しさを感じています。会社を残したいと言いながらも、そもそも何をしている会社なのかというところから始まりました(笑)。少しずつですが、この業界に慣れてきたところです。」

ー家業を継ぐことに悩みはあったのでしょうか。

「今までは会社に守られる立場であって、会社を背負えるのか、従業員を守っていけるのかとか不安しかなくて悩んでいた。それでも家の伝統を継いでいきたいという気持ちが強かったのと、考えても答えは分からないので飛び込むしかないと覚悟を決めました。

幼い頃から、いつかは家業を継ぐ立場であることも理解していました。この判断が正しいか正しくないかということは考えても仕方がないし、僕の判断が正しかったと思えるように自分自身で努力していくのみです。
プロ野球選手になれなかったことも人生において意味のあることだと捉えています。」

ーありがとうございます。会社自体のこともお聞きしたいと思います。現在社員の人数は何名になりますか?

「34名です。今後も事業を展開し雇用を生み出せればと思っています。」

ー次期代表取締役として、会社のことを試行錯誤されているところですね。その中で現在の課題として応募者が少ないと以前伺っていたと思うのですが、詳しく教えていただけますか。

「どの業界も同じだと思いますが、若手の確保が課題ですね。特にこの業界は平均年齢が高いと感じます。
やっぱり従業員があっての会社だと思いますし、事業を継承していく上で重要な課題です。」

ー社員の平均年齢は何歳くらいになりますか?

「40代後半から50代くらい。長く続けるためや時代の変化にも対応するためには、若手の人材を採用し、長く続く会社を一緒に作っていきたいと考えています。」

最大の魅力は街を作り、地図に残り、形に残る。

ー前職は建設業界ではなかったと思うのですが、改めて建設業界の魅力や楽しさについて教えていただけますか。

ものを作る、街を作るというので『残るもの』。地図にも残るし、成果が目に見えてわかるところはやっぱり楽しいんじゃないかなって思います。
自分たちが作った道を人が歩いたり車が走行したり、携わった建築物をいろんな人が使って、災害時には復旧工事も行い、人々の生活を作っていると感じることが出来る。そこに喜びがあると思います。」

ー逆に建設業界の大変さなどもあれば教えてください。

「先ほどお話した、魅力という部分は大変な部分でもある。
人々の生活を支える仕事なので責任という部分も大きくなるが、大変だからこそ、その分魅力的な業界なのではと感じます。」

ー実際、未経験でもいけるお仕事になりますか?工業系出身じゃないといけないとか。

「未経験でもできる業界です。何にしたって最初からできる人間なんかいないし、ものづくりに興味がある、かっこいいとか、きっかけは何でもよくて、シンプルな気持ちを大事にしてほしいです。」

ー司建設工業(株)さんの魅力について教えてください。

「建設業だけじゃなくて、砕石業、リサイクル業と幅広くやっているところ。」

ー60年以上続いている秘訣がそこにありそうですよね。
 実際に社員の雰囲気とかどういう人が多いでしょうか。

メリハリがしっかりしているかな。業務はもちろん真剣に向きあってくれていますが、社員旅行などの際はかなり緩やかな雰囲気で状況に応じた雰囲気を作ってくれています。」

ー若手を育成していける環境はありますか。

「若手の場合、資格を取ることから始まったりするので。その時の受験費用などは全て会社が負担するし、経験豊富な先輩が多いので色々と教えてもらえる環境はある。
なかなか若手の応募が多いわけではない分、その方にあった教育体制を取っていきたいと考えている。」

時代に沿った働きやすい、毎日仕事するのが楽しい会社にしたい。

ー求職者の人に和歌山のアピールできるポイントを教えてください。

「和歌山は自然が豊かで、ご飯が美味しい。お祭りやイベントごともあるのでそういうのが好きな人にとってもいい場所ではないかと思います。」

ーオフィスがあるところ(紀ノ川市)は大阪から近いですよね。和歌山でいう一番上のところ。大阪にもすぐ出れますし。

「そう。大阪のような都会は苦手だけど、たまに遊びに行くのが好きな人はちょうど良いくらいの距離感にあると思う。和歌山市内や岩出市などに出やすいところ。車移動は必須ですけど(笑)。」

ー今後100年続く企業にするために、どういう人材を求めていますか?

「未経験大歓迎。地域社会のインフラ整備を行い地域社会に貢献したい、災害時には地域の守り手としての役割を担いたい、施工管理者としてリーダーシップを発揮したい成果が形として残ることがしたいと思っている人に来てほしいです。

ものづくりとか街づくりに興味がある人なら、一緒に当社を通して、建設の魅力を感じてくれたら一番いいかなと。男性でも女性でも大歓迎です。
女性の施工管理者は雇用したことないのですが、もし入社してくれたら、更衣室など必要な環境は、随時整えていきます。

職種は施工管理者営業職を希望している人材を求めています。

施工管理者は現場のリーダーとなって指揮を取ってもらいます。安全管理・工程管理などを検討して現場を指揮してもらいます。自分が指揮した現場が形になった時はすごい達成感を得られる業務です。
営業職は建設廃材や建設資材の材料関係をやっているのでお客様に対して販売営業を行う業務になります。こちらも契約してもらったりする喜びを感じられる業務となっています。

施工管理業務をするに当たり資格取得は必須になってきますが、そこの取得費は会社負担となっています。
その他のサポート面で言えば通勤手当はもちろん出しますし、年1回の社員旅行を社員のみんなにアンケートとって行きます。
お正月にはバスを出してお伊勢参りに行ったりして社員同士の交流の時間もあります。」

施工管理とは
主に安全・工程・品質・予算などの管理を行いながら現場の技術者を指揮し、完成までに導くいわば建設現場におけるリーダー的存在となります。

ー資格取得費の負担は嬉しいですし、社員旅行とか素敵ですね。
 最後に今後の展望があればお願いします。

時代の流れに沿った会社を目指していきたい。現状は他業種と比べて時間外労働はどうしても多くなる業界なのですが、業務の効率化・分担を行っていき働きやすく自分の時間も作れるような会社を作っていきたいです。
そして現在行っている事業を軸に事業展開、新規事業を行い長く続く会社を作っていきます。」

司建設工業(株)HP:https://www.tsukasa-kensetsukougyou.jp/
司建設工業(株)Instagram:https://www.instagram.com/tsukasa.kensetsu.kogyo?igsh=eTNrZXhmbGUzeGcw


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