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ブランドエクイティピラミッドとは?

みなさん、おはようございます!ひがちです♪

さて今回は「ブランドエクイティピラミッド」をテーマに成功企業の事例をご紹介させて頂きます😌✨

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ブランドエクイティピラミッドとは?


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(画像:定着ユーザー育成に役立つ「ブランドエクイティピラミッド」とは?)


「ブランドエクイティピラミッド」とは、顧客がサービスの利用を開始してから定着化するまでのインサイト(人を動かす隠れた心理)を「理性的な要素」と「感情的な要素」の両軸で段階的に示した思考プロセスのことをいいます。


昨今は、情報リテラシーの高い人ほど一つのブランドに固執せず、いくつものブランドを比較検討し購入に至るケースが多いです。


また、コモディティ化が進み、差別化が求められる時代で企業が消費者にとって唯一無二のブランドになることは相当厳しいと言われています。


多少、他社へ消費者が流れてしまうのは仕方がないといえますし、それらを含む中で中心的な存在を目指すということが現代のブランディングに求められています。


では、そのような中で企業がブランドを高める戦略をどのように構築すべきか?


そこで必要になってくるのがこの「ブランドエクイティピラミッド」なのです。


ブランドエクイティピラミッドの構成要素


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ブランド・エクイティの提唱者であるデイビッド・アーカーによれば、ブランド・エクイティは5つの構成要素で成り立っていると言われています。


◉ブランド・エクイティ5つの構成要素
【1】ブランドセイリエンス
【2】ブランドパフォーマンス
【3】ブランドイメージ
【4】ブランド・ジャッジメント
【5】ブランド・フィーリング
【6】ブランドレゾナンス


スターバックスコーヒーの事例


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スターバックス・コーヒーは、コーヒーの品質にこだわるだけでなく、顧客にとって居心地のよい空間づくりを意識することで、ブランドエクイティを高めることに成功しています。


それではスターバックス・コーヒーのもつブランド力を、ブランドエクイティピラミッドの構成要素に分解して説明していきます。


【1】ブランドセイリエンス

※ブランドの「思い出しやすさ」や「心の中の存在感」


スターバックス・コーヒーの「ブランドセイリエンス」は、「コーヒーチェーン=スターバックス・コーヒー」といっても過言でないほど、消費者の中で思い出しやすい存在となっており、この要素を十分に満たしているといえます。


【2】ブランドパフォーマンス

※実用的な顧客ニーズをどれだけブランドが満たしているか?を図る段階


「ブランドセイリエンス」同様、コーヒーの品質のみならず、顧客体験を重視した店舗設計は申し分ないほどにブランドパフォーマンスが高い状態であると言えます。


【3】ブランドイメージ

※消費者の頭の中に存在するブランド像


「期間限定商品」や「SNSの発信」で他のコーヒーチェーンとうまく差別化を行い、「誠実さ」や「安心感」を消費者に届けることにより、強いブランドイメージを構築することができています。


【4】ブランド・フィーリング

※消費者のブランドに対する感情的な反応・評価


スターバックス・コーヒーの「おしゃれさ」や「洗練されたイメージ」といった目に見えない価値提供は「ブランド・フィーリング」のお手本といっても過言ではない事例といえます。


【5】ブランドレゾナンス

※ブランドと顧客の感情移入の度合い


「スタバでmacのパソコンを広げオシャレに仕事したい!」と理想を抱く人が多いのは、都会的で洗練されたカフェチェーンという立ち位置を見事に確立させているからこそです。


そしてその「魅力」は「愛着」へと代わり、ブランドと消費者との絆をさらに深めているといえるでしょう。


★さらに詳しい事例は本編にて♪


多様化する市場で独自の立ち位置を確立するのは簡単ではありません。

しかし他社では満たせない顧客のニーズを開拓するとともに、継続的なブランド戦略を続けることができれば、市場でのシェアをさらに拡大させることも可能です。

まずはその第一歩として、記事本編で紹介した内容を基に、「ブランドエクイティを高めるためには何からはじめるか?」を考える所から始めてみてはいかがでしょうか。


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