書くこと=「働く」の解放
メディアコンサルタントの水谷友哉です。
「働く」ことに限界を感じた方への記事です。
東芝での仕事が嫌になり自己啓発セミナーや心理学系の資格を取ったりして、独立を考えていました。
しかし、世間はそんなに甘くありません。中途半端で生きてて、生半可なスキルで通用するものではなく、私はド貧乏になってしまいました。
独立後に収益が全くなくなり、単純労働の仕事に追われていた時期がありました。上の人に言われたことを言われたままに仕事をするだけです。
・日雇いのイベント派遣
・交通誘導員
・ブライダルのカメラマン
その後に、アマゾンの転売を始めて生計を立てていました。
「安く仕入れて高く売る」の繰り返し
またもや単純労働です。日中の会話が全くなく、お店にいっても、「どれだけ在庫ありますか?」や「安くなりませんか?」のようなAIロボットのような会話。
人間らしさ0で、人間の心を忘れてしまっていました。
まさにペッパーくんのような存在です。
私は国立大の大学院を卒業して、東芝に就職したのですが、そこから独立で貧乏になりました。なぜ陥ったのかというと、
「働くこと」=「働かせられること」
という被害者意識のまま仕事をしてたからです。
・なぜ自分だけがこんなに惨めなんだ?
・もっといい暮らしがしたい
・何のために仕事をしているんだ?
このようなことばかりを考えていました。
現在は、WEBを使ったメディアコンサルタントの仕事についています。
・オリパラ関係の内閣府のメディアやコンテンツの企画・制作
・著名なコンサルタントにメディアのコンサルタント
なぜどん底になった私が変われたのか、仕事が得られるようになったのかというと、「書くこと」を覚えたからです。かつての自己啓発セミナーなどで洗脳されたことを告白するブログを書きまくりました。
そこから、頭の中が整理されて、過去のメタ認知が出来るようになってきました。
メタ認知とは、物事や出来事から感情を切り離して、冷静に思考すること
今まで上手く行かなかったを振り返りながら、その中で何を得たのか?を徹底的に整理しました。
その中で、失敗したことの中にも、上手く行ったことがあることに気付きました。自分では「失敗した」とか周りからは「失敗だったよね」と言われることでも、なにか上手くいった要素があるので、それを取り出すことです。
それを分かりやすくするために
失敗の泥団子から、成功の宝石の原石を取り出す
という表現をしています。
・失敗の泥団子=自分では向き合いたくないつらい過去の経験
・成功の宝石の原石=1つでも上手く行ったこと
今のメディアコンサルタントとは大げさに聞こえますが、失敗の泥団子に向き合いながら、原石を取り出すことです。
文字にして書くことによって、特別なコンテンツを書けるようになっていきます。SNSやブログ、メルマガでも「特別で凄いと思われること」である必要はないのです。
そして書くことによって、大きなことに気付きました。
「書くこと」により「特別なコンテンツ」が生まれる
自分にとってどうでも良いこと=「相手にとって特別なこと」に変わるということです。
言い換ええれば、「自分にとっての当たり前」=「相手にとって有益な知識」に変わるということです。
「書く」3つのメリット
1.頭の中を整理できる
2.「伝える力」を鍛えると、自分と相手の時間を減らせる
3.「書く」ことで「働く」から解放される
1.頭の中を整理できる
書くことは頭の中にあることを外に出す作業です。モヤモヤしていることも言葉に書き留めることで、「自分はこんなことを考えているんだ」と再認識することが出来ます。また時間が経って見返すことで、当時の考えていたことも振り返ることができます。
2.「伝える力」を鍛えると、自分と相手の時間を減らせる
昔の私は何が言いたいのか良くわからないと言われていました。それが書くことによって、言語化する力が上がり、短時間で的を得たことがいえるようになりました。
3.書くことで「働く」から解放される
1日の中では、時間は有限です。打ち合わせでも、説明する際にも予め書いておけば、説明する時間を減らすことができます。書いておけば、自分の分身のようにすることができます。noteでもブログでも、誰かの目に通れば、3分の記事を相手に読んでもらえれば、自分の3分の時間を節約することができます。
3分の記事✕100人=300分を読んでもらう
↓
自分の5時間分の節約
少しは書いてみたくなりましたか?書くことはnoteでもブログでもSNSでも何でも良いです。スマホやPCでのメモは自分だけしか見られないものにしかならないので、誰かの目に留まる用に書き出してみてください。
最初は反応は得られません。継続しているうちに必ず効果を実感してきます。
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