私の病歴と服薬歴について(Part1)
機能性ディスペプシアの始まり
2017年12月:直属の上司の突然の退職がきっかけで、仕事が一気に舞い込んできて忙しくなり、2週間ほど毎日胃がムカムカしていました。
※食事は普通に摂取できていました。
2017年12月31日の大晦日:実家に帰省し、御馳走を食べながら赤ワインを飲んでいたら、猛烈に頭が痛くなったのでロキソニンを飲みました。胃をナイフで突き刺すような行為でしたネ(-_-;)この数時間後に猛烈な腹痛に襲われ七転八倒。人生で一番辛い大晦日になりました。
2018年1月1日:翌日から食欲がなくなり、胃の膨満感に悩まされます。何を食べてもすぐお腹いっぱいになってしまう症状に苦しみました。この「食べたくてもあまり食べられない状態」が数日間続きます。
急に吐き気に襲われるパニック状態に・・・
2018年1月3日頃:彼氏と旅行に飛行機で行ったのですが、もちろん現地に着いても胃の調子は悪いまま、せっかくの旅行だったのにあまり沢山の料理を食べることができず(;´・ω・)
そして、悲劇の始まりが・・・。
帰りの飛行機に乗る直前、空腹状態でブラックコーヒーを飲んだら猛烈な吐き気に襲われました!ブラックコーヒーは胃酸分泌を促すので空腹時には飲まない方がよいということも知らず(泣)
そして飛行機に乗る直前までトイレにこもり吐き気と闘い、飛行機に乗ってもパニックと吐き気で居ても立っても居られない状態に・・・。
ここで吐いたらどうしよう💦と顔面蒼白。ところが不思議なことに飛行機から降りたら自然と吐き気も治まりました。
2018年1月8日:胃の調子は悪いまま会社も始まりました。上司にそのことを伝えるとすぐに病院に行くよう勧められ、早退して近くの総合内科で診てもらいました。
そこでは「うーん。胃炎ですかねぇ」と言われ
●ネキシウム(プロトポンプ阻害薬)
●ビオスリー(整腸剤)
が処方されましたが、飲んでも全く良くならず・・・
2018年1月10日:薬を飲んでも全く治らないまま、この日は会社のイベントで司会をするため、早朝から出張の予定でした。ところが電車に乗った途端、またもや猛烈な吐き気に襲われました。耐えられずすぐに下車し、近くのベンチで休みました。上司に連絡し、吐き気が酷すぎるので司会の仕事を欠席することにしました。
そして、下車した駅近くの胃腸内科に駆け込み、症状を伝えました。もう既に10日も胃の調子が戻らなくて大変だと伝えると
「胃炎が長引いてますねえ」と言われ、
●ドンペリドン/ナウゼリン(消化管運動改善薬・吐き気止め)
●ロキソプロフェン(鎮痛剤)
を処方され飲み始めました。
ここまでで、気付いた方もいるかもしれませんが、今思えば「飛行機に乗る前に猛烈な吐き気に襲われ、パニック・冷や汗で大変な目に遭った」ことや、「電車に乗った途端吐き気がしてきてすぐに下車した」こと。これらは、機能性ディスペプシア(以下FD)というよりも「パニック発作」に近かったような気がします。
※もちろんFDも合わさっているため「吐き気」が起こりやすいのかもしれませんが、胃薬だけでは治まりきらなかった「パニック症状」がかなり強かったと思います。
2018年1月13日:処方された薬を飲んでも胃の調子はずっと悪いままです。また同じ胃腸内科に行くと「胃カメラ」を勧められましたが予約の空きは1ヶ月先💦ひとまず予約だけして、もっと効く薬を出してくれと頼みました。
そこで処方されたのが
●タケキャブ(プロトポンプ阻害薬)
●ガナトン(消化管運動改善薬)
でした。
ところが、それ以降はFDらしき「膨満感、食後の胃もたれ、吐き気」は1~2週間続いたものの、徐々に薬が効いてきたのか、2月に入った頃はほぼ症状はなくなりました!なので胃カメラもキャンセルしてしまいました(;’∀’)
またもや機能性ディスペプシア再発
2018年5月 6日 :2月から5月までは胃の症状は皆無でした。すっかり胃の事も忘れ、彼氏とGWに飛行機で海外旅行へ行きました!実はこの旅行最終日、またもや空腹時にブラックコーヒーを飲んでしまいました(-_-;)案の定、飛行機に乗る前にまた猛烈な吐き気に襲われ、大パニックに。搭乗してからも、吐き気が治まらないため、せっかく出された機内食もほとんど喉を通らず、とても辛かったです(涙)
2018年5月:帰宅したら胃の調子も戻るかなと思いきや、また以前と同様に吐き気や膨満感、消化不良、胃もたれに悩まされ続けました。特に、仕事が始まると胃の症状が悪化し、仕事中はずっと胃がキリキリしていました。仕事に向かう満員電車も、吐き気を必死に堪えながら乗っていました。いよいよ我慢できず、また別の胃腸内科に駆け込みました!
逆流性食道炎と機能性ディスペプシア
2018年5月11日:ここで人生初の胃カメラを受けました((+_+))結果、胃は綺麗だったものの胃底腺ポリープが3つありました。これらのポリープは良性だったため様子見で良いことに。また、胃の中に昨日食べたものが少し残っており、胃の動きが悪くなっていたことが分かりました。そして、十二指腸から胃の中へ胆汁が逆流し、胃から食道へ胃酸が逆流しており、食道が少し炎症を起こしている状態だったことも判明!
そこで初めて「機能性ディスペプシアと軽度の逆流性食道炎」と診断を受けました。
この時処方されたのが
●アシノン(H2ブロッカー)
●アコファイド(消化管運動改善薬)
●六君子湯(漢方)
でした。
医師からは食事内容や生活習慣を改善するようにアドバイスを受けました。
2018年5月:ところがなかなか薬を飲んでも改善しません。特に少しでも多くご飯を食べたり、甘いものを食べたりすると、寝る前にグワグワグワっと胃酸が上がってきて、辛くて寝るのが苦しくなりました。また、やはり電車に乗るとムカムカしてきて、今にも吐きそうになる現象にずっと悩まされていました。もちろん仕事中もずっと胃がキリキリ・・・。
特に、この時期仕事がかなり忙しく残業も増えていたので、ますます胃の調子が悪くなっていきました。
2018年6月:あまりにも胃の調子が悪いため、もう一度胃腸内科へ行って相談したところ
●タケキャブ(プロトポンプ阻害薬)がアシノンの代わりに処方されました。タケキャブは胃酸を抑える薬の中でも一番強い薬として使用されているものです。
ところがタケキャブを飲んでも症状は一向に良くなりません。良くなるどころか消化不良がどんどん悪化しているような気がしました。とはいえ胃痛や胃酸逆流が酷い日もあるため、タケキャブが手放せなくなってしまいました。
これといった原因は分からなかったのですが、やはり仕事でストレスが溜まった時は胃痛が悪化しました。また、少しでも消化に時間のかかるものを食べたり、脂っこいもの、甘いものを食べると、寝る前に酷い胸焼けがして辛かったです。
そんな中、鍼灸や整体が効果あると聞いたので通い始めました。確かに鍼灸や整体に行くと胃の不調が嘘のように、魔法のように消えてしまったので、信じて通い続けていました。(つづく・・・)
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