![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120433506/rectangle_large_type_2_1def4d09aaca7ee9784e5535a184ef24.jpeg?width=800)
【感想】あなたが誰かを殺した|東野圭吾
●あらすじ
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。
●相関図
容疑者となる登場人物が多く、最初に続々と登場してくるので、相関図を書き留めながら読み始め、あとでまとめたものです。ご参考まで。
![](https://assets.st-note.com/img/1698757711622-11X6xQb0fH.png?width=800)
●まさにミステリど真ん中
初期から中期の東野作品は全て読んでいて、久々に読んだのですが、相変わらずグイグイ引き込まれ、一気に読まされました。
犯人から展開から、あらゆる意味で王道だな〜と思いつつ、こんなに満足度が高いのが凄い。
『どちらかが彼女を殺した』『私が彼を殺した』と比較して、タイトルの意味を考えようとすると『あなたが誰かを殺した』って、ちょっとモヤモヤする言い回しですよね。加害者を特定しているのに被害者を曖昧にしているところが。でも、最後まで読んでみると、ちゃんとタイトルの意味がわかります。
人気シリーズということもあり、勝手に頭の中で映像化しながら読んでいました。ロケ映えしそうなので映画化希望。
●満足度
★★★★★
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?