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世界自然遺産に認定されたやんばるで「森の缶詰」ワーケーション!

「日常に沖縄を。」をテーマとして、ワーケーションを中心に新しい沖縄の滞在スタイルを発見・提案するサービス、Re:sort@OKINAWA。

埼玉生まれ、沖縄に移住して20年。旅好き、離島好き、そしてやんばる大好きなRe:sort@OKINAWA広報チームのマキノです。

今回も沖縄の注目コワーキング施設を紹介したいと思います!

沖縄本島最北部の国頭村。これまで県民でもなかなか
足を踏み入れなかった東海岸エリアに今年オープンしたばかりの
道の駅 やんばるパイナップルの丘 安波」にある
コワーキング施設です。

まずは“みち(道)の駅”の紹介から。

みちの駅とは?

"みちの駅"
ただの道の駅ではありません。
訪れる人の知とともに、
未来へと進化を続ける未完の地。
それがここ、みちの駅です。
たくさんのみちに、
出会いに来ませんか?

やんばるパイナップルの丘 安波公式HPより

「みちの駅」は、慶應義塾大学メディアデザイン研究科
地域みらいプロジェクト(オークツ株式会社)の取り組みのひとつ。

-28度のアルコールで急速冷凍することで、
生よりも美味しいままで保管・流通させることを可能にする
冷凍ソリューションの開発(フードロスの削減に有効)や、
エシカル配送の実証実験、
地域の生産物(一次産品)を二次三次産品に加工する
商品開発など、地域地方ならではの様々な
課題解決を実証する場となっています。


なにもない。だがそれが良い。

本体棟の屋上に登ると、見渡す限りの深い森と遠くに海。
実はこの森、原生林ではありません。
沖縄戦ですべてが失われた土地に地元の人々が植林し、
長い年月をかけて根付き、繁殖した木々のもとに
沢山の生き物が戻ってきた再生林なのです。
これは世界自然遺産にされた要素のひとつとなっています。

右奥に見えるのはもうすぐオープン予定のグランテントゾーン。
テント内は冷暖房完備で、必要な道具はすべて揃うため
ワーケーション期間の1日に、ナイトアクティビティとして
取り入れることが出来ます。
晴れた夜には天の川が肉眼で見えるほどの星空が広がり
早朝にはヤンバルクイナの絶叫(笑)が響き渡るそう。

このエリアはコンビニや飲食店、観光施設などはなく、
こちらの道の駅がぽつんとあるのみ。
安定したWi-Fiはありますが、
携帯電話の電波が入りづらいため電話はほぼかかってきません。
しかし、だからこそ仕事に没頭できるのだと利用者は言います。

コワーキング施設はこちら

まるで劇場の大スクリーンのように目の前に広がる緑の風景。
この清々しい空間に、個別のワークスペース、
複数人で使用できるデスク、
ミーティングや休憩に使えるソファ席、
個室や会議室などリモートワークに必要な設備はすべて揃っています。

利用料金は、5時間500円。1日利用で1000円。
料金には、みちの駅施設の有料エリアへの入場料(300円)も
含まれているというのが驚きです。

冷暖房完備で、安定したWi-Fiが利用可能。
そのため、北部エリアで建設業の方などが書類作成や
写真データの送信などに利用することも多いのだそう。

疲れたら、気分転換してみよう

みちの駅有料エリア(コワーキングスペース利用料金に含まれる)
のゲートを通り、遊歩道を降りていくと「観察小屋」があります。

こちらももちろん冷暖房完備。
ガラス越しにやんばるの動植物を間近で観察する事が出来ます。
鳥の巣箱もあちこちに設置しているので希少な鳥が
見られるかもしれません❗

やんばるの森をネイチャーガイドなしに散策するのは
危険が伴いますが、ここならハブや熱中症などの心配もなく、
お子様でも安心して観察することができます。

もちろん緑を見てリラックスするだけでも、
PCを持ち込んで作業するのもOK。

こちらは同じく有料エリア、
交流棟の屋上にあるブランコです。
思い切り空に向かって漕いだらすっきり気分爽快!

さあ、お昼ごはんにしましょう

コロナ禍でのオープンだったこともあり、
オーダーから会計まで、全てタッチパネルを導入。
現金、クレジットカード、スマホ決済、電子マネーも使用可能です。

現在はメニュー開発中のため、カレーやナンドック、
定食など品数は多くありませんが、今後増えていく予定なので
お楽しみに。

まとめ

その他、公衆電話、コインランドリー、シャワー室に
木工房など、充実の設備を持ち、
今後の展開も楽しみなやんばるパイナップルの丘安波。

那覇空港から約3時間とかなり距離はありますが、
自然の中で没頭して「森の缶詰」になるには、最高の場所でした。

沖縄はビーチリゾートの印象が強いので
晴れていないと、というイメージがありますが
雨の日こそいろいろな動物や虫などが見られて面白い!
今後はレインフォレストアクティビティなども
展開していく予定です。

やんばる学びの森アダ・ガーデンホテルよんなー館など
周辺には宿泊施設もいくつかありるので、
ぜひIT合宿などでも活用してみてください。

車で40分ほどと少し遠いですが、
Re:sort@OKINAWAの提携ホテルである、
カヌチャベイホテル&ヴィラズには
こちらのコワーキング施設の無料券を置く予定です。


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