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京都に住んでるけど京都に泊まったぜ日記

6/3(月) わたしは府民だけど、市民ではない。 京都の人は「市」に住んでいないと「京都住み」とは言わない。いわゆる洛外、都落ち。 今日の朝は最悪だった。 目が覚めてすぐに「これからの人生どうしよう」。不安で布団から動けなくなった。誰とも比べずにゆっくり悩める場所はどこ? ひとまず、できることからやろうとサブスクの整理をはじめる。契約解除したつもりだったU-NEXTと一時期狂ったように観ていたsamansa(ショート映画サービス)を脱退。Hafh(旅のサブスク)はどうし

    • 7/22

      いくら寝ても眠い日だった。きのう2:00に寝たからな〜とか思ったけど、睡眠時間は10時間だった。寝ぼけていたのか2回歯を磨いた。 インターン先のオフィスに行くまでに、久しぶりに服屋さんに入った。そういえば高校生の頃、金欠の原因になるほど服が好きだった。今は「長く着られる服がかっこいいから」とか言って同じ服ばかり着ている。多分どちらが良いとかはないけれど、あの頃の自分は好きなんだと思う。 社内の定例会議で、週末に観た『ぼっち・ざ・ろっく!』の話をした。細部に神が宿っちゃって

      • 7/21

        日曜なのに学外講義。国立博物館ってそんなところにあったんだ。 廣川くんと近くのお店でハンバーグを食べた。廣川くんは話が上手い。いつも空間に何かしらの話題が存在するようコントロールしている。彼がいるときは途切れることなく誰か話しているので、無意識にファシっているのだと思う。 「自分の話なんだけど」と前置きする廣川くんが、着地点のないまま話すのが好き。今日はしっかり惚気られた。わたしが胃腸炎で寝込んでいる時に行われていたこと。「コンビニのお客さんのタバコはすぐ覚えられるのに、好

        • 7/20

          梶井基次郎の『檸檬』を語る際、レモンの花言葉を引き合いに出すのは少し野暮だと思う。彼が惹かれたのは内側から染み出したレモンの表面なのであって、単に色彩と造形だけが本当なのだと思う。それだけだと思う。そう思いたいだけなんだけど。 今日の朝は髭を剃るかすごく迷った。誰に憧れたわけでもなく胃腸炎で寝込んでから伸ばした髭。かなり良いらしいのにマスクをつけて大学に行く自分が情けない。「なおは変わらないね」と言われることが怖いくせに、見かけの変化で「あの頃と違う」と判断されるかもしれな

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          それでも東京(6/29~7/4)

          6/29 親戚に会いに1人で東京。 スーツケースに本を詰めていたら、部屋に入ってきた父が「重そうだから向こうで買いなよ」と5000円も渡してくれた。父はあまり本を読まないが、読書に対してすごくいいイメージを持っているらしい。ありがたく受け取る。持っていく本は3冊まで減らした。 夜行バスの料金が高かったので新幹線で向かうことに。 京都駅は人でみちみちだった。半熟卵入り牛タン弁当(1100円)にときめき購入。みどりの窓口に並んでいると、駅員さんが「鉄道会社が違うので教えられま

          それでも東京(6/29~7/4)

          わたしが日記を書く理由

          日記っていうのは多分、胃腸みたいなものだ。 笑いが止まらなくなる出来事、箇条書きにも値しない1日、そのどちらでもない日常。 そんなものをひっくるめて全部、うまく消化するための器官が日記なんだと思う。 どれだけ嬉しいことも、寂しいことも、わたしは全て幸福の糧にしていきたい。 定期的に日記を書くようになって気づいたのは、いちいち立ち止まることの面白さ。 幸いなことに、効率=高価値の社会にもまだ、どうでもいいことが溢れている。 たとえば、 様になる本の読み方ってどんなだろう?

          わたしが日記を書く理由

          7/14

          学なし金なし技能なし(自称)ぷんやりたんのYouTubeにハマった。怠惰な生活を送ってるくせに地声だけはいい成人男性。更にそれが幼女の皮を被っているのがミソだと思う。ちょっとパチンコ行ってみたくなった。 思考だけはしているくせに世に何も生み出せていないことが悔しい。一生20歳のままでいれたらいいのに。考えても仕方がないことと考えるべきことには分別がつくつもりだけど「世界は今日も私を知らずに」という歌詞がずっと頭でぐるぐるしてる。わたしはどんな瞬間を手に入れられたら、満足した

          7/13

          胃腸炎のせいで友人のイベントに参加できなかった。もう夕方だけど鬱憤を晴らすべく枚方の蔦屋書店にいく。 定期的にエッセイを摂らないといけない体なので、5冊は買い貯めるぞー!と意気込んだくせに、手に取った新刊の分厚さにびびり何冊か返した。選定基準は、文庫本になるまで待てるかどうか。1時間も同じ本棚の前で立ち読みしてしまった。 スーツケースを持った男の子と目が合い「新聞って置いてますか?」と聞かれた。この人は新聞の奥に何を求めてるんだ?と気になったけど、多分、店員さんと間違えら

          7/11

          インターン先で「あれ、いい企画だと思ったよ」と言われたので軽率に喜ぶ。下痢が治らん。 食欲だけ全快で塩辛いものを食べてしまうのが悪い。 布団の中で『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』読了。何度か泣かされそうになり、「あぶね〜」と思っていたら最後の最後でDJ松永にやられた。おまえ、なんなんほんまに。 「オードリーだから」、「芸人さんだから」とかで表したくない面白さに食らってしまった。むしろ「指を刺されて笑われることが怖い」若林さんの人間性が旨みであり、この本の魅力はテ

          7/10

          3日くらいトイレに住んでた。 頭痛と腹痛のコンボがめんどくさすぎる。 寒気がするのに汗が止まらない。 知らん校長先生にひたすら1on1で説教される夢をみた。 「軽率に“いいね”なんて言われたくないものを、一度はつくりあげてみせろシャバ僧が」 昼前起床。身体のどこも痛くなかったので「勝った」と思ったら油断だった。立ち上がるとちゃんと頭が痛かったので、物事はちゃんと確かめてから喜ぶようにしようと思った。 久しぶりに体重計に乗ると先月より5キロも痩せていた。明らかにすっきり

          6/27

          初めてのゼミご飯。 ドリンクが無くなりそうな人に声をかけ、おしぼりを配り、「レモンサワーの人〜!」と歩き回りつつ、フードメニューを見せる。 我ながら悲しい生き物に成ったなという感じ。みんなプリンを頼んだのに「スプーン1つ!!」とか自分を最優先する先輩を見て、これまで話しかけなくて良かったと思った。みんないい人ばかりだからこそ鼻につく。「うちらのスプーンないね、、」と寂しそうだった同期の顔はしばらく忘れない。 とは書きつつ、すごく楽しめた。 先生に休学を応援してもらえたし(

          6/26

          どうやら朝から人と話した日は調子がいいらしい。皿洗いとか、読書みたいなしょぼい運動を1日のアップにしていきたい。ちゃんと「二度寝は無意味だぞ!」と自分に暗示をかけたのに、今日も昼前に起きた。 トイレから帰ってきた時、床に本が散乱していてるのを見て「こんな部屋で寝てるやつがモテるわけないやないか」と思った。ノロノロ片付ける。これまで大事だと思っていたものが意外と要らなかったり、やっぱり一生持っときたいと思ったり。そんな感じを繰り返す作業。さいごに部屋に残ったのは永く機能しそう

          6/23

          休日はパン屋。強い雨が降っていたので、父が車で送ってくれるとのこと。エプロンをつけて車に乗る。店に着くまでの短い間、部屋にごみが溜まっているぞと説教をくらった。最近の父は「まだまだ子供だな」とよく言う。少々、というかかなりうざい。通り過ぎた歩道に、大きな荷物のようなものが見えた。 店の自動ドアを力づくでこじ開けて入る。いつもは後ろから出勤するので、みんなを驚かせてしまった。「人が倒れてるかもしれないです!!」もっと驚いたみんなの顔も見ず店を飛び出た。早朝の枚方には人が通らな

          6/21

          4:30起床。パン屋バイト5年目にもなると、気合というより慣性で起きてる気もしてきた。 早起きは憧れの目で見てもらえることもあるけど、多分朝は寝るためにあるんだぜ。 山田さん(職人歴40年)の新作を味見。片手サイズなのにブルーベリークリームが詰まっていてお腹いっぱいになった。トレーニーの同期は食べないだろうなと思っていたら、ひとくちで完食していてすごく愉快だった。「今日ちょっと長くジム行けばいいだけ」とか言って彼はレジに帰っていった。カロリーis熱量。トレーニーは言い訳をし

          脈絡のない夢とその考察②

          寝る前時刻 6:30 状況 今日中にやらないといけないことがたくさんある。8:00にアラームをセット。Apple Watchを買うかすごく迷っている。 夢知らない人と毛布を被って寝る夢を見た。夏なのに彼は震えていて、抱きしめると腐りかけた丸太みたいな感触だった。気づいたら寝ていた。親が部屋に入ってきて目を覚ます。状況を説明しようとしても何も言えなかった。自分の言葉が文章でもなくなってきたとき、わたしは布団を蹴って起きた。 目が覚めるとスマホが鳴っていた。そういえば今日、夜

          脈絡のない夢とその考察②

          6/13

          スイカバーが食べたくなる暑さ。上から熱波、下から湿気。京都の夏ってこうだったなあと毎年苦しんでいる気がする。遠くのコンクリートの上に見える水のようなものは逃げ水なのか、熱中症によるものなのかが分からん。もうどっちでもいいやと思ってモスバーガーに寄った。 お金がないくせにチーズたっぷりのやつを頼んでしまった。美味しいけど大きすぎるハンバーガー。肉だけ余ってしまって上手く食べられないのが悔しかった。 自分が何に悩んでいるのか分からないけれど、ぼんやりとした何かへの不安でしんど