WebライティングにおすすめのAIは結論どれ?ChatGPT・Gemini・Claudeの良い点悪い点を解説
こんにちは。Webメディア運営者として、生成AIの活用を日々研究している ぽけご です。
最近、記事作成にAIを活用したいと考えているブロガーやWebライターの方が増えてきました。
でも、実際のところ、
結局どのAIを使えば良いの?
ChatGPT、Gemini、Claudeのそれぞれの特徴を知りたい
目的に合わせてAIを使い分けるコツが知りたい
こんな疑問や悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
筆者は、これらの人気AIを記事作成に毎日活用しています。
そこで今回は、各AIの特徴と使い分け方について、実際の使用感をもとに詳しく解説します。
これを読めば、あなたに最適なAIが分かるはずです。
ぜひ参考にしてください!
ChatGPTの特徴と実際の使用感
ChatGPTは、文章生成から画像生成まで、幅広い用途に使えるオールラウンダーのAIです。
特にブログ記事のアイキャッチ画像作成に重宝します。
欲しいイメージを指示するだけで、簡単に画像を生成してくれるのは魅力的です。
※ただし、ChatGPT Plus(月20ドル)への加入が必要
実際に筆者も、以下で紹介しているプロンプトを使って、日々アイキャッチを生成しています。
一方で、日本語の文章生成能力はやや劣ると感じています。
新しく登場したGPT-4oを使えば、以前よりは随分とマシになりましたが、それでもAIっぽい無機質な印象は拭えません。
実際に生成した文章を比較した記事も公開しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
出力スピードはまずまず速いのですが、ChatGPTのサービス自体が不具合で使用できないときもあり、安定性には少し不安が残りますね。
筆者の利用状況においては、文章生成でプロンプトを実行して出力させても、実際の記事に原稿として使うことはありません。
(他のAIの出力を採用するため)
正直なところ、画像生成のために有料プラン契約をしている感じです…
用途としてまとめると、以下となります。
おすすめの用途:
ブログ記事のアイキャッチ画像生成(他の2つは画像生成できない)向いていない用途:
自然な日本語で記事を作成(他のAIに劣るため)
Geminiの特徴と実際の使用感
Geminiの最上位モデル「Gemini 1.5 Pro」は、Google AI Studioで無料利用できるのが嬉しいポイントです。
使い方については、以下の記事でまとめていますので、まだ利用していない人は今すぐ使ってみましょう。
実際の使用感ですが、日本語の文章生成能力が非常に高いです。
文字出力のスピードも3つのAIの中では最速で、サクサクと記事が完成します。
ただし、画像生成機能はありません。
イメージ描写は不得意な印象なので、視覚的な表現を求めるタスクには不向きかもしれません。
参考までに、各AIでアイキャッチ画像を描写するためのプロンプトを生成させて、それをDALL·E(ChatGPT)で画像にした結果がこちらです。
指示文:
淡い色彩と優しい雰囲気で、絵本を思わせる水彩画風のイラストを制作してください。
同じプロンプトで考えさせても、
「AIによってこんなに違うもんなんだな…」
といつも思いますが、Gemini 1.5 Proが描写した画像だけ、毎回ちょっと感じが違うんですよね。
個人的には、ブログ記事の本文生成に特化して使うのがおすすめです。
Geminiの得意分野に集中して使い倒すのが、賢い活用法だと思います。
おすすめの用途:
ブログ記事本文の生成(出力が最速で自然な日本語)向いていない用途:
アイキャッチ画像の作成(他のAIとテイストが違う)
Claudeの特徴と実際の使用感
Claudeの最大の強みは、プロンプトの理解力の高さです。
記事作成における細かな指示にもしっかり対応してくれます。
加えて、日本語の文章生成能力も秀逸です。
ブログ記事はもちろん、SNS投稿など幅広い文章を自然な言い回しで生成してくれます。
こういったツイート文を作る能力は、Claude 3 Opusがいちばん優れています。
気をつけたいのは、最上位モデルの「Claude 3 Opus」は有料(月20ドル)だということ。
新しくリリースされた 3.5 Sonnet は無料でも使えるのですが、無料だと厳しい利用回数制限があるため、記事作成にはあまり活用できません…
ですから、Webライティングに使うなら、有料課金が必要になりますね。
また、文字の出力速度はかなり遅めです。
同じ文字数でも、Gemini 1.5 Proの約4倍の時間がかかってしまいます…
他のAIと併用している場合は、同時にプロンプトを実行して、他のAIの出力を確認しているうちに、Claude 3 Opusの出力も完了するのでそこまで気になりません。
しかし、Claude 3 Opusだけ単独で使う場合は、出力が遅くてストレスに感じるでしょう。
新しく登場した 3.5 Sonnet は、出力速度が大幅に向上して使いやすくなったものの、冗長気味な文章が生成されるなど、ややクセがあります。
※ Claude 3.5 Sonnet で実際に記事作成を検証した記事はこちら
また、Webブラウジング機能もないため、最新情報の引用はできません。
情報量に制約がありますし、ハルシネーション(もっともらしい誤情報)が起きやすいのも悩ましいところです。
おすすめの用途:
文章生成全般(表現力豊かで自然な日本語)向いていない用途:
大量の文章生成(出力スピードが遅いため)
まとめ:あなたの用途に合わせてChatGPT・Gemini・Claudeを使い分けよう
WebライティングにおすすめのAIはどれか?
それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。
ChatGPT:アイキャッチ画像の生成に最適(月20ドル)。日本語文章は苦手
Gemini:無料で使えるが、高性能なのでWebライティングに活用できる
Claude:自然な日本語文章の生成が得意(月20ドル)。Opus と Sonnetを使い分けて利用可能
結局のところ、どのAIが優れているのかは一概には言えません。
あなたの目的や用途、予算などに合わせて、最適なAIを選ぶ必要があります。
まずは無料で使えるGemini 1.5 Proを使ってみて、物足りなさを感じたら、他のAIも使ってみましょう。
AIの得意不得意を理解した上で、使い分けのセンスを磨くこと。
それが、生成AIを味方につけるコツだと筆者は考えています。
ぜひ、あなたのライティングにもAIを取り入れてみてください。
きっと、文章作成の幅が広がるはずですよ!
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