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子どもも大人も「楽しい」で動く

子どもは「楽しい」という方向へしか向かっていきません。

何でもかんでもそこに「楽しい」がちら見えするから、覗いてみるし、触れてみるし、やってみるし、頑張ってみるし、技を習得してみるし。

怒られて言うことを聞かせたところで、その延長上に「楽しさ」がなければすぐ忘れるし、意味も考えようとはしない。この人嫌だという感覚だけ残って終わってしまいます。


(なので怒るより褒めてうんぬんの話があるとは思うのですが、これもまた極端で、伝える事は伝えて考えるとこは考えてもらって、と、ただ褒めるだけではうまくいかない事も多いかと思います。)


子どもは「楽しい」という方向へ向かっていく。

子どもはね、という話でしたが、何かこれ・・・大人も結局同じなのかなぁという風に最近思えてきまして。


私は今30代後半ですが、とにかく「根性じゃ〜」と育てられた世代です。

もうそれも世代的に薄れてきてはいたのかもしれませんが。。。


とにかく子どもの頃から、「やれば出来る、やらねば出来ぬ、何事も」といったように時間も労力もすべてそこに注いでやれ〜やれ〜休むな〜、でした。

楽しさなんて求めるな、頑張って頑張って苦しくてももがいた先に光がある、と。

地方出身なので、数少ないエリートコースへ乗るにはとにかくがむしゃらに何でも食らいついていかねばならなかったのは分かります。(今都内に居るので教育格差は存分に感じます)

IQが高い遺伝子を受け継いでいるわけでもなく、何か特別な才能があるわけでもないので(才能は何かしらみんなにあるとは思いますが、ギフテッド的な意味で)、より高みを目指さなければ生活は豊かにはならないというのも分かります。

ただ、ある程度仕事も頑張って、家庭も築いて、子育てして、と根性に頼り頑張っていくと、どこかで充電が切れる瞬間がやってきます。

あれ?なんだか頑張れない。。。と。


鬱とまではいかないけど、なんだか昔より勢いよく頑張れない。


結局、元気がなければ根性は出せない。

気持ちに余裕がなければやる気も出ない。


という事に気づきました。


子どもでも大人でもそういう時は同じで、

共通して言えるのは、「楽しい事ならやる」という事。

楽しい事なら継続でき、良い結果も出やすい。


楽しいことばかりやってたら、世の中偏るでしょう、と言う人もいますが、

驚く事に、誰かが根性を出さなきゃやれない事が、誰かの「楽しい事」だったりします。

よって、みんな本当に本音を出せばそんなに偏らないと思っています。

それに、みんなやりたくない事ならやらなきゃいいし、必要であれば代替案を考え違う方法でやれるようにすればいいのかなと。


大人も・・・子どもと同じだなぁと思うようになり、私も頑張らなくても出来る事を探すようにしました。


仕事はもちろんのこと、日々のことも。


「楽しいという事は悪だ」と刷り込まれた世代が、楽しいを基準に生活するなんて並大抵のことじゃないと思います。楽しいを基準にしてても罪悪感もセットでついてきて、中々本当にリフレッシュ出来ない。


でも、子どもに向けて「楽しい」を基準に何かを習得していってもらおうと考えるのは、楽しい思考についてのいい練習なんじゃないかなと思っています。


何がモチベーションになるかって人それぞれですもんね。

褒められることがモチベーションの人

完成度が高い事がモチベーションの人

失敗しない事がモチベーションの人

合理的な事がモチベーションの人

考える事がモチベーションの人

新しい事がモチベーションの人

継続する事がモチベーションの人

モテる事がモチベーションの人

芸術的・創造的な事がモチベーションの人

キレイである事がモチベーションの人

好きな人達に囲まれている事がモチベーションの人

安心した場所があるのがモチベーションの人

同じやり方なのがモチベーションの人

追求するのがモチベーションの人

・・・考えたら山程です。


どんな「楽しい」「心地よい」をカバンに詰めると出発出来るのか、

日々考えていきたいですね。


良かったらあなたの「楽しい」「心地よい」を教えて下さい。




楽しい事が日々増えるといいですね^^



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