成功した経営者から学ぶ「沈黙は金」の本質
霊視×経営コンサルティングの友野高広です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。
今回のテーマは「成功した経営者から学ぶ「沈黙は金」の本質」という内容です。
あなたはこの方程式をご存知でしょうか？
Ａ＝Ｘ＋Ｙ＋Ｚ
これは「成功」の方程式になります。
では、この方程式の中身はどのようになっているのでしょうか？
その答えはこちらです。
「Ａは成功、Xは仕事、Yは遊び、Zは沈黙である」
この方程式を唱えたのは、ノーベル物理学賞を受賞した天才物理学者であるアルベルト・アインシュタインです。
「アインシュタインが成功の方程式をつくっていたのか」
「アインシュタインが唱える成功方程式なので、説得力ありますね」
「しかし、XとYは分かるけど、なんでZは沈黙なの？」
確かに、「X＝仕事」「Y＝遊び」までは理解しやすいです。
しかし、その後に登場する「Z＝沈黙」に「なぜ？」と疑問を感じてしまう人もいるかと思います。
では、なぜ「沈黙」なのか？
その答えは、この格言に隠されています。
それは、こちらです。
「沈黙は金」
この「沈黙は金」の語源は英国です。
英国では「雄弁は銀、沈黙は金」という言葉として使われています。
「堂々と話すことも大事だが、黙るべき時を知っているのはもっと大事である」という意味があります。
この「沈黙は金」と同じような意味合いの諺は、日本にもあります。
それがこちらです。
「言わぬは言うに勝る」
「口に出してはっきり言うよりも沈黙することで、より想いを伝えられる」という意味の諺です。
他にも、よく知られている諺として、次のようなものがあります。
「口は災いの元」
これは、もうご存知ですよね。
「不用意な発言は自分自身に災いを招く結果になるから、言葉は十分に慎むべきだ」という戒めの意味がある諺です。
歴史的にみても、不用意な発言をしてしまったが為に、信頼失墜したという政治家や経営者が多くいます。
ビジネスを進めていく中で、経営者は間違いなく発言力が強くなっていきます。
一言でいうと「影響力」です。
それまでは、冗談で済まされていたものが、やがて冗談では済まされなくなる時期が訪れます。
最近では「セクハラ」や「パワハラ」という言葉がある通り、女性差別的な発言をしてすべての女性社員を敵にしてしまった社長、不用意な発言を部下にして訴えられた社長、など、枚挙にいとまがありません。
このようなことが起きるのは、自分自身が持つ「影響力」に対する自覚が無いことが原因です。
事業の成長とともに、経営者自身も成長していくことが大切です。
立場が変われば人変わると言いますが、良い意味で変わっていくことが求められます。
経営者である責任感、そして「影響力」というものを自覚していくことです。
「沈黙は金」という言葉は、経営者だからこそ、肝に銘じておきたい言葉です。
それでは本日のお話は以上です。
ありがとうございました。
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