その笑顔の裏側を読める人
霊視×経営コンサルティングの桜賀和愛美です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。
今回のテーマは
「その笑顔の裏側を読める人」です。
勝ち組
負け組
ちょっと前からある言葉で、私はすぐに消える言葉かと思いましたが、
中々しぶとく残っていますね。
私が小学生の頃、勉強ができる子やたくさんの知識を持っている子、キラキラしていて愛されている子は、根本的に自分とは何かが違うのだろうと思っていました。
両親には“そんなに勉強をしなくていい”となぜか言われていたので、重要じゃないと思っていました。
しかし、近所の幼馴染は勉強を幼稚園の頃からしているようで、彼女の家に遊びに行くとチャレンジだとか、そういった勉強の道具がたくさんあり、彼女は小学生低学年でかなりの時間を勉強に費やしているようでした。
(もちろん健全な範囲です)なので、不思議に思って聞きました。
「なんでこんなに勉強するの?」
と私は聞いてみました。
「勉強してないの?あんた、この先苦労するよ?」
親の受け売りなのでしょう。おませが可愛い彼女は自信満々に言っていました。
一体何に苦労するのかわからなかった私なのですが、その時の彼女が輝いていたのは何となく感じ取りました。
中学生になったらそれがさらに顕著になり、部活に勉強に、皆両立しており、
「なんでそんな器用なことをしているのだろうか?」と、軽く考えていました。
ところが、高校受験というものがちらつきだした時、私は初めて事の重大さに氣がつきます。
「え?テストを受からないと学校に入れないの?」
「それに向けて皆勉強してたの?」
全然知りませんでした。
頭から冷や水を被ったかのように戦慄しました。
これは本当にマズい。
中学2年の冬。
私は親に「塾に行かせて欲しい」と、頼みました。
頼み事は水泳の習い事以来、初めてでした。(水泳は復讐(笑)のために習いだしたのですがそれはまた別の話し)
とんでもなく驚かれましたが、珍しい頼み事だったという事もあり、家にお金が無い中通わせてもらいました。
そこからもう、病氣か?と思うほど必死で勉強しました。
長いと13時間ぐらい机に向かってテキストを勉強していました。
何しろ私の学力と言ったら北辰でビリから良くて10位以内。
算数は手で計算していました。
人より数倍勉強しなければ、テストどころの話しではありません。
そんなこんなで、私は北辰ビリの方から順位を上げて、偏差値を58にまで持ってくることができました。
国語だけだと70強ぐらいになり、高校も余裕をもって入ることができました。
勉強癖がつくと、勉強ができるようになります。
高校の成績もかなり良く、クラスで1位、学年で17位という成績を収めたこともあります。
しかし、本題はここからで、
成績がいいと「教えてくれ」「ノートを写させてくれ」と、氣軽に言ってくる人間がチラホラいます。
私はそれを見てやっとわかりました。
『自分もやっていた…』
『テスト前になると氣軽に教えてくれ、ノートを見せてくれと言っていた』
当時私は家に入れるお金と、自分の携帯代諸々を稼ぐためにバイトもしてる合間に、勉強をしていました。
高校以前の私は、今教えてくれ、ノートを見せてくれと言っている側でした。
私に快くノートを見せてくれた人、教えてくれた人もいました。
しかし、中にはすごく嫌そうな顔をして
「授業ちゃんと受けてればそんな事にはならない」
「毎回見せて、見せてって言うけど、ちゃんとやってよ!」
と、ハッキリ言う子もいました。そして、二度とノートを見せてくれませんでした。
彼、彼女たちは、毎日ちゃんと自分の血肉になるよう、授業中も、家に帰っても、もしくは通学中ですら、部活をしっかりやりながら、努力をし続けてました。
そんな彼らは、休み時間や昼休憩には思い切り遊んでいましたし、私は彼らの家の様子も通学中のことも知らないので、彼らを出来がいい人なのだと思っていました。家で勉強するという事が分からなかったのもあります(笑)
テスト前なんてノートは必要です。
それを氣軽に貸して、見せてなんて虫が良すぎます。むしろ、虫です。私は虫でした。
やっと私は心の中で懺悔しました。
人の時間を奪い、努力というものに土足で上がった行いを。
=
これは学生の時の話しですが、大人になっても同じだと思います。
成功している、ということは、
きらびやかな表の世界の裏に、
たくさんの血のにじむような努力をしているという事。
たくさんの涙を流したという事。
たくさんの憤ったことがあったという事。
くじけそうな事、もうほとんど折れているような状態でも、
あきらめず毎日、愚直に何年も続けてきた、という事です。
勝ち組
負け組
そんなうわべだけの言葉で片づけて欲しくない…。
そんな簡単な分け方をして欲しくない…。
羨ましい(けど自分は…)
欲しい(自分には無い…)
あいつは運がいい(それに比べて自分は運が悪い…)
あいつばっかり(自分にはそういう事は起こらないのに!)
相対の世界(他人との比較)=地獄です。
その人の笑顔の裏にある努力を読む「想像力」
それは小さなことでも努力した者だけが真に理解できる事。
もちろん、今からでも遅くはありません。
ベビーステップで、小さなことから徐々に始めればスタートしたことになります。
知らなかったのなら、ただ知ればいいだけです。焦ることはありません。
失敗はありません。
失敗というものがあるならば、しいて言えば課題をそのままにしておくことが失敗です。
笑顔の裏を読み、人をリスペクトする事によって、
あなたの運が開けていきます。
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