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48:「自分の人生プラン」を再考する


あなたは覚えていますか?
 
「大きくなったら、何になりたい?」
 
小さな頃から両親や親戚に聞かれてきましたよね。
もちろん私も実際に、聞かれてきました。そして、私自身、自分の子供に聞いたことがあります。
 
しかし、この『Think again』(アダム・グラント)という書籍を読むと、この質問が、いかに子供の将来の可能性を狭める可能性があるか、気づき、反省するばかりです。
 
先に、書籍の説明をすると、『Think again』は、タイトルの通り、「発想を変える、思い込みを手放す」という再考(再び考える)の重要性をテーマにしています。
改めて考え直すことは、自分が過去に考えていたことを自己否定するようなもの。
 
そのため躊躇する人も多いかと思います。
私も例外ではありません。
 
人生をより良くするために、そして、常に進化・発展していくためには、再考が重要で、自分の考えを改めて考えること、相手に考え直してもらう方法などが述べられています。興味ある方はぜひ書籍を読んでみてください。
 
話を元に戻しますが、大人になってすぐに就いた職業が最後の職業とは限らないですよね。自分の成長に従って出会う様々なことに影響を受けて、方向や目指すゴールは変わっていくべきだと思っています。
常に、自分の新しい可能性を追い求め、ステップアップすることは重要なはず。
そして、人生のゴールを目指すというよりも、ステップアップしていく人生の過程(プロセス)そのものを楽しむことが大切だと私は思っています。
 
 
一時期、日本でも流行したGRIT/グリット(やり遂げる力)を思い出してみてください。
グリットは、日本語では「根性」、「忍耐力」に置き換えられることもありますが、成功の原動力のように思われているところもあります。
 
しかし、このグリットは、人生プランを再考するという時にはマイナスに働くこともあって、グリットに固執しすぎると自分の次の可能性を見落とすかもしれない。
 
時には自分の考えを手放さなきゃいけない場合もあるのです。
 
私は子供の時に、親に「どんな仕事に就きたいか?」と聞かれ、理由もなく、「医師になりたい!」と言ってから、高校生まで、疑いもせずにずっと医師を目指していました。
 
ところが、以前にnoteで書きましたが、高校生の時に東京の合宿で勉強する機会に恵まれ、世の中には医師以外にもたくさんの仕事があって、私にはいろいろな可能性があることに気づくことができました。私は結局、医師を目指すことを辞めて、東京の大学に進学し、さらに自分の可能性を広げることを目標にしたのです。
それからいろいろな出来事がありましたが、私に合った働き方を模索して、今があると思っています。
何かに固執しすぎると、囚われてしまう。今、振り返ると、高校生の私も、幼いころの自分の言葉に囚われていたかもしれませんね。
 
私自身も今がゴールだと思っていません。常に自分のありたい姿を見直しながら模索することで人生がより楽しくなるはずです。
だからと言って「今の職業を変えましょう」ではありません。レパートリー(選択肢)を増やしておくことが新しい自分への進化を導くだろうという前向きな考え方を心掛けています。何かをこう変えねばならないと思うと、今の自分がダメなような気がしてしますよね。
そうではなく、再考することで、今の自分をさらにより良くするためのオプションを作っておきましょう!というアグレッシブな人生プランの1つなのです。
 
ポイント48:人生プランにはオプションをたくさん用意しておくこと

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