52:壁にぶち当たったときに私が読んだ本
2022年は本当にいろいろありました。
何度も壁にぶち当たり、頭の中でぐるぐる考えた後で、いつも至る想い。
「いつか死ぬんだから、それまでできる限りやってみよう。恥も外聞も、死んだら関係ない。」
私の場合は、「死」を意識すると、いい意味で、すべてがどうでもよくなります。そして、自分の心に、いまの自分にとって大切なもの、優先したいものだけが残ります。その結果、もう一度挑戦したい、という強い気持ちが沸き上がってきました。
だからこそ、今年は、いろんな「死」にまつわる本を読むことで、人生の最期に向けてどのように生きるべきか、を考えることの多い年でした。
1 死ぬことと見つけたり(隆 慶一郎)
死ぬ覚悟を持って生きている人間ほど強いものはない。そして、覚悟を持った人間は、周りを恐れさせる、そんなことを考えさせられた。
そして、作者が亡くなったことで、この本は途中で終わっている。(未完であること自体もとても残念だが、)「人生いつ終わるかわからないからこそ、頑張ろう」そう思い、渦中を突き進んだ。
ちなみに、楽天の三木谷さんも好きな本に挙げていた。
2 無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記(山本 文緒)
ある日突然にがんと診断され、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。私もいざ死ぬとなっても、最期まで事業をやっている気がする。
また、死が目前に迫ると、生が続く人たちと付き合うのが辛くなるという本音も理解できる。突然の訃報が流れるのも、そういう気持ちの表れなのかなと思う。
3 DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ビル・パーキンス)
死というより、死という終着点を意識した時にどのように人生を最大限楽しみながら生きるか、を考えさせられる。
お金に限らず、あらゆることを「貯蓄」ではなく、「投資」として考えると、我慢しない生き方ができるのではないかと思う。
明日死んでもいいと思える心境になるというのはなかなか難しいが、常にその心境に近づけるような生き方をしたいと思う。
おまけ 人生! 逆転図鑑
こんな偉人も大変な時期があったのだから、自分もまだまだいけると思うために読んだ本。(笑)
ただ、何度も勝負し続けるためには、やはり長生きして、人生の時間を稼ぐ必要があると実感。(偉人の多くは、それなりに長寿の方が多い)
壁にぶつかりまくった2022年、多くの方に支えていただきました。支えてくださった方々に感謝です。
来年もよろしくお願いいたします!よいお年をお迎えください。
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