2024年7月20日からGALLERYエクリュの森で開催される個展「自己循環」では過去作品のアップサイクルを試みる。 今回は「自己循環」というキーワードに至った経緯を書いてみ…
7月20日より、静岡県三島市にあるGALLERYエクリュの森にて個展を開催します。 皆様のお越しをお待ちしております。 ステートメント 倉庫に積み置かれた自作の織物たち…
私の作品は「裂き織り」と呼ばれる技法を使って作られている。 見知らぬ誰かが消費していった古着を素材に布を織る。 そこにどんな意味や背景あるのか考えてみる。 ※裂き…
はじめまして。 アーティスト・染織家の河本蓮大朗です。 ここでは、自分の作品について考えていること、日頃思っていることを整理するため記事にしていこうと思います。 …
河本蓮大朗(Rentaro Kawamoto)
2024年7月16日 23:44
2024年7月20日からGALLERYエクリュの森で開催される個展「自己循環」では過去作品のアップサイクルを試みる。今回は「自己循環」というキーワードに至った経緯を書いてみようと思う。アーティストとして活動を始めてから、織物でどんな表現ができるか考え作り続けてきた。古着に含まれる記憶や歴史、少しずつ糸を重ね織っていく行為、だんだんと織物に含まれていく「時間」が大きなテーマになっていった。
2024年7月2日 00:42
7月20日より、静岡県三島市にあるGALLERYエクリュの森にて個展を開催します。皆様のお越しをお待ちしております。ステートメント倉庫に積み置かれた自作の織物たち。2年前、三島を歩きながら撮った写真。織物制作の合間に描いている絵。本展では、過去作品のアップサイクルを試み、過去から続く現在の視点を見つめます。あらゆるものは変化しながら循環しています。作品も循環し別の形になっていく
2024年7月1日 23:33
私の作品は「裂き織り」と呼ばれる技法を使って作られている。見知らぬ誰かが消費していった古着を素材に布を織る。そこにどんな意味や背景あるのか考えてみる。※裂き織り布を細かく裂いて、それを緯糸として機織り機を使って織り込み、新しい布に再生する。全国各地、世界中で行われている技法である。特に江戸時代に、東北地方など寒冷な地域では栽培の難しい木綿は大変貴重だったため、布がボロボロになると細かく
2022年11月26日 23:08
はじめまして。アーティスト・染織家の河本蓮大朗です。ここでは、自分の作品について考えていること、日頃思っていることを整理するため記事にしていこうと思います。作品は主に機織り機で織った布で、素材には古着や古布などを使っています。染織独自の質感や色彩と、素材が持つ背景やストーリーを重要な要素として、制作を続けています。この場では文章を通して、アートとして織物を扱う面白さを伝えられたら嬉し