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ソーシャルワーカー人生ver2.0

お久しぶりの方の初めましての方もこんにちは🌞
ソーシャルワーカーのtsuki🌛です。
数ヶ月プライベートでバタバタしており、やっと新生活も落ち着き、Wi-Fiも使えるようになったので、ようやくnoteに浮上しました。

さてさて。
まず、12月初旬に入籍しました。
特に二人の記念日でもなんでもなく、覚えやすかったのと、休みが取れる日が重なったのと、一粒万倍日だったから日にちを決めました笑
入籍翌日には、オンラインイベントにお呼ばれして、講師としてリセット®を参加者の皆さんと行いました。
そして、新卒から約9年勤めていた医療機関を退職しました。
そこから急いで荷造りをして引っ越して、ここまでが12月の出来事。
1月はあれこれ手続きをして、たくさんいただいたお祝いのお返しをしたりご挨拶をしたり、お部屋を住みやすくするためのセッティングをしたり。
2人暮らしに慣れる、主婦業に慣れる、生活を整える、という1ヶ月を過ごしました。

そんなライフステージが思いっきり変化した私が、あれこれ気づいたことを綴っていこうと思います。
たーくさんあるけど…
例えば、苗字についてのアイデンティティ、医療機関の職員ではなくなったことによる世間との温度感、情報や刺激が変わったことによる自分の変化、夫との文化資本の違いや自分の前提への気づき、等々。
とりあえず今回は、お仕事のことを書いてみようと思います。

初めての転職を決意しました。
決めたのは昨年5月のこと。
来年度から、社会福祉協議会の職員になります。
私が初めて社会福祉士の存在を知ったのは、地元の県社協の方と出会った高校生のとき。
高校生が作る、ボランティアに関するフリーペーパーの企画でした。
いただいた名刺に「社会福祉士」と書いてあって、「福祉にはこういうお仕事もあるんだ!」と知って。
そのときから、地域をベースにした福祉に関心を持ちました。
社会福祉士になろうと思ったのはそこが入口。

実際に、働く社会福祉士の姿を見たのは、社協実習のとき。
実習指導担当の方は、「社協のエンジン」と呼ばれていた方でした。
母は専業主婦で、不定期のパートや地域のボランティアをしていたけれど、夜遅くまで働き詰めでぐったりしていた父親の姿しか、働く大人を知らなかった私。
父は地銀の行員で、本当にすごい仕事で大変な仕事だから私にはとてもできない、敬意を込めて「私は金融業界には行かない」と思っていました。
休みの日でもほぼ一日中机に向かって、色んな資格を取るために勉強していたし。

そんな父とは対照的に(父すまん。尊敬はしています。本当だよ😅)、実習指導者の方は、びっくりするくらい楽しそうに仕事をしていました。
いきいきキラキラ✨してた。
おそらく当時40歳前後であったその指導者の方。
働く大人=くたびれた大人しか知らなかった私には、衝撃でした。
世の中には、こんなに楽しそうに仕事をしている人もいるんだ!!と。

その後実際に肩書だけは社会福祉士という資格を取ったわけですが、職能団体のドアを叩いたら、あの実習指導者の方と同様、かっこいいソーシャルワーカーがいっぱいいました。
働く大人ってこんなにかっこいいんだ!かっこいい人はこんなにたくさんいるんだ!!
私もかっこよくなりたい…!!
私は、そんなソーシャルワーカーになりたくて、ずっと探検しているのかもしれません。

ずっとずっと携わってみたかった、地域福祉の世界。
制度の狭間に関わること、地域をベースに働くことへの不安は正直たくさんあります。
地域って綺麗事じゃないもん。絶対ドロドロだもん笑
なんかものすごいトラウマになるような場面に遭遇したりとか、絶対あるもん…😱
今まではある程度のスクリーニング、アセスメントがあった状態で出会ってきたクライアントさんたち。
これからは、「初めまして」から何段階も経て相手を知っていくことになりそうです。
まずは病名を入口に見る癖を気をつけねば。
相手の生活を知ること。スピード感を見極めること。
ひとつひとつの自分の色眼鏡に、意識的に。

自分の生活が変化するとき。
変わるなら今だと思いました。
MSWや元の職場が嫌になった訳じゃない。
でも、この道をずっと突き進むのかな?私…このままだとどんどん院内外の役も増えていくし、レールに乗せられて流されて進んでしまいそう…
嫌ではないけれど、このままでいいのかな?という違和感が増してきていた頃でした。
次の職場の募集もまだ出ていない頃、偶然にも全く業界の違う夫が仕事をさせてもらうことがありました。
その仕事相手が、偶然にも私が少し面識のある方で。
これはチャンスと思って連絡を取ったら、しばらくしてすぐに募集が出て。
試験勉強をし始めたら、元の職場で働きたいという方が出てきて。
変化のときって、色んなタイミングがうまくはまるんですね。

でも一気に全部変わるのもまた不安だったので、移行期間を作りました。
それがこの数ヶ月。
家庭生活だけでなく、やってみたかったライティング等もちょこちょこ挑戦中です。
夫とは定期的に振り返りと戦略会議と銘打って笑、話し合いを持ちつつ、細かいことを色々相談しています。
このプロセスもまた、私の生活をベースにしたソーシャルワークだ!と勝手に思っています😊

2月になった今、オンラインでの活動も幅を広げてみることにしました。
リセット®をたくさんの人に体験してもらいたい!という思いから、以前開催していた完全版のセッションだけでなく、短縮版も開催します。
30分という短い時間なので、さくっと受けたいという方にもおススメです。
期間限定の予定なので、ぜひぜひ。

私の人生ver2.0のはじまりです。
いや待てよ、まだ今はver1.6くらいかな笑
コツコツがお得意の私は、0.1ずつ積み上げて、ちょっと止まって下がってまた進んで。
そんな感じが良いんです。