見出し画像

一緒に転落。頼る方と頼られる方のエピソード。

毎日のように遊ぶ公園。

しかし毎日同じところでは飽きるかな、と大きなアスレチックがある公園へ連れて行った時の話です。


3歳も間近になると、もう誰かと遊ぶ事に興味津々な娘。公園では少し仲良く遊べそうな人を見つけると、すぐ寄って行っては一緒に遊ぼうと試みています。

しかし保育園児とは違いまだ集団生活をあまり経験していないのでコミュニケーションのとり方が分からず、大体はお世話好きな年上の子と遊ぶことになります。


毎回なんやかんや一人は居るもので、特に5・6歳があーだこーだと教えてくれて、その日も6歳位の男の子がお世話をしてくれました。

最初は階段を危なくないか見守っていてくれたり、滑り台を一緒に滑ってくれたりと簡単なお世話をしてくれていましたが、段々お世話に熱が入り、高い場所も手をとって進んだりしてくれるようになりました。

娘はまだ2歳なのでバランスを崩した時のとっさの対応は出来ず、6歳位の男の子では何かあった時受け止めきれないだろうし危ないなとは思っていながらも、2人とも楽しそうだったので私も見ながらもそのままにしていました。

その男の子のお母さんと話していた事もあり、会話に気を取られていると、その不安の通り傾斜がある高い場所で2人と他の子を巻き込んでなだれ落ち。。。


男の子の方は、あまり進めない娘を抱っこして降りてくれようとしていたみたいで、娘がそのまま両手を広げて男の子の元へいくと、受け止めきれずなだれ落ちました。

網で覆われていたので大事には至りませんでしたが、まだまだ目は離せないなと実感。

男の子の方もお世話したい気持ちが強くて(少し発達障害もあり)の事だし、娘もまだ何が危ないかも分からないので、完全にその場にいなかった大人の責任で、、、


公園でのママ達との会話って、ほんと難しいですよね^^;


私はすごく気を使う方なので、最初からママ友は作らず公園遊びは娘に集中してきましたが、たまに初めましてで話す人とはどこまで話していいかやどのタイミングで子どもを追いかけていっていいのか分からなくなります。

子どもも失敗して学ぶので、ある程度自由に遊び回っていた方が自分で学ぶのかもしれませんが、職業柄どうしても目が離せません。

保育園など囲いがあって安全性も高い場所なら落ち着いて話も出来るのですが、そうでない場所は出来るだけ娘優先ではいこうとは思っています。

怪我も怖いですが、誘拐も怖い。



男の子の話に戻りますが、助けたいという気持ちはものすごく分かるけど、自分の能力以上の事を求めて共倒れしたらそれはありがた迷惑になるし、助けてもらう方も全て乗っかってしまうと共倒れした時に相手も傷つくし自分も今よりもっと悪い状況になる事もあるから、自分で予防線を張るのは大事というのを伝えないとなぁと感じました。

大人もよくあるあるで。

男の子は初対面なので何も言えませんでしたが(それ以上にお母さんが申し訳無さそうにしていたのでこちらも申し訳なく・・・)、娘には片手だけは縄を自分で持っといた方がいいね、と伝えました。

色んな経験や失敗を重ねて学んで、強くなっていってくれればと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?