見出し画像

「好きな服を着ればいい」それって簡単?

こんにちは。
人好きファッション好きな、お喋りアロフォー♪駆け出しパーソナルスタイリストのReikoです。

タイトル… 
お洒落が好きな人や、ファッションに困ってない人は、何ら違和感のない言葉かもしれない。

でも、めちゃくちゃ違和感を感じる人も沢山居るんです。

前回の投稿で少し触れた”服装心理学"
洋服に対しての思考は、人の心理によって大きく異なります。

*「好きな服着ればいいじゃん」と言える人
*好きな服がわかれば苦労しない
* ファッションは難しい?
*パーソナルスタイリストって?


*「好きな服着ればいいじゃん」と言える人

私は、アパレル販売員の経験もあり自他共に認めるファッション好きです。
好きだからこそ、色々な着こなしをしてみたり失敗しながら、自然と私の中でのファッションを自分で蓄積してきました。

私に限らずファッション業界に携わっている人や、お洒落をするのは好きだ!と言える人は洋服を着ることは自己実現の一つ。
または、第三者に見られて"素敵"と思われたい、承認欲求から洋服を選んでいる人もいます。

欲しいものが次から次へと出る人からすると、朝から洋服を脱いだり着たり……
”何を着たらいいかわからない”と迷う人の気持ちが、そもそもわからない。

*好きな服がわかれば苦労しない

世の中には、ファッションについて今まで気にすることがなかった方や、そこまでのエネルギーを注いで来なかった人だって勿論いるわけです。
ただ洋服は着なきゃいけない。そう、毎日。

なので、興味がなくても何かしらは洋服を手に取り、上下を組み合わせて着ているのです。
いわゆる、人に見られる事を前提に洋服を着るのではなくて、外に出るためには洋服は着なきゃいけないから。
はたまた、お洒落がしたいというよりは”会社や学校で浮きたくない”という理由でTPOにに合わせて洋服を着ている人もいます。

*ファッションは難しい?!

ファッションには教科書はないので、どのトップスにどのパンツを合わせたら成功なのか誰も教えてくれない。
そもそも自分の「好き」がわからない…いや何となく好きなテイストが分かってたとしてもそれが自分に似合うか解らない…という人も少なくないでしょう。

”ファッション=難しい”に変換されてしまっている。

だからと言って、前者=ファッション強者じゃないと最近つくづく思います。

自己実現や承認欲求の為にファッションを取り入れたい人にとっては、デザインが凝った物が多く選択肢が沢山あるに越したことはない。

だけど、ファッション業界は一般のリアルクローズを置いてきぼりにしている傾向にあるのだと、最近知りました。
はい!先生の受け売りです。苦笑

でも、言われて見ればそうかもと感じることも多々あり、同じような洋服をどこのブランドも取り扱っていてかなり偏っているし、似合うに特化しつつある?

あとは、専門用語が多くて雑誌読んでても??てなることよくある…

幅広い層に人気な某ファストファッションブランドが、売上を伸ばしているのはそこに理由があるようです。
誰しもが手に取りやすく、機能性をしっかりと説明してくれているんですもん。

コロナの影響より前から、アパレル業界は少しずつ衰退していたようです。
で、このコロナ・・・涙

これから、どんどんブランドが無くなって行かないように、消費者側もアパレル側も変わって行く必要があるのかな。

*パーソナルスタイリストって?

さて、わたしが身を転じたパーソナルスタイリストとは一般個人の人に向けてファッションアドバイスをする職業です。

私は、パーソナルカラー診断・顔パーツ診断・体型診断・服装心理診断の4つの診断技術を持っています。
そのうちの服装心理診断では、上でお話したような服装に対しての人の心理を知る方法です。

人の心理は大きく分けて5つです。

●規律性 : 自分のこだわりや「マイルール」がある
●合理性 : 効率性・機能性・コスパを気にする
●愛着性 : 人にも物にも愛着があり情に厚い
●独創性 : オンリーワンにこだわり、好奇心旺盛
●一般性 : TPOを重視し、人に合わせる傾向

独創性が高い方は、自己欲求でファッションを捉える傾向にあり自分の好きなものがわかっている人達です。
アパレル業界など、元々ファッションが好きな人は独創性が高く出ることが多いようです。

その逆で一般性が高い資質の方は、人からどう見られているのか、周りに馴染んでいるかを重要視する傾向にあります。

なので、「自分が好きな洋服を着ればいい」と言われてもわからないわけです。
だからと言って、独創性が高い人が優れていて一番いい、というわけではにないんですよ。
どんな欲求でファッションを捉えていても良いと、私は心から思います。
似合うも大事だが、好きも大事、機能性も大事に思っていい。

その人その人にとって一番心地よい、ファッションとの付き合い方があるはず。
そんなお手伝いをしていきたい、そしてファッション業界を微力ながら盛り上げて行きたいな♪なんて思うのです。

※体型診断と顔パーツ診断は(株)フォースタイルの、服装心理診断は(社)日本服装心理学協会の著作物です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?