【レポート】北大の博士学生×研究開発型の農業カンパニー 農業のミライと働き方を考えた日
2024年4月。
北大の博士学生たちとSIP関係教職員は、三重県の「農業カンパニー」を訪れました。
「常に現場を科学する研究開発型の農業カンパニー」を目指す。株式会社浅井農園の浅井雄一郎代表取締役CEOの言葉です。
「農」「食」など様々な研究を行う北大の博士課程学生たち。研究機関やアカデミア以外の農業分野で、実際にどのように自分たちの研究力を活用していけるのか?研究力や技術を活用したプロ集団の農業とは?
なかなか実感がむずかしい面もあります。
そこで、「植物の研究開発のプロ」「農業の経営管理のプロ」「農業の事業開発のプロ」として、株式会社という「事業」として農業界全体をけん引する現場を訪問させていただきました。
トマト…?これがトマト農園?!
霧雨・くもり空の中、はじめに訪問したのは、あさい農園グループの株式会社AgriD。
あさい農園本社~ビジネスモデルや事業開発について
会議室にて、浅井雄一郎代表取締役CEO、経営企画ユニットマネージャーの久保田陽太郎さん、事業開発ユニットマネージャー 大湊惟人さん、研究開発ユニットマネージャー 中島正登さん、R&Dユニットの古川慎吾さんのお話を伺い、意見交換を行いました。
社員全員が「現場を科学する」『Agronomist(農学士)』集団を目指すというあさい農園さん。
すべての現場を研究対象として生産性の向上を行うことはもちろん、大学や企業との共同研究に積極的で、新しい技術の社会実装の方法を模索している皆様に対し、学生は積極的に技術の活用や、農業の担い手が減少していくこれからの日本における「農業」のビジネスチャンスなどについて、質問し続けました。
見るもの、話しを伺うことのすべてに、自分たちが携わる研究の先にある社会とのつながりのリアルがある、あっという間の1日。
(どの学生も、これからの研究活動にどういかしていくのか、見学におわらず、しっかりと行動につなげています!。)
あさい農園の皆さま、本当にありがとうございました。
編集後記
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写真・文章:高等教育推進機構 川上あき(DX /EXEX博⼠⼈材フェローシップキャリアパス委員会委員)
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