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1000日分の7稲垣吾郎。社交辞令は許さない

昨日ご紹介した、稲垣吾郎さんも出演している映画『海辺の映画館-キネマの玉手箱』。
この映画に出演することになったのは、吾郎さんがホスト役を務めていた深夜のテレビ番組『ゴロウ・デラックス』がきっかけです。

こちらの番組は、毎回<課題図書>と称して1冊の本を取り上げ、作者をお招きして制作の背景や作者自身の思いを掘り下げていくというもの。
吾郎さんご本人も、一緒にMCを務めるTBSアナウンサーの外山惠理(とやまえり)さんも、紹介する課題図書を必ず1冊全部読み切って作者を迎えるので、「普段はテレビ番組の出演オファーは断るけれど、この番組なら出たいと思った」と公言する作家さんも多い番組です。

つまり裏を返せば、そういう番組も多い、ということなのでしょう。

残念ながら、2019年3月29日をもって番組は終了となりましたが、作家さんとの交流は続き、現在は月に一度のAbemaTV「ななにー」の中で、『インテリゴロウ』(すごい名前のコーナーだ(笑))というコーナーとして、作家さんを迎えてのトークを楽しむことができます。

そして、2018年にこの『ゴロウデラックス(=通称ゴロデラ)』に出演された大林宣彦監督。その際に、
「吾郎ちゃん、僕の映画に出てよ」
「えー!嬉しい!もちろんですよ!」
と公開オファーがあり、それが実現したのが、現在上映中の『海辺の映画館―キネマの玉手箱』なのです。

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映画好きでも知られる吾郎さんは、今現在もマガジンハウスの雑誌『anan』で「シネマナビ!」という連載を持っているのですが、2017年12月20日号で、大林監督の作品『花筐/HANAGATAMI(はながたみ)』を取り上げて絶賛。
こちらの連載ページを大林監督も読んでくださったらしく、お互いが「嬉しいなぁ…」と本当に楽しそうに見つめ合っていて、こちらまで幸せな気分になりました…

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そういえば、今回の映画にも出演された満島真之介さんも、大林監督から突然「君、僕の映画に出てよ?」と声をかけられたとお話されていました。
監督は本当に映画をつくるのが好きで、そこに前置きとか、社交辞令なんて全くないんだろうなぁ…と感じます。

そして余談ですが、私はウッチャンナンチャンの「社交辞令は許さない」というコントが昔から好きでして。
街で偶然会ったウッチャンとナンチャン。何気ない会話の後、
内「じゃあ今度ごはんでも行こうよ」
南「いいねー」
内「じゃあね」
南「・・・・まーーーーーてーーーーーよおおおおお」
内「え?」
南「今度っていつだよーーーーーー」「何時何分にどこでだよーーーーー」と食い下がるというもの。
彼らのコントはシュールなものも多くて、ちょっとニヤニヤちゃいます。

ちなみに、『海辺の映画館』にも南原さんご出演されています。
よかったら探してみてくださいねー。

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