どうしても強いて言うなら、強いてまで言いたくないと言う。
先日のこと。
窓の外の木々は実にとち狂ったような横ノリ?状態で大騒ぎしているが、まったくもって楽しそうには見えない。
聞こえるヒュルルルルルーッ(風の音)、バチバチバチバチ(雨が窓に当たる音)ってのも恐ろしくしか感じられない。
一体誰の誕生日なのだろう。
誰の産まれた日ならこうも神様たちが大暴れするのだろう、とパソコンをカチャカチャといじって検索された結果を見てふむふむと一人納得する。
さて、午前中のお稽古では「傘がおチョコになる」でひと盛り上がりした。初めて聞いた言葉だったが、さした傘が強風で裏返しにひっくり返ることを言うのだという。
何でまたおチョコなのか?選択のセンスがなさすぎはしないか?
ネットでの調査の結果、これは関東方言とのこと。関西では「傘がまったけになる」と言うらしい。どっちもどっちである。
とにかくクエスチョンマークが10くらいつく。センスがないというより、知識の問題ではないのか?松茸を見たことがないのだろうか。
My umbrella became the small sake cup.
My umbrella became the matsutake mushroom.
ガイジンさんビックリするヮ!!!
実際ひっくり返った傘は、おちょこにも松茸にも全くなってない。
形も全然似ていない。どうしても強いて言うなら、強いてまで言いたくないと言おう。
しかし、そんなことはどうでもいい。
昼はマンゴーを一個食っただけなもんで腹が減ってめっちゃ旨い唐揚げが食いたい。しかしこの防風雨のなか、家にすら帰られるかどうかわからないのに、唐揚げを食いに行ってる場合ではない。
風で傘がひっくり返って…
なんかぴったりな形思いつくかと思ったけどそんなに簡単ではなかった。
どうしても強いて言うなら、強いてまでは言いたくないとやっぱり言おう。
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