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脈絡のない夢とその考察②

寝る前

時刻 6:30
状況 今日中にやらないといけないことがたくさんある。8:00にアラームをセット。Apple Watchを買うかすごく迷っている。

知らない人と毛布を被って寝る夢を見た。夏なのに彼は震えていて、抱きしめると腐りかけた丸太みたいな感触だった。気づいたら寝ていた。親が部屋に入ってきて目を覚ます。状況を説明しようとしても何も言えなかった。自分の言葉が文章でもなくなってきたとき、わたしは布団を蹴って起きた。

目が覚めるとスマホが鳴っていた。そういえば今日、夜ご飯の約束をしていた。待ち合わせ時刻に3時間すぎている。「本当にごめん、寝てた」とか言えばいいのにどうしても電話に出れなかった。LINEの調子が悪い程で、インスタで折り返すも繋がらない。考えても仕方がないので待ち合わせ場所に向かう。

家を出る前、親に遅刻したことを伝える。母は「悪夢を見る人は使命があるんよ。」と父に車を出してもらうように促した。わたしは父の準備を待たずに家を飛び出す。雨が降っていることは分かっていたのに、傘を持たずに走り続けた。

信号を待っている時、5%のスマホで時刻を確認すると15:30だった。夜ご飯の約束にしては早いなあと思ってカレンダーを確認。真っ白の日程を見てやっとこれが夢であることに気づいた。明晰夢をみるときって、「夢であって欲しい」と願う気持ちが先行している気がする。明晰夢になってしまえば目を覚ますことができるはず。わたしはDSの電源ボタンを長押しするような感覚で目を覚ます。

起きたとき

時刻 9:20

多重夢を見た疲れがすごい。夢の中で寝ていることがいまにやっと不安で、「よく帰ってこれたなあ」と安心。結局1限の講義は逃してしまったので現実でもスケジュールは失敗している。夢の中のわたしからわかることは、予定を忘れることへの恐怖とスマホの使い方への不信感。あと音で起きれなくなったこと。アップルストアに何度も入るほど悩んでいたけど、Apple Watchは買いに行こうと思う。

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